オートバックスでヘッドライトをLEDに交換を検討している方は多いはずです。
そこで、工賃は気になるところです。
本記事では、私が調べた範囲の情報をご提供できたらと思います。
ただ、オートバックスに限らないことですが、どんな作業でも車種によっても工賃は異なるので、あくまで参考となります。
特に、車体が大きくなれば高くなる傾向がありますし、外車はさらに高くなる傾向があります。そこは前提にしておく必要があります。
なお、先に結論になりますが、オートバックスの公式HPでは、1カ所につき1,650円~と記載されています。
詳細は、この後解説していきます。
なお、せっかくLEDに変えるなら、私のおすすめは日本ライティングのLEDです。
評判、質とも評価できる商品です。それてについても解説していきます。
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日本ライティングのおすすめポイントはこちら。
- カーパーツの製造と販売までしている
- メイン商品は、LEDヘッドライト、HIDバルブ、ドライブレコーダー、ガラスコーティング関係
- LEDヘッドライトは海外製が出回っている中で、唯一の日本製として評価が高い
- 日本製を最大の強みとしており、ディーラーオプションに採用された唯一のメーカーであり、国内有名メーカーにOEM提供していた実績がある。
- ハロゲンバブルの製造から、今日までのライト市場を長年支えてきたメーカー
日本ライティングは、ライト関連の製造にあたって老舗中の老舗といえます。
特に、LEDヘッドライトは中国製など海外製が出回っている中で、唯一の日本製として評価が高いです。
実は、私もお客様の依頼で、値段の安い海外製と思われるLEDを購入したことがあります。あっというまに、数日でダメになり交換しました。
お客さまの依頼とはいえ、実際にそのような経験をすると、日本ライティングの評価が高い意味を実感します。
商品はオンラインでの注文が可能で、15時までの注文で在庫があれば、当日発送になります。
商品に保証制度もあるため安心です。
日本ライティングに関連する記事は、こちらでも書いていますので合わせてお読みください。
オートバックスのLEDヘッドライト交換の工賃

オートバックスでのLEDヘッドライトの交換工賃はどのぐらいでしょうか?
工賃は車種や構造によっても変わります。
なので、基本的な情報になりますが、調べたことを記載します。
情報源はオートバックスのHPからです。

(画像引用:オートバックス)
1カ所につき、税込みで1,650円~となっています。
車種によって異なりますが、一つの参考の相場にはなります。
ちなみに、LEDがユニットと一体型になっている場合には、ユニットごとの交換になるため、かなり高額になります。
実際に、私のお店でもそういった事例はありました。
お店スタッフも驚きですが、お客様もびっくりしていました。
ざっくりと、概ね5~15万円はかかるレベルです。
オートバックスでも、ユニットごとの交換になれば、このぐらいの額は覚悟しておく必要があるでしょう。
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オートバックスフォグランプの工賃
フォグランプのLED化も、車のかっこよさを加速させます。
オートバックスでフォグランプの交換する場合の工賃の目安は、どのぐらいでしょうか。
フォグの交換工賃は、HPからすると8250円~となっています。作業時間は60分~です。
オートバックスで取付工賃を無料にする方法はある?
オートバックスで取付工賃を無料にする方法はあるのでしょうか。
オートバックスに限らないことですが、整備工場がどこで利益を得るのかというと、工賃です。
ですから、工賃が完全に無料になる工場はありません。
ただ、サービスの一環で、一部を無料にするなどのサービスはお店ごとであったりはします。
オートバックスで有名なところでいうと、メンテナスオプションがそれにあたります。
オートバックス会員になり、一定の料金を支払うことで、4つの作業工賃が無料になるサービスです。
期間は1年間です。
ただし、今回の記事のメインテーマである、ヘッドライトをLEDに交換する工賃は、この4項目に入りません。
メンテナスオプションで無料になるのは、下記の4項目です。
- エンジンオイル交換
- オイルフィルター交換
- エアフィルター交換
- ワイパー交換
なお、オートバックスで車検を受けたり、車を購入した場合には、無料で2年間、メンテナンスオプションが付帯します。
作業工賃はどのように決まるのか
そもそも、作業工賃はどのように決まっているのか気になる方もいると思います。
車屋でないと、分からない仕組みですので、参考までに解説したいと思います。
車の作業工賃は、いわゆる技術料です。適当に決まっているわけではなく計算方法があります。
「工賃」の決め方
作業工賃は、基本的にこの2つで構成されています。
- 作業時間(何分・何時間かかるか)
- レバレート(1時間あたりの単価)
例で説明します。
「エンジンオイル交換:0.3時間 × レバレート10,000円」
→ 工賃は 3,000円 になります。
作業内容によって、だいたい、このぐらいの難易度。このぐらいの時間が決まるという目安が決まっています。
よほど特殊な作業でなければ、「時間」に関しては、整備工場によって大きな差はありません。
次にレバレートです。レバレートは、ある程度の基準はありますが、整備工場によって設定は違います。
一般的にディーラーは高い傾向にあります。一般の整備工場のほうがレバレートは安い傾向にあります。
この「レバレート」と「時間」の掛け算で工賃は決まります。
時間とレバレートについては、この後、もう少し詳しく解説します。
作業時間の決め方
作業時間の設定は、メーカーの整備マニュアルや、業界の共通データ(整備指数)を元にしています。
- オイル交換 → 0.3時間(=約18分)
- ブレーキパッド交換 → 0.7時間 など
つまり「プロが正しい手順で作業した場合、何分で終わるか?」を元に時間を算出しています。
なお、身近な資料をつかえば、新車のアクセサリーカタログをみると、作業時間の目安が記載されています。
シエンタのカタログでみてみましょう。

(画像引用:トヨタシエンタ)
リヤスポイラーの値段の横に、(0.8h)と書いているのが分かると思います。これが作業時間に相当します。
このリヤスポイラーの取付は0.8hですから、レバレートが10,000円のお店で作業を依頼すれば、10,000円×0.8h=8,000円となります。
作業時間が同じなら、レバレートが安いお店で作業を依頼したほうが、安くなることになります。
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レバレート(作業単価)って何?
レバレートとは、整備士の作業1時間あたりにかかる料金のことです。
大まかな基準はあれば、整備工場によって、若干の設定は異なります。
🔽 一般的な相場は以下のとおり:
工場の種類 | レバレート(1時間あたり) |
---|---|
ディーラー | 10,000~15,000円 |
民間整備工場 | 6,000~10,000円 |
カー用品店(量販店) | 5,000~8,000円 |
※ 地域・店舗・車種(国産 or 輸入車)によって差があります。
この表は、かなりざっくりとしています。
私の知る限りでは、15,000円はなくもないが、かなり異例な額です。輸入車など特殊な難しい車を扱っている場合には、可能性はあります。
逆に5,000円~6,000円は、昨今の状況では、少ないでしょう。
物価が高騰しているので、作業工賃も上がる傾向にあります。
一番多いレバレートの相場は、8,000円~11,000円ではないかと考えられます。
地域による違いも、これは実感としてあります。私の勤めている会社は、全国に散らばっていますので、地域ごとの情報も入ってきます。
地域差は、あるのは間違いないです。
なぜ店によって工賃が違うか
工賃の差は、以下のような要因で決まります:
- ✔ 整備士の技術力・資格の有無
- ✔ 工場の設備や最新の診断機器の有無
- ✔ 保証やアフターサービスの充実度
- ✔ 人件費や家賃などの経費
つまり、「高い=ぼったくり」ではなく、それだけのサービスや信頼性があるという場合も多いです。
国産・日本工場生産のおすすめLED 日本ライティング

LEDヘッドライトに交換する上で、どこのメーカーのLEDがいいのか、迷うと思います。
海外製のLEDが普及している中で、国産のLEDを希望する方も多いはず。
私もLEDで失敗した経験があるので、LEDにするなら、それなりに評判がよく、出来るなら国産がおすすめです。
国産の中でも、日本工場で生産している「日本ライティング」は、評判もいいので、いい商品だと思っています。
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日本の車検にも対応しているという安心感もあります。
日本ライティングについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
LEDヘッドライトのh4で車検対応の日本製のおすすめは?魅力の日本ライティングを解説します
日本ライティングのLED 評判や口コミは?
信頼と質を優先するなら、日本ライティングのLEDはおすすめです。
特に、高級車であれば日本製を使ったほうがいいです。
日本ライティングであれば、Made in Japanというだけでなく、日本国内の工場で生産しています。
よくあるパターンが、工場は海外というのがありますが、日本ライティングでは日本製という意味での純度が高いです。
さらに、口コミや評判もきわめて良好です。
日本ライティングの口コミと評判については、こちらの記事で詳細を調べていますので、ご確認ください。
日本ライティングのLEDの評判は?暗いは本当なのかを口コミから確認します
日本ライティングのLEDの基本情報と特徴
日本ライティングの特徴をポイントで整理します。
日本ライティングのメリット
LEDライトは、最初は明るくても、10分後に暗くなるなら意味がありません。
または寿命が短い。これも意味がありません。

(画像引用:日本ライティング)
こちらの図は日本ライティングのHPで解説されているものになります。
LEDを評価する時に、値段だけで決めるべきではありません。
いいライトは、素材、放熱性、点灯直後の明るさ、点灯から3分後の明るさ、寿命。この項目が重要になります。
値段と、この項目のバランスを見ないと後悔することになります。
値段が安いからと言って買ってしまうと、「明るさが続かない」「寿命が短い」「配光が悪い」などが見られる場合もあります。
ただ、明るさだけを追求すると、これらのバランスが崩れることもありえます。
日本ライティングは、このバランスを徹底的に追及して研究して提供している製品になります。

標準モデルとハイスペックモデルの違い
日本ライティングのHPを見ると分かりますが、標準モデルとハイスペックモデルがあります。
完全に線引きは難しいですが、だいたいの違いを表にまとめましたので、参考にしてください。
特徴 | 標準モデル | ハイスペックモデル |
明るさ | 約5000ルーメン | 約7000ルーメン |
色温度 | 6000K(自然な白色の光) | 6500K(白い光) |
消費電力 | 比較的低い | やや高め |
寿命 | 約30,000時間 | 約50,000時間 |
放熱性能 | 良好 | 優れた放熱設計 |
適用用途 | 日常的な使用 | 夜間運転や悪天候時の使用 |
価格 | 低価格帯 | 標準モデルより高い |
取り付けの容易さ | 簡単 | 同様に簡単 |
耐久性 | 高い | 非常に高い |
使用環境 | 一般道路、街灯のある道路 | 長距離運転、暗い道、悪天候 |
特長 | コストパフォーマンスが高い | 高輝度、広範囲の照射性能 |
この表を見てもらえれば、概要は分かるはずです。
この比較表を参考に、自分の必要とするモデルを選びましょう。
標準モデルはコストパフォーマンスに優れていて、日常使用に適しているといえます。
一方で、ハイスペックモデルは高輝度と広範囲の照射性能を持ち、特に夜間の運転や悪天候での使用に最適です。
ご近所だけに乗るのか、そうでないのかは、一つの判断基準になるのではないでしょうか。
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適合商品の探し方
車のパーツや、用品などを購入する方にとって、一番困るのは適合商品であるかどうかです。
今はネットがあるので、適合商品を探しやすくなりましたが、それでも時間がかかります。
日本ライティングの中で、車種ごとの適合商品を探すのは、HP上から確認が可能です。

HPに入りますと、トップページに「車種別適合表」があります。
こちらから入り、必要情報を入力することで確認ができます。

メーカー、車種などを入力していきます。
例えば、N-BOXと仮定して、年式や型式などを選択しながらすすんでいきます。

装着可能なモデルが〇、×でありますので、それを選ぶことで適合製品が確認できるようになります。

こちらが、最終の適合商品の紹介の画面になります。
車検証を準備して、型式や年式を間違わずにすすんでいけば間違いありません。
その他の探し方としては、バルブ形状や発光色などから探す方法もあります。

日本ライティングの顧客サポートと保証について
日本ライティングは製品だけでなく、顧客サポートと保証体制にも力を入れています。日本ライティングの顧客サポートと保証体制についも解説します。
日本ライティングの顧客サポート
日本ライティングは、顧客満足度を高めるために充実したサポート体制を整えています。
製品に関する質問や不明点がある場合、以下の方法でサポートを提供しています。
- 電話およびメールサーポート
- 専門のスタッフが製品に関する質問や技術的なサポートをしています。営業時間内に電話で問い合わせることで、迅速な対応が受けられます。ただ、私の経験上、おすすめの方法は、メールなどで問い合わせして、資料提供をした後に、電話で話すのがスムーズかと思います。

2.オンラインFAQ:
- 日本ライティングの公式ウェブサイトには、よくある質問(FAQ)が掲載されています。これにより、多くの疑問が即座に解決できます。
日本ライティングの保証体制
保証体制についても確認してみましょう。
保証は以下のように記載されています。
- LEDヘッドライトは2年保証
- 純正HID交換用バルブは1年保証
- LEDバルブ・その他のカー用品は、7日以内の初期不良のみ交換対応
- ドライブレコーダーは2年保証
日本ライティング LED H4の取り付けのよくある質問
日本ライティングのLEDヘッドライトのH4の取り付けについてです。
取り付けをする際に、よくある質問としてまとまった記事がありましたので、ご紹介します。
元記事でしっかりと読みたい方は、こちらをお読みください。
H4 LEDバルブの防水ゴムは必要?
Q:H4 LEDバルブには防水ゴムがありますが、なかなか取付けができません。必ず防水ゴムは取り付ける必要があるんでしょうか。
A:防水ゴムは、ヘッドライト裏に取り付けられているけど、その理由としてユニット内へのほこりや水分の侵入を防ぐ役目があるので必ず取付けが必要です。
日本ライティングblog
簡単にH4 LEDバルブの点灯テストをする方法はある?
Q:LEDバルブを購入したときに点灯確認するよう説明書にありますが、どのようにすればよいでしょうか。
A:ユニットに取り付けずに点灯させる。既存のハロゲンバルブのコネクターを外します。次に、LEDバルブのコネクターを挿し込み点灯させます。点灯すれば問題なく使用できるでしょう。
(※ユニットに装着してから点灯テストをする方もいらっしゃいますが上記方法で行うと比較的に簡単に確認ができます。)
日本ライティングBlog
H4LEDバルブの取り付け向きは関係あるか?
Q:H4LEDバルブには、シェードが付いていますが向きはありますか。
A:正しい向きがあります。
■向きを間違えると配光不良になる
H4には、一つのバルブでHi(ハイビーム)とLo(ロービーム)を切り替えためでシェードが取り付けられています。
シェードの向きは、下側になるよう取り付けましょう。
というのは、ハイビームはリフレクター下側に照射し、ロービームはリフレクター上側に照射して前方を照らします。
ロービームはカットオフラインが決められているため、シェードを用いて調整することからシェードが下側に無いと配光不良になります。
メーカーによってはシェードが上下どちらにも取付できるようになっている場合がありますので、取付けの際は気をつけてください。
日本ライティングBlog
H4 LEDバルブは単体で取り付けられる?
Q:
ポン付けできるLEDバルブがありますよね。ただ、その他のLEDはドライバーユニットが別体になっている製品があります。
ドライバーユニットが無い製品は別途購入する必要があるのでしょうか。
A:
確かに心配になるよね。LEDバルブには、点灯させるドライバーユニットが別体の商品と一体型の商品の2種類がある。
それぞれそのまま取り付けられるので、ドライバーユニット一体型に新たに部品を取り付ける必要はないよ。
日本ライティングBlog
H4LEDバルブ取り付けで配光不良となった場合の対策は?
Q:
H4ハロゲンバルブからLEDバルブに交換したら配光が悪くなりました。
取り付けは説明書通りに取り付けたつもりですが、どこを確認すればよいでしょう。
また、直すにはどうすればよいですか。
A:
壁に照射し、カットラインが出ていなければ配光不良です。
確認するポイントは、H4LEDのシェードが下向きに取り付けられているか、そしてバルブの切り欠きがすべてはまり、しっかり取り付けられ、金具の固定も確実にできているか確認しましょう。
最後に、H4LEDバルブは、基本的にハロゲンバルブ同士の交換と同じ要領で作業ができます。ただし、説明書をよく読んで、その通りに取り付けなければ性能は発揮できません。
手軽にH4ハロゲンバルブは、LEDに交換できるのでチャレンジしてみましょう。
日本ライティングBlog
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一般論としてのLEDヘッドライトのメリットとデメリット

車のLEDヘッドライトには、多くのメリットとデメリットがあります。
ここでは、日本ライティングに限定せず、一般論としてのLEDヘッドライトのメリットとデメリットを整理してみます。
メリット
LEDヘッドライトを使う、一般的なメリットは以下の4点です。
- 明るさ
- 耐久性と寿命
- エネルギー効率
- デザインの自由度
以下、詳しく説明です。
明るさと視認性が向上する
LEDを使うことの、なんといっても一番の特徴は明るさです。
明るさと視認性は、圧倒的によくなります。LEDヘッドライトはとても明いため、従来のハロゲンライトやHIDライトよりも優れた視認性を提供してくれます。
夜間や悪天候時でも、より広範囲を明るく照らしてくれます。
いつも、慣れた地域、土地しか走らない人にとっては、視認性はそこまで必要としないかもしれませんが、山道や、遠出の多い人にとっては、非常に助かる明るさです。
なお、即時点灯も特徴です。LEDはスイッチを入れると瞬時に点灯し、最大の明るさを発揮します。
ハロゲンライトやHIDライトと比較しても大きな利点といえます。
耐久性と寿命
耐久性と寿命もLEDヘッドライトの特徴です。
LEDヘッドライトは耐久性が優れているため、通常のハロゲンライトの10倍以上の寿命となります。
適切な使用条件下であれば、最大50,000時間以上の寿命を持つ製品もあります。年数で考えると、一日8時間で考えると、10年以上ともいわれています。
月間1000キロ走行する人であれば、年間で1万キロ。10年乗れば10万キロ以上の走行距離です。
走行距離10万キロで代替えを考えている人であれば、新車時から一度もLEDの交換がなくいける計算になります。
なお、LEDは衝撃にも強く、過酷な環境でも安定した性能を維持してくれます。
貨物仕様の車に乗っている場合には、路面の悪い道を走ることも多いでしょう。遠出も多くなり、山を越えることもあります。
LEDヘッドライトは適しているといえるのではないでしょうか。
エネルギー効率
LEDといえば、もう一つの特徴が、エネルギー効率です。
LEDは低消費電力なので、LEDヘッドライトは非常にエネルギー効率が高く、従来のハロゲンライトに比べて、車の電気システムにかかる負担が軽減されます。
なお、低消費電力ということは、燃料の消費量も減るため、結果的にCO2排出量の削減にも貢献することになります。
デザインの自由度
LEDは小型でコンパクト設計のため、車のデザインに柔軟に組み込むことができます。
これにより、スタイリッシュで革新的なヘッドライトデザインが可能となります。
車は機能性や走行性のみならず、見た目も重要です。
見た目で車を選ぶ人も少なくありません。車の目つきを表すライトは、デザインと密接な関係をもっています。
デメリット
メリットがあれば、当然デメリットもあります。
ですが、デメリットよりもメリットが多いため、LEDが主流になっているといえます。
- コスト
- 放熱の必要性
- 車種による適合性
以下、詳しくみていきます。
コストが高単価になりがち
LEDヘッドライトは初期コストが高くなりがちです。導入時にかかる費用が、ハロゲンライトやHIDライトと比較して高めといえます。
交換コストも同じで、故障した場合の交換費用も高く、部品自体が高価であるため、修理費用がかさむことがあります。

私もお客様でも、LEDヘッドライトの交換が、付属品とセットで高額になった方がいたよ
最近の車のLEDヘッドライトでは、寿命が長いため、簡単に交換を前提にしていない場合がります。
そのため、故障や事故で交換になった際に、周囲部品もセットで交換になり、費用がかさむこともあります。
放熱の必要性
LEDは熱を発生しますが、自身では熱を放出しないため、効果的な放熱設計が必要となります。
適切な放熱が行われないと、LEDの寿命が短くなってしまいます。
放熱装置が故障すると、寿命や性能に大きな影響がでる可能性があります。
車種の適合性
一部の車種では、LEDヘッドライトが適合しない場合があります。
特定のリフレクターやプロジェクターの形状によっては、光のムラや適切な配光が得られないことがあります。
まとめ
車のLEDヘッドライトには多くのメリットがありますが、一部のデメリットも考慮する必要があります。
高い輝度と耐久性、エネルギー効率の良さなどは大きな利点ですが、初期コストの高さや放熱の問題、車種による適合性の課題もあります。
購入を検討する際には、これらのポイントを踏まえて選択することが重要です。具体的な製品情報やレビューを参考に、自分のニーズに最適なLEDヘッドライトを見つましょう。
当ブログでは、安心でおすすめは日本ライティングのLEDだと考えております。
まとめ オートバックスでのLEDヘッドライトの工賃について

オートバックスでは、LEDヘッドライトの交換工賃は車種や構造によって異なりますが、基本的な目安として1カ所につき税込1,650円からとなっています。
ただし、LEDがユニットと一体型になっている場合は、ユニットごとの交換が必要となり、費用が5万円から15万円程度になることもあります。
フォグランプのLED化に関しては、交換工賃の目安が税込8,250円からで、作業時間は約60分です。 (フォグLED – 取付事例 – オートバックス都岡店)
作業工賃は「作業時間 × レバレート(1時間あたりの単価)」で計算されます。作業時間はメーカーの整備マニュアルや業界の共通データを基に設定され、レバレートは整備工場ごとに異なります。
LEDヘッドライトの品質については、日本製である「日本ライティング」の製品が評価されています。海外製の安価なLEDバルブは品質にばらつきがあり、短期間で不具合が生じる可能性があるため、信頼性の高い製品を選ぶことが推奨されています。
オートバックスのメンテナンスオプションに加入することで、一部の作業工賃が無料になるサービスもありますが、LEDヘッドライトの交換工賃は対象外です。
しかし、車検や車の購入時には、2年間のメンテナンスオプションが無料で付帯されることがあります。
LEDヘッドライトの交換を検討する際は、車種や構造、使用する製品の品質を考慮し、信頼できる整備工場での作業を依頼することが重要です。
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