今回の記事は黒ナンバーの軽バンのリース審査についてです。
当店のお客様には、黒ナンバーで配達をしている方が、多数おられます。
私のお店には、黒ナンバーのお客様が何人もおられます
そのお客様の中にはリース車を使っている方もおられます。
さて、今回の記事では黒ナンバーの軽貨物が必要だけど、審査に自信がないという方のためのものです。
ただ、結論ですが、「審査がないリース」は、基本的にはありません。信販会社を通すかどうかは別にして、最低でも自社審査は存在します。
ただ、間違いなくいえるのは、大手のリース会社のように、信販会社を通すリース審査よりも、自社リースのほうが通過率は上がります。
今回は、大手のリース会社よりも審査が通りやすく、黒ナンバーなど軽貨物を専門に扱っている会社を紹介します。
既に、他社で審査に落ちたとか、審査に自信のないかたは、下記でご紹介の会社から選べば問題ないででしょう。
なお、私の黒ナンバー用の車両のリースであれば、下記の3社がおすすめです。
特に、どれか迷う場合には、K-VANであれば、審査や優しく料金も控え目なので、どれから審査を挑戦するかを検討するなら、K-VANがおすすめです。
大手のリース会社を希望するならニコノリがおすすめです。先に仮審査から入って、黒ナンバー(事業用)を選択することで、おすすめ車両を提案してもらえます。
会社名 | HP | 特徴など |
K-VAN | 低価格| K-VAN リース | 審査が優しい 料金が安い |
箱バンcom | 箱バン.com | 料金が安い サービスが充実 |
ニコノリ | 定額ニコノリパック
| ・審査する信販会社が複数ある ・仮審査で黒ナンバー(事業用)の選択肢がある(※仮審査で黒ナンバー、事業用を選択することで、おすすめ車両を提案してもらえる) |
(画像引用:K-VAN)
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K-VANのポイントはこちらです。
審査に不安がある方に、最初に検討してほしいサービスが、こちらのK-VANです。
料金もベーシックとプレミアムの2つのため、あれこれ考える必要もなく、ざっくりと選ぶことができます。
納車も全国対応しているため、どこに住んでいてもリース契約が可能です。
K-VANの運営会社のエニキャリは、配送事業もおこなっているため、配送側にたったノウハウもたくさんもっています。
そのメリットを生かして、サービス利用者に寄り添ったサポートが可能です。
黒ナンバーのリースで審査がない会社はある?
黒ナンバーのリースで、審査がない会社ってそもそもあるのでしょうか?
結論ですが、基本的には審査がない会社はないと考えたほうがいいです。
最低でも自社審査はあるってことだよね?
そうだね。信販会社でおいても、自社リースなら審査基準が低くて、通る場合はあるよ。でも、自社審査自体もないってのは、まずないよね
ただ、信販会社の審査を通さず、自社の審査にして、きわめて審査が通りやすいようにしている会社はあります。
そのような会社であれば、一般的にブラックリストと言われている人も、審査に通ることはよくあります。
この基本を知ったうえで、自社リースやローンをしている会社を探す必要があります。
ちなみに、どんな会社でも審査があるというのは、黒ナンバーに限らず、通常のナンバーでも同じです。
まったく審査がないってのはありえないよね。ただ、ハードルがきわめて低い会社はあるよね
黒ナンバーとは? 配達に利用するナンバー
この記事を読んでいる方は、既に黒ナンバーはご存じだとは思います。
ただ、これから配達の仕事をするので、はじめて黒ナンバーを考えている人もいるかと思うので、少しだけ触れておきます。
黒ナンバーとは、軽バンでナンバープレートが黒のナンバーをつけているのをいいます。
個人事業主であれば、運輸支局で事業届け出をしたうえで連絡票を発行してもらい、軽自動車の検査協会でナンバーを発行してもらう流れになります。
運輸支局での事業の届け出については、こちらをご覧ください。
最近はAmazonの配達を含む、配達業界は拡大しています。人手不足が大変な業界ですが、配達の車は増えています。
配達の仕事は増えていますが、どんな車で配達してもいいわけではなく、許可をとった黒ナンバーでないといけないというルールがあるわけです。
私の会社は整備工場も兼ねていますが、黒ナンバーの軽貨物が車検で入ってきます。
通常、車検の間は、代車をお出しするのですが、黒ナンバーに関しては、出すことができません。
理由は、普通ナンバーでは配達事業に使ってはいけないからです。
日本では、このように様々な法律、ルールの中で動いていることを知っておく必要があります。
黒ナンバーのリース審査が落ちる人の特徴 6選
配達で仕事をすることを決めたのに、車の審査が落ちて所有できない。
結果的に仕事を始めることができない。
こんな苦しい思いを持っている人は、少なからずいると思います。
リース会社は審査基準を公開していません。ですが、信用情報機関にお金に関する事故情報が記録されている場合には、慎重になるのは間違いありません。
これ以外に、どういった事が審査基準なのか、絶対的な回答は誰にもできませんが、少なからず、概ねの回答はあるので、解説していきます。
大きくは6つのポイントがあります。
収入が低い 安定していない
収入が低いというのは一つのネックになります。
リース期間中、リース会社にリース料金を支払う必要があります。なので、支払い能力があるのかの判断が必要です。
リース料金の額にもよりますが、その額を支払い続ける能力がないと、リース会社が判断した場合には、当然却下されます。
支払い能力があるかないかの判断は、公表されてないため、詳細はわかりません。
ただ、アルバイトだからダメとか、年金だからダメとかはないようです。
実際に、私が担当したお客様を見ていると、年金受給者の方でもリース審査は通っています。
むしろ、通りやすい印象です。
収入が安定しているという見方をされているのかもしれません。
正社員でない
上で説明したことと、少し矛盾が生じるかもしれませんが、アルバイトなど収入が不安定よりは、正社員のほうが通りやすい傾向があります。
私の感覚だと、アルバイトだからダメとか、年金受給者だからダメという印象は小さいです。
ただ、それは、たまたまリース料金が、生活に見合ったレベルだったからかもしれません。
もし、高額なリース料金になると話は違う可能性もあります。
身の丈を越えるようなリース料金にばれば、収入が安定しない働き方の場合は不利になる可能性があります。
勤続年数が短い
勤続年数が長いのは、有利に働きます。
リースに限らずローンにおいても、勤続年数の記入欄があります。
勤続年数が長いほど、収入が安定しているし、今後も安定する可能性があるからです。
逆にいうと、勤続年数が極端に短い場合には、審査においてプラスに働くのか、マイナスに働くのかを考えると、少なくともプラスにはなりません。
他社で借入が多い
他社からの借り入れが多すぎると、それもネックになる可能性があります。
支払い能力を見る時に、借り入れが多いと、当然難しくなる可能性があるからです。
オートローンは、総量規制の影響をうけないとはいえ、支払い能力に影響を与えると思われます。
ブラックリストに載っている
ブラックリストに記録がある場合も、審査に影響がでます。
ただし、ブラックリストについて、正しく認識できていない事がほとんどです。
ブラックリストと聞くと、漠然と、何か裏情報に登録されているとか、怖いイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
実際は、そうではなく自分で確認できる、信用情報機関の記録になります。
ブラックリストは、この世に存在する信用情報機関の記録のことなんだ
いくつかの信用情報機関が存在します。そこには、借金(ローン)の債務履歴や滞納履歴を含む、お金に関する事故情報の記録が登録されています。
その記録こそが、いわゆるブラックリストと言うものです。
自分でも確認できる情報なので、漠然と恐れる心配はありません。
ちなみに、ブラックリストについてと、ブラックリストに記録されていても審査に通る、オートローンについては、下記の記事でかいていますので、合わせてお読みください。
保証人を立てれない
審査に出すと、保証人を立てれればOKとなるケースは意外とあります。
ですが、保証人を立てることができない事によって、契約を見送るということがあります。
実際に、私の対応してきたお客様の中にもいました。
保証人を立てれない。苦労して立てて、再審査したけど、その保証人もダメだったという事もあります。
逆のパターンもあります。
保証人になる人が、自分は絶対に通らないと言っていた人が、OKだったケースもあります。
その人自信が一番驚いていました。
せっかく審査して、保証人がいればOKなケースなので、立てれないことによって、契約できないことほど、残念なことはありません。
黒ナンバーのリース審査に落ちた時の対処法
黒ナンバーの審査に落ちてしまっても、まずは焦らずに落ち着きましょう。
どうしても、通りたいという場合は、下記のように、いくつかの方法を試してみましょう。
ただし、以下の方法は、即解決につながるものばかりではありません。
急を急ぐ場合には、審査がやさしいリース会社、もしくは、ブラックリストでも通りやすい、オートローンに切り替えて対応しましょう。
審査が比較的やさしいリース会社と、ブラックリストでも通りやすいオートローンの会社は、このあと紹介します。
信用情報を開示申請して対応を検討する
審査に落ちたけど、身に覚えのないこともあります。
実際、私はカーリースではないですが、ビジネスカードの作成で、審査に落ちたことがあります。
まったく身に覚えがなく、信用情報を取り寄せたことがあります。
こんなに、簡単に情報が取り寄せれるのかと驚いた記憶があります。
客観的に、どういった情報が記録されているのかが確認できれば、対処法も見つかります。
たとえば、携帯電話の支払いが残高不足で遅延したことでも、情報には記録されます。
ただ、一定の期間で記録は消えます。
事故情報の種類によって、記録の保持期間が違います。些細なことであれば、数か月から半年で消えることは、よくあるので、そのあとに審査をすれば、通ることもあります。
実際に、私はその後、ビジネスカードの審査に通りました。
信販会社の違うリース会社に変更して再審査をする
リース会社は探せばたくさんあります。
ある程度名前の通っているリース会社を、ざっとピックアップするだけでも、20社はこえます。
ですが、実際はそのリース会社が審査をする時は、提携している信販会社を通します。
例えば、ジャックスや、オリコなどは有名です。
リース会社によっては、信販会社はオリコだけという会社もあります。
なので、A社というリース会社で審査に落ちたとします。そのA社はオリコで審査をしている場合、同じオリコと提携しているB社で審査をしても、同じ結果になります。
なので、少しずらしてみて、ジャックスと提携しているC社というリース会社で審査にかけます。
稀に、この方法で審査に通ることがあります。
ちなみに、私の会社では複数社のリース会社と提携しています。
なので、一つの会社で審査に落ちた場合には、別の会社で審査にかけることがあります。
頻度は多いわけではないですが、稀に、これで審査に通ることがあります。
ブラックリストでも審査が通りやすいオートローンに切り替える
リース会社は、現状ではほとんどは大手のみです。
ですが、オートローンの場合は、自社ローンという形式で、中小企業も取り組みをしている会社があります。
自社ローンになると、審査基準が独自の設定のため、たとえブラックリストに記録がある状態の人でも、審査に通る場合があります。
どうしても、仕事のために黒ナンバーの車が必要という場合には、最後の手段として検討の価値はあります。
黒ナンバー リース審査なし? 通りやすい おすすめ3選
審査に通りやすく、黒ナンバー車をリースできるおすすめのリース会社を紹介します。
冒頭でご説明したように、審査なしのリース会社はありません。
少なくとも自社審査はあります。ただ、きわめて通りやすい会社が存在するのも事実です。
審査は、実際の結果は、かけてみないと分かりません。
こういった事情も合わせて、サービス充実の黒ナンバー用のリース会社と、審査に通りやすい会社に分けて解説します。
大手のリース会社でも、軽バンを扱っている会社はありますが、私の個人的意見では、黒ナンバーや軽貨物を専門にしている会社のほうが、事情が通じるので、メリットが大きいと思っています。
それぞれの会社の特徴を理解し、自分に合ったリース会社を選びましょう。
K-VAN(審査がやさしい+料金もお手軽)
(画像引用:K-VAN)
▼K-VANの公式ページはこちら▼
K-VANのポイントはこちらです。
審査に不安がある方に、最初に検討してほしいサービスが、こちらのK-VANです。
料金もベーシックとプレミアムの2つのため、あれこれ考える必要もなく、ざっくりと選ぶことができます。
納車も全国対応しているため、どこに住んでいてもリース契約が可能です。
K-VANの運営会社のエニキャリは、配送事業もおこなっているため、配送側にたったノウハウもたくさんもっています。
そのメリットを生かして、サービス利用者に寄り添ったサポートが可能です。
箱バンcom(料金+サービスが充実)
(画像引用:箱バンcom)
▼箱バンcomの公式ページはこちら▼
箱バンcomは、事業用の仕事用の軽貨物の提供を専門にしているリース会社です。
仕事用の軽貨物を専門にしているので、黒ナンバーの取得手続きもしてくれます。
箱バンcomのポイントは以下です。
箱バンcomはサービス内容としては、おすすめのリース会社です。
料金を見る限りでは、私の肌感覚では割安の値段であると感じます。
私も同じ車両で見積もりを作っていますので、任意保険も込みのうえで、この安さで試算できるのは、かなり仕入れが安いのか、大量入荷しているのか、何か特別なルートがあるのだろうと予測ます。
リース期間中、事故で保険利用しても、保険料は高くなりません。
リース料金が安定して額が変わらないことになるので、配達で事業利用している方にとっては、かなりお得なサービスといえます。
ニコノリ(ニコニコカーリース)
(画像引用:ニコノリ公式ページ)
月額リース料 | 5,500円~ |
料金に含まれているもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検代、自賠責保険、重量税、 オイル交換、新車6ヵ月点検 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | オプションとして込みにすることは可能 |
その他メンテナンス | ライトプラン、バリュープランあり。 |
走行距離制限 | 個別相談にて設定 |
途中解約について | できない。やむを得ない場合に限り相談の上。違約金が発生する |
▼ニコノリの公式HP▼
ニコノリはバンランスがとれて初心者にやさしいカーリスです。
他社でもやっているサービスのほとんどはもりこまれています。そして説明がわかりやく誤解も生じにくいのが特徴。
格安レンタカーのニコニコレンタカーで知名度もあり、女性客も多いのが特徴。
低価格の5,500円からのカーリースが準備されています。
なお、車種が豊富で軽貨物も扱っております。
新車の納期が短いのも魅力です。新車はどうしても納期が出てくるので急ぎの人にとってはぴったりです。
あれこれと迷ってしまう人は、ニコニコカーリースで見積もりを取ってみたらいいでしょう。
なおニコノリのメリット・デメリットなど、もっと詳細を知りたい方は、こちらも合わせてお読みください。
▼ニコノリのメリット・デメリット▼
黒ナンバーリースのメリットとデメリット
黒ナンバーの軽貨物車両のリースには、当然メリットとデメリットがあります。
私のお客様にも、リースで仕事している人とそうでない人が、いるよ
リースで配送の仕事をしている人は、経費面での利点を考えてしている人が多い印象です。
メリット
- 初期費用がかからない: リースの最大のメリットは、初期費用がかからないことです。仕事で車を使う人にとっては、お金のやりくりは重要です。初期費用をおさえたい人にとっては、リースで初期費用がかからないのは、大きなメリットといえるでしょう。
- 車両経費が安定する:リースは自動車税も含めて、メンテナンス費用も込みにできます。任意保険さえも込みにできます。定額の中に、全ての費用を込みにできるので、車両経費を毎月定額に設定できるので、計算しやすくなります。
- 税制上のメリット: リース料金は、購入の減価償却とは違い、毎月全てを経費計上できるため、節税効果が見込めます。
デメリット
- 極論は自分の車ではない: リースは所有権がリース会社のため、極論としては自分の車ではありません。最後はリース会社に返却が前提となります。返却が前提のため、改造やカスタムの範囲が限定される場合があります。自由に改造したい人にとっては、デメリットになるでしょう。ですが、実際は、仕事の車の場合は、そこまでカスタムする必要もないことがほとんどです。ちなみに、残価を支払うことで、自分の車にすることも可能な場合が、ほとんどです。
- 総費用が高くなる可能性: リースは、ローンと違い金利はありません。ですが、金利の代わりになる手数料をリース会社に支払うことになります。手数料の分だけ、一括購入に比べると、総額での支払いは大きくなります。
ブラックリストに強いオートローンも検討する
リース審査に通らない場合、審査が通りやすいブラックリストに強いオートローンの検討も一つの方法です。
一つの選択肢だけど、リース以外としては自社審査をもっているオートローンも一つの選択だよ
どんな会社がある?
自社審査は、車屋にとってはリスクのあるビジネスです。
積み上げてきたノウハウが必要です。
自分の住んでいる家の周りで、すぐに見つかるというものでもありません。
ここでは、2社オートローンを紹介してみます。
ぜひ、オートローンも一つの選択肢としてご検討ください。
ブラックリストに強いオートローン くるまカエル君
(画像引用:くるまカエル君)
▼公式HPはこちら▼
くるまカエル君は、オートローンです。
車のセレクトから、お店のスタッフと相談しながらすすめます。
自分の予算で、そもそも審査が通るか。自分の予算の範囲でのおすすめの車両を相談する流れになります。
軽貨物も可能であるかから始まり、スタートから相談できるところはメリットではないでしょうか。
オトロン
(画像引用:オトロン)
▼オトロンの公式ページはこちら▼
オトロンは、カーリースではなく中古車オートローンです。
審査通過率が、なんと95%となっています。
900台以上の中古車在庫をもっているオトロンは、自社審査をしています。
個人事業主など自営業者や、ブラックリストにのっている人も、審査に通過しています。
審査通過率が高いのが特徴です。
カーリースやオートローンで審査落ちしている人は、オトロンで再審査してみる価値は、十分にあります。
黒ナンバーでリース審査なし まとめ
黒ナンバーのリース審査なし会社について解説してきました。
結論としては、最低でも自社審査は、どんな会社でもあります。
例えば、免許証は確認させてくださいとか。まったく、ノースルーで契約完了はありません。
ただ、きわめて審査通過率が高いという会社は紹介します。
今回の記事は、審査の通過率が高い会社。もしくは通りやすいととうたっている会社を紹介しました。
私の個人的な見解としては、大手で軽バンを扱っている会社よりも、軽貨物や黒ナンバーを専門に扱っているリース会社のほうが、事情も通じやすくおすすめと考えます。
勘所を理解してのサービスを提供している可能性が高いからです。
ぜひ、今回の記事を参考に、リース車両を得てお仕事がはげめるようになることを、願っています。
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