黒ナンバーの配達の仕事を、1ヵ月の短期からしたい方はいらっしゃいます。
私も、ある事情で黒ナンバーの仕事を探したことがあります。
そのさい、短期でのリースもしくはレンタルの会社を探しました。ですが、実際はそんなに簡単に見つかりません。
そういった経験と、車屋としての経験も踏まえ、1ヵ月からの短期レンタルかリースの黒ナンバーの会社をご紹介します。
1ヵ月からって、なかなか見つからないんだよね
多くはないのは現実だね。私のおすすめはK-VANって会社だね
1ヵ月から黒ナンバーを検討するなら、K-VANがおすすめです。
そもそも1ヵ月からだとレンタカーは厳しいです。「わ」ナンバーなので。
そして、万が一レンタカーで出来たとしても、通帳はレンタカーのマンスリー料金は、リースの1ヵ月分よりも高くなります。
その点、K-VANであれば、1ヵ月から可能なうえ、審査も優しく、全国納車OK!という、総合力があるからです。
その他にも、1ヵ月に限定せずに、黒ナンバー用の軽バンのリース会社を紹介しますが、どれか迷う場合には、K-VANで問題ないでしょう。
会社名 | HP | 特徴など |
K-VAN | 1ヵ月からリース可能 審査が優しい 料金が安い | |
箱バンcom | 料金が安い 黒ナンバーなど事業用の軽バンを取り扱っている サービスが充実 | |
ニコノリ | 事業用専門ではないが、軽バンの取り扱いがある |
(画像引用:K-VAN)
▼K-VANの公式ページはこちら▼
K-VANのポイントはこちらです。
審査に不安がある方に、最初に検討してほしいサービスが、こちらのK-VANです。
料金もベーシックとプレミアムの2つのため、あれこれ考える必要もなく、ざっくりと選ぶことができます。
納車も全国対応しているため、どこに住んでいてもリース契約が可能です。
K-VANの運営会社のエニキャリは、配送事業もおこなっているため、配送側にたったノウハウもたくさんもっています。
そのメリットを生かして、サービス利用者に寄り添ったサポートが可能です。
1ヵ月の黒ナンバーならレンタカーではなくリースを探す
冒頭でも少しふれましたが、1ヵ月の短期で黒ナンバーを借りるなら、レンタカーではなくリース車で探すべきです。
なぜなら、「わ」ナンバーの黒ナンバーはないからです。
あまり意識したことなかったけど、「わ」はレンタカーなんだね
そうなんだよ。レンタカーだと、「わ」で判断できるから、レンタカーには乗りたくないっていう人もいるよね
基本的にレンタカーは、ナンバープレートが「わ」となっています。
なので、いわゆるレンタカーのことを「わ」ナンバーというわけです。
「わ」ナンバーでレンタカー事業をするには、運輸局で事業の許可をとる必要があります。
こういった基本から考えると、レンタカーで黒ナンバーを探してもでてきません。
うたい文句としては、レンタカーという文言が入っているかもしれませんが、実際はリースであることがほとんどです。
なので、黒ナンバーの軽バンを借りたいなら、リース会社から探すべきです。
まずは、黒ナンバーでおすすめのリース会社を先にご紹介します。
なお、1ヵ月という短期で考えるなら、繰り返しになりますが、K-VANが有力となります。
ちなみにリースは、ナンバープレートで見分けることはできるの?
リースは見た目では見分けることはできないよ。車検所の所有者がリース会社になってるかで、判断するしかないね
黒ナンバーのリース会社 おすすめ3選
下記が黒ナンバー用のリース会社になります。
その中でも1ヵ月の短期であれば、K-VANで審査をしてみましょう。
1ヵ月の短期にこだわらず、中・長期でのリースを検討なら、下記の中で、自分の環境にあったリース会社を検討してみましょう。
K-VAN(1ヵ月からのリースが可能)
(画像引用:K-VAN)
▼K-VANの公式ページはこちら▼
K-VANのポイントはこちらです。
審査に不安がある方に、最初に検討してほしいサービスが、こちらのK-VANです。
料金もベーシックとプレミアムの2つのため、あれこれ考える必要もなく、ざっくりと選ぶことができます。
納車も全国対応しているため、どこに住んでいてもリース契約が可能です。
K-VANの運営会社のエニキャリは、配送事業もおこなっているため、配送側にたったノウハウもたくさんもっています。
そのメリットを生かして、サービス利用者に寄り添ったサポートが可能です。
箱バンcom(料金+サービスが充実)
(画像引用:箱バンcom)
▼箱バンcomの公式ページはこちら▼
箱バンcomは、事業用の仕事用の軽貨物の提供を専門にしているリース会社です。
仕事用の軽貨物を専門にしているので、黒ナンバーの取得手続きもしてくれます。
箱バンcomのポイントは以下です。
箱バンcomはサービス内容としては、おすすめのリース会社です。
料金を見る限りでは、私の肌感覚では割安の値段であると感じます。
私も同じ車両で見積もりを作っていますので、任意保険も込みのうえで、この安さで試算できるのは、かなり仕入れが安いのか、大量入荷しているのか、何か特別なルートがあるのだろうと予測ます。
リース期間中、事故で保険利用しても、保険料は高くなりません。
リース料金が安定して額が変わらないことになるので、配達で事業利用している方にとっては、かなりお得なサービスといえます。
ニコノリ(大手リース会社・軽バン取り扱いが多い)
月額リース料 | 5,500円~ |
料金に含まれているもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検代、自賠責保険、重量税、 オイル交換、新車6ヵ月点検 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | オプションとして込みにすることは可能 |
その他メンテナンス | ライトプラン、バリュープランあり。 |
走行距離制限 | 個別相談にて設定 |
途中解約について | できない。やむを得ない場合に限り相談の上。違約金が発生する |
▼ニコノリの公式HP▼
ニコノリはバンランスがとれて初心者にやさしいカーリスです。
他社でもやっているサービスのほとんどはもりこまれています。そして説明がわかりやく誤解も生じにくいのが特徴。
格安レンタカーのニコニコレンタカーで知名度もあり、女性客も多いのが特徴。
取り扱い車種の全体を見ると、低価格の5,500円からのカーリースが準備されています。
軽バン(商用バン)も取り扱っており、まさに豊富な車種の中から選ぶことができるカーリース会社です。
ニコノリのメリットです。
新車の納期が短いのも魅力です。新車はどうしても納期が出てくるので急ぎの人にとってはぴったりです。
あれこれと迷ってしまう人は、ニコニコカーリースで見積もりを取ってみたらいいでしょう。
なお、ニコノリについてもっと深く知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
▼ニコノリのメリット・デメリット▼
黒ナンバー1ヵ月リースの相場は?
黒ナンバーのリースで、1ヵ月となれば当然高くなります。
これは黒ナンバーに限らず、借りる期間が短いほどリースは高くなる傾向があります。
黒ナンバーで1ヵ月リースは全国的にも多くはありません。
多くはない中でも、一般論的には相場としては1ヵ月45,000円~50,000円ほどと言われています。
1ヵ月だけのリースって、けっこう高いんだね
そうなんだ。でもレンタカーのマンスリー料金だと、もっと高いからね
ちなみに、当サイトで紹介しているK-VANで紹介すると、オイル交換やメンテナスなども込みにしたプランで45,800円となります。
K-VANでも50,000円とまではいかなくても、それに近い額になっています。
ただ、リース料金を考えるさいに、注意も必要です。
リースは、車両本体の価格だけでなく、オイル交換や車検、その他の点検、タイヤ交換など、どこまでをリース料金に含めるかで、リース料金はかわります。
リース料金だけを安くしたいなら、メンテナンスやオプションの追加を減らせばいいです。
ですが、結局はその分は自己負担で後々払うことになるので、どちらがいいのかは、自分の懐事情をみて考える必要があります。
黒ナンバーのリースは審査は必要か
黒ナンバーをリースする上で、審査について触れておきます。
すぐに仕事を始めたいけど、審査が自信ないという方もおられます。
そうなると、審査がない会社はないか会社を探すはずです。
ですが、残念なことに審査がないリース会社は存在しません。審査が簡単や、自社審査はあります。
つまり、どんに簡単な審査であっても必ずおこなわれます。
なので、審査に自信がない方は、こちらの記事で審査が優しい黒ナンバー用の会社を紹介していますので、ご覧ください。
審査のないリース会社があるって思ってたから残念だね
審査が優しい会社はあるから、そこを選ぶしかないね
そもそも黒ナンバーって何?
この記事を読んでいる方は、既に黒ナンバーはご存じだとは思います。
ただ、これから配達の仕事をするので、はじめて黒ナンバーを考えている人もいるかと思うので、少しだけ触れておきます。
黒ナンバーとは、軽バンでナンバープレートが黒のナンバーをつけているのをいいます。
たしかに、ナンバーをみてると黒いのを見るよね。あれが事業用なんだね
タクシーや、人の運ぶバスなども、また色が違うんだ
個人事業主であれば、運輸支局で事業届け出をしたうえで連絡票を発行してもらい、軽自動車の検査協会でナンバーを発行してもらう流れになります。
運輸支局での事業の届け出については、こちらをご覧ください。
最近はAmazonの配達を含む、配達業界は拡大しています。
人手不足が大変な業界ですが、配達の車は増えています。
配達の仕事は増えていますが、どんな車で配達してもいいわけではなく、許可をとった黒ナンバーでないといけないというルールがあるわけです。
私の会社は整備工場も兼ねていますが、黒ナンバーの軽貨物が車検で入ってきます。
通常、車検の間は、代車をお出しするのですが、黒ナンバーに関しては、出すことができません。
理由は、普通ナンバーでは配達事業に使ってはいけないからです。
日本では、このように様々な法律、ルールの中で動いていることを知っておく必要があります。
1ヵ月の黒ナンバーでリースを選択するメリット
黒ナンバーの仕事をする上で、軽バンをリースするメリットとデメリットがありますので、まとめてみます。
軽バンを現金一括やローンで買う方法もありますが、それとの比較となります。
初期費用をかけず黒ナンバーで配達業務ができる
リースする最大のメリットは、初期費用がほとんどかからない事です。
定額で利用する期間分だけを支払うのがリースなので、その期間にあった分だけを支払う契約です。
黒ナンバーの仕事を始める方の中には、初期費用をおさえたい方もおられます。
事実、私も配達の仕事で、ある研修を受けたことがあります。
そのさいにも、リース車を紹介されたことがありますし、リースを検討する人も一定数いました。
手元にお金がなくても、リースで車を借りながら仕事を始めれば、入ってくる収入で支払いが可能です。
最大のメリットといえば、これではないでしょうか。
手元にお金をのこして仕事をはじめれる
上で紹介した件と重なりますが、初期費用を残しておくことができます。
例えば150万円手元にあったとします。
仕事を始めるのに、150万円をつかって軽バンを買うことはできます。
ですが、手元から蓄えがなくなり、心細くなります。
その後の、仕事で収入が入ってくるとはいえ、寂しい思いをすることは間違いありません。
また、手元に残った150万円を元にして、他の事業拡大にも使えます。
こういった事を考えると、リースでスタートするメリットは大きいといえます。
事業から撤退しやすい
リースであれば事業から撤退しやすい傾向があります。
現金一括やローンであれば、軽バンの購入費用を支払い済みです。
あとで、事業から撤退する場合、車は不要となります。せっかく購入した軽バン費用をどうするか?迷うことになります。
車は資産でもありますので、売却をすれば売却益分は戻ります。
ただ、どのぐらいで買取してもらえるかは、不明な点が残ります。
ですがリースであれば、働く期間だけ借りるということが可能です。
ただし、ここで注意が必要なのは、長期契約をしてしまし、途中で解約する場合には違約金がかかることがあります。
契約前にしっかりと解約の件も含めて確認しておく必要があります。
ただ、最初から短期でのリースや、1ヵ月からのリースであれば、損額も少なくすむので、何ヵ月ぐらい黒ナンバーで仕事をするか不明な方は、最初から黒ナンバーの短期間からOKのリースを選ぶのがベターといえます。
例えば、ここで紹介しているK-VANなどはそれにあたります。
1ヵ月の黒ナンバーでリースを選択するデメリット
次に1ヵ月の黒ナンバーで、リース車を利用するデメリットを解説します。
必ず、どんなものにもメリットとデメリットは存在します。
デメリットも知った上で、しっかりと検討しましょう。
リース会社への手数料
最大のデメリットは手数料です。
リースはローンと違い、金利は発生しません。
ただし、リース会社から車をかりるという契約なので、リース会社に支払う手数料が発生します。
リース会社にとっては手数料商売ということになります。
手数料は金利のように、利回り的に公式に発表された数字はありません。
ただ、私が大手のリース会社で試算した感じでは、おおよそ4%ほどの手数料と考えられます。
銀行ローンに比べると若干高いですが、車の販売店で組むオートローンと比べると安い設定とはいえます。
手数料分を余分に支払いしたくないという方にとっては、リースはデメリットと感じるでしょう。
審査がある
デメリットの1つは、審査です。
すぐにリースで車を利用したくても、審査に自信がない方もいます。
審査に自信がない方にとっては、審査があるのはデメリットの一つになります。
支払いはしっかりしていきますと、どらだけ宣言しても、信用情報にひっかかれば、契約をすることができません。
出来ることといえば、審査の優しい会社にすることぐらいです。
配達の車を自分仕様に改造しにくい
車を配達に使っている方は、自分の城のように、扱いやすく軽いカスタムをする事が多いのではないでしょうか。
一日の大半を車の中で過ごすので、当然のことです。
荷物の積み方、携帯の置き場所など、様々工夫が必要です。
常識の範囲でのカスタムであれば、リース会社からも容認されますが、それ以上を願うなら、リースはおすすめできません。
どの程度までなら容認されるのか、契約時に確認しておくことが必要です。
私の経験上からいうと、車の価値が下がるような改造は辞めたほうがいいです。
イメージとしては、その車を売却する時に、買取額が下がりそうな改造です。
最終的には車はお金にかわります。
リース車をお金に替えるときに、値段が下がるような使い方はさけるべきです。
残価が設定されている場合は注意が必要
通常のリースで残価が設定されている場合は注意が必要です。
残価とは、最終的に車をリース会社に返却する時に、事前に決めた車の価値のことです。
残価50万円と定めている場合には、リース会社に車を返すタイミングで、車に50万円の価値が残っている必要があります。
車が傷だらけや、設定した走行距離が過走行である場合は、残価よりも低い価値となり、差額分を追加で支払う必要がでてきます。
その点は、十分に注意しましょう。
ただ、最初から黒ナンバーとして事業で使うとなれば、リース期間によっては残価を定めないことも多いです。
残価を定めないなら、リース期間を満了すれば残価がないので追加支払いもなく安心です。
ただし、短期リースの場合は残価があることが多いので、その点は注意しましょう。
こういった、車の価値が削られる率が高い事業用のリースの場合は、最初からK-VANのように黒ナンバーを専門にした会社に依頼するのが無難といえます。
リースしなくても働ける方法も検討する
1ヵ月からのリースも含め、黒ナンバーのリース車について解説してきました。
審査があることや、料金を考えると、例え1ヵ月でも手が出ないという方もいらっしゃると思います。
そんな場合は、同じ配達の仕事でも車を自分でかりなくても大丈夫な方法も検討してみるのも一つの道です。
例えば、皆さんも最近よく見聞きするウーバーイーツは一つの方法です。
▼ウーバーイーツの配達員▼
ウーバーイーツは、必ずしも車でなくても大丈夫です。
黒ナンバーでの仕事に比べたら、利益は減るかもしれません。しかし、せっかくヤル気になっている時に、何もできずに終わるのは一番よくありません。
たとえ、少し利益が減ったとしても、類似の仕事をしてつないでいくのは一つの選択肢ではないでしょうか。
まとめ 1ヵ月黒ナンバーリースは結局はおすすめか
1ヵ月からのリースについてみてきました。
では、最終的に1ヵ月からのリースはおすすめなのかについて書いてみます。
料金で考えると、1ヵ月だけというのは、けっしておすすめできる値段ではありません。
料金が高すぎるからです。
1ヵ月から借りれるのは、便利だけど高いのはネックだね
お試しで1ヵ月だけなら、我慢できる値段だけどね。1ヵ月だけやってみて自信持てるなら、そのあと1年以上の契約にするとかだよね
ただ、1ヵ月だけをリースで貸すとなれば、リース会社からしても妥当な値段です。
そして、試しで1ヵ月だけ仕事をしたいという方にとっては、受け入れざるをえない値段でもあります。
ですが、コスパを考えるなら、1ヵ月だけで考えるよりも、1年以上をみて腰を据えてリースをして働くことしかないのではないでしょうか。
だからといって、1ヵ月だけリースできるリース会社も、ほとんどありませんので、その相場を受け入れたうえで、そうするしかないでしょう。
もしくは、別の方法としては、自分が契約する職場で、車を貸し出ししてくれる場合は、リース会社での料金よりも安い場合もあります。
もし、車も貸してくれて、そのまま仕事ができる会社が見つかるなら、それがおすすめかもしれません。
コメント