ドアバイザーのトラブルって時々あります。
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中古車を買ったんだけど、ドアバイザーがついてなかったの。不良品じゃない?
バイザーはオプションだから不良品ではないよ。でも車屋さんも説明すべきだよね
中古車を購入した人が、ドアバイザーがついてない事に気づいて、クレームになるというパターンです。
実は僕も車屋人生で1度だけ体験があります。
ちょうど仕事に慣れ始めた頃に、店の中古車を試乗までしてもらったうえで販売しました。
ですがこの中古車がドアバイザーがついていませんでした。
納車後数日してお客様から電話があり、窓を開けたらドアポケットのあたりが、雨でびしょびしょになったよ!ってクレームです。
お客様としては、ドアバイザーがついてるのは当たり前と思っていたようです。
私と同じ。普通ついてると思うよ
そうだよね。僕も反省しているよ
今回はドアバイザーを付けた時と、付けなかった時の後悔について解説します。
なお、ドアバイザーも含む車のオプションやカスタム用品については、こちらの記事でおすすめショップを紹介しています。
今回の記事はこういった方におすすめです。
ドアバイザーってどんなもの?
ドアバイザーってどんなものかの解説です。
運転席や助手席の窓、後部座席の窓の上のあたりにプラスチック製の雨除けのようなのがついています。それがドアバイザーです。
ドアバイザーのことを、サイドバイザーということもあります。
車を販売しながら感じるのですが、ドアバイザーは車に標準装備されている思っているお客様が多いです。
しかし実は、新車の見積もりを取ると分かるのですが、ドアバイザーはオプションになっています。
車業界では足元のマットと合わせて「マット・バイザー」といいますが、どちらもオプション扱いです。
なので新車を購入する時には、ドアバイザー分は追加料金になります。
新車購入時に、少しでも安くしたいと思う人は、このドアバイザーを見積もりからはずしたりします。
当然付いてると思ってたけど、安くなるって言われると考えちゃうよね。
メリット・デメリットを知ってからのほうがいいから説明するね
それではドアバイザーのメリット、デメリットをみていきます。
ドアバイザーを付けた時と付けなかった時の後悔
ドアバイザーを付ける付けないの後悔をみていきます。
そのためには、メリットとデメリットをみる必要がるので、それぞれ確認していきます。
メリット4選
ドアバイザーを付けるメリットは以下になります。
デメリット4選
デメリットは以下になります。
付けた時と付かない時の、それぞれの後悔
メリット、デメリットをみてきました。
ドアバイザーを付けた時の後悔の一つはコスト。
そして見た目や音に関することがメインです。直接的に乗っている人に実害がありそうなものではなさそうです。
それに対して、付けなかった時の後悔は、雨で濡れるや車内の換気ができないなど、実害に直結しそうなものである事がわかります。
事実、僕のお客様も濡れるという事態に遭遇しています。
コストだけを理由に判断すると後悔するかも
ドアバイザーの値段の相場は、車の大きさにもよりますが9,000円前後~30,000円弱とかが相場になります。
軽自動車や普通車なら9,000円~25,000円で十分だと思います。
ほとんどの場合は、新車の見積もり依頼をすると、マットとバイザーはお店側が見積もりにオプションとして込みにした状態で作成してきます。
なぜかというと、お客さまの大半が、マットとバイザーは必要だよねと判断されるからです。
中古車でバイザーがついてない車は、新車時に安くしようと思ったか、法人所有の車かのどちらかです。
法人の車だと、コストカットを優先してつけてないのをよく見ます。
しかしドアバイザーをつけなかったために起きるデメリットの部分を理解していないと、あとで後悔する事になります。雨で濡れるや、換気ができないなど実害的な面があるからです。
デメリットやメリットを理解したうえで、付けないなら問題ないですが、少し安くするためにだけでの安易な判断は辞めたほうがいいです。
僕もオークションから中古車を仕入れてきた車が、ドアバイザーがついてない場合には、メリットデメリットをお客様に説明した上で、判断するようにしています。
ドアバイザーは後から取り付けや取り外しは可能?
ドアバイザーは後から取り付け、取り外しは可能です。
僕も自分のお店で取り付けや、交換を何度かしています。
純正や社外品など選択肢はありますが、僕は純正を使うことが多いです。
理由はお客様に納車するお車を扱っているからです。
昔は汎用品(社外品)だとピタッと合わないこともあり、よく見るとバイザーの付け根のあたりが荒い取り付けになっている事があったといわれています。
ただ、最近は汎用品(社外品)でも、昔ほど雑ではないと聞いています。
私のようにお客様のお車ではなく、あくまで自分の車にドアバイザーをつけるのであれば、DYDで自分で汎用品(社外品)で取り付けも一つの方法です。
そうか。あとから取り付けっていう方法もあるんだ
どうしても迷う場合は、それも一つの方法だね。器用は人なら自分で取り付けも可能だよ
汎用品(社外品)のドアバイザーの探し方ですが、Amazonで検索すればたくさん出てきます。
意外と思われるかもしれませんが、車屋さんで社外品を扱う場合は、ネット通販から仕入れることが多いです。
純正になれば、業者を通しての仕入れになりますが、汎用品(社外)なのでネット通販で十分です。
下記のリンクがAmazonのドアバイザーカテゴリーになっていますが、「ドアバイザー」と、車の型式などを入力して検索すると、自分の車に該当するドアバイザーが出てきます。
(例)ラクティスの型式NCP120なら、検索ボックスに「ラクティス NCP120」と入力して検索
ドアバイザーで後悔しない/車屋からのアドバイス
ドアバイザーで後悔しないためには、メリットとデメリットを理解して判断する事です。
たしかにバイザーをつけない事で、コストカットできますが、そのデメリットも間違いなくあります。
もちろん逆もしかりです。
ただ両方の車を運転した事のある立場からいうと、バイザーが付くことでのデメリットは限定的な気がします。
大半の人にとっては付いていることはメリットになると思います。
確かに洗車ではバイザーが邪魔だなと思うこともありますが、逆に少し窓が開いているのを気づかずに、洗車をした時にはバイザーがあってよかったと思ったことがあります。
一長一短である事は間違いありませんが、そこまでお金に困っていないなら、付けたほうが無難です。
お金は気になってなくて「音」や「洗車の邪魔」を真剣に悩んでいる場合は、いったん付けずに納車して、後日必要になったら付けるのでいいと思います。
この記事を参考に、ぜひみなさんの、こだわりの部分と照らしながら検討してみてください!
ドアバイザーは車買取査定に影響する?おすすめの買取業者
ドアバイザーは査定額に影響するのかを解説します。
結論からいうと、ほとんど影響しません。
僕も査定買取の際に、ドアバイザーをマイナス要素で計算したことはありません。
ただ自分がオークションから車を仕入れる際に、バイザーがついてないと、お客様からの要望でつけることになるので、その分は計算に入れて仕入れます。
しかし、自分が買取する際は、それは査定にはいれません。
ほとんどの業者は同じはずです。
もし車の売却を検討していて、バイザーが査定に影響するのかを悩んでいる方がいれば、それは大きな要素ではないのでご安心ください。
わざわざ、取り付けして査定に出すことも考えていたら、その分が無駄な経費になるので辞めることをおすすめします。
車を高く売却するためには、複数の見積もりを取ることが一番効果的です。
最近はネットでの一括買取査定がありますが、一つのサイトで同時に複数の見積もりがとれたり便利になっています。
車の査定買取を検討されている方は、こちらの記事でおすすめの買取先と、高く買い取りしてもらうためのアドバイスも記載していますので、一緒にお読みください。↓
コメント
ドアバイザーは喫煙していた頃はつけなかったことを後悔しましたが、タバコをやめてからはむしろつけなくて良かったと思いました。
雨の日にまで窓を少しだけ開けてでも換気したい、みたいなシチュエーションはタバコ以外ではただの一度もありません。
むしろ音や空気抵抗等を考えて、真夏のカンカン照りの日(バイザーが全く不要な状況)など以外では常時窓は閉めっぱなしですし。
使い道がない上に査定にも全く影響のないただの重量物を金を払ってつける価値はおそらく喫煙者ぐらい(もしくはそれと同等の匂いや汚れを大気中に出す可能性のある人)にしかないのではと思います。
あとは、買って後悔は純正マットですね。
半額ぐらいでもっといいものが市販で手に入りますので全く不要でした。
純正マットなんてあってもなくても査定は変わりませんし。
ディーラーがお勧めとかで勝手に付けてきてたんで、次回からは注意したいところです。