カーネクストって信頼できるサービスか知りたい
僕はカーネクストに依頼したこともあるから、その経験を伝えるね
カーネクストは、車の査定買取、廃車買取の大手の一つです。
ネットよく検索されるキーワードには「カーネクスト 悪質」などもみられます。
こういった検索結果を見ると、カーネクストの実際のところを知りたい人が多いのだと思います。
私は現役の車屋です。自分で中古車の買取をしています。その立場だからこそ、実際のところってどうなの?を冷静に検証できるとも思っています。
私はカーネクストで査定依頼をした経験もありますので、その体験と車業界人の知識を合わせて、見解を書きたいと思います。
実際に車の買取をしている者でしか、語れないこともあるよ
追加で、ネットの口コミといえば、昔から有名なのは5ch(2ch)です。
ネットの口コミもピックアップして検証してみます。
なお、先に結論になりますが、私の見解では「悪質」とは感じません。
オペレーターもきちんと対話はできますし、買取額もそれ相応、私から見ても妥当か、それなりの額でつけてくれてます。
複数の会社から営業電話がかかってくる一括査定が嫌な人には、カーネクストはおすすめです。
カーネクストは1社のみで査定から引き取り、入金まで完結します。
1社で完結したい方。自宅まで引き取りにきてほしい方には、ぴったりの買取業者です。
(画像引用:カーネクストHP)
▼カーネクスト公式HPはこちら▼
カーネクストの特徴はこちら
公式サイトには20秒ほどで入力できる無料査定の専用フォームもあります。
海外への販売ルートもあるため、幅広い車の買取にも対応しています。そして年式の古い車でも引き受けてくれます。
車を売る側からすると、一番ありがたいポイントが自動車税の還付があることです。
おそらく100人いたら、90人は車を売る時に、一度払った自動車税のことは考えていないはずです。
実は車を廃車にすると、未経過分の自動車税は還付される仕組みになっています。
買取店によっては、名義変更だけをしてそのまま再販するので、自動車税が還付されないことがよくあります。
しかしカーネクストは、自働車税を還付する制度をとっているという特徴があります。
買取から古い車の廃車まで幅広く扱っているため、廃車か買取か微妙な車であればカーネクストはおすすめとなります。
カーネクストの買取の流れを、深く知りたい方はこちらの記事で書いていますので、合わせてお読みください。
カーネクストの5ch(2ch)の声とその他の口コミ
この記事をお読みの方は、カーネクストで査定依頼を真剣に考えている方のはず。
ですが、信頼できるのか?高額査定を見込めるのか?不安があるはずです。
口コミというと、5ch(2ch)は定番の一つ。
ところが、5ch(2ch)ではカーネクストに関するスレッドがありませんでした。
残念な結果となり申し訳ありません。
若干のカーネクストのキーワードでひっかかる文章はありましたが、数も少ないうえでに口コミとはいえるものではありませんでした。
カーネクストの口コミは、別のところから探す必要があります。
いくつかピックアップしました。
yahoo知恵袋の口コミ
カーネクストの知恵袋の声を確認します。
このyahoo知恵袋の口コミです。
走行距離を実際は211000kmを、200100kmぐらいでオペレーターに伝えていたので、不安になった投稿です。
お気持ちはすごく分かります。
私も慎重なほうなので、自分が専門的な知識がない分野には不安になることはあります。
この投稿の回答者の意見にもあるように、この誤差では査定額は変わりません。
この口コミから分かるポイントは、買取額の妥当性です。
この走行距離であれば、店頭での再販は無理です。
私が買取した場合でも、オークションで定額で決まっているコーナーに入れるか、解体業者に売却します。
ほとんどの買取専門店は同じはずです。
お客様が最初から「廃車お願いします」と言ってくれば、無料引取り、つまり0円買取です。
もしお客様が、少しでもお金になりませんか?と交渉してきた場合には、私も1~2万が相場です。
カーネクストも2万円で、無料で引き取りもしていますので、妥当なラインです。良心的な数字です。
複数の会社に競争させても、買取額はこれ以上はあがらないと思われます。
1社のみとのやりとりで、引き取りまでワンセットでお願いしたいなら、カーネクストは悪くはない選択肢と思われます。
カーネクストの3万円キャンセルの件です。
実は車買取のキャンセルは、買取店によってルールは違います。
買取業者のサイトをみても、規約に明記されてない場合があります。とういか多いかもしれません。
トラブルの原因になりやすいので、売却の際に不安がある方は、必ず事前に確認しましょう。
カーネクストの場合は、利用規約にキャンセルについての項目が明記されています。
「本サービスの利用者は、本サービスの申し込みを当社に行ってから契約解除をする場合、契約解除に伴う手数料として一律30,000円を負担するものとします。」
これを良き点ととらえるか、とらえないかは人それぞれです。
ですが、明記されてないほうが怖いかもしれません。一番親切なのは、明記されているうえに、事前説明もあることです。
現状、車買取業界では両方が徹底されているのは少ないのではないでしょうか。
キャンセルを含む、色々な不安ごとは、契約書を交わすときに備考欄に追記するなど、対応をしましょう。
私はお客様から契約する段階で、不安なことを相談されることがあります。
規約に明記されてない場合は、契約書に手書きで追記します。修正がごまかせないように、当然コピーをとるなどして、お控えも渡します。
3万円キャンセル料が高いか低いかは、業界全体でも明確なルールがないので、なんともいえないというのが正直な感想です。
ただ、しっかりと規約で明記しているのは、何も明記してない買取業者と比べれば、当たり前の会社と私は感じます。
欲をいえば、オペレーターがもれなく、キャンセル料金のこともお客様と共有するようになれば、文句なしというとことではないでしょうか。
査定前の清掃状態についてです。
6枚の写真を送ったとの事です。清掃してない。ガソリンがないで査定額が下がらないかの不安です。
6枚の写真を送ったというのは、特にめじらしくもありません。
ある程度、査定額を正確に出そうと思うと必要な材料になります。
ただ、査定額は最後は現車をみないと、最終判断できないのは現実です。
清掃やガソリンの量に関しては、査定額には大きな影響は与えません。とくにガソリンは。
清掃に関しても大きな影響はないですが、注意点もあります。
①清掃しても取れない汚れがある場合
②清掃状態を理由に価値が低いという業者がいるかもしれない。
清掃でとれない汚れがある場合には、外装状態や内装状態の評価点が下がります。
洗車や掃除機かけできれいになる範囲であれば問題ありません。
②については、カーネクストは大手の買取店ですし、こういった事をする業者ではないと思います。
自分で買取業者を探す場合には、よく注意したほうがいい点です。
カーネクストのその他の評判
カーネクストのその他の評判をみていて、目につくものをまとめました。
キャンセル料や引き取りに関するコメントが多い印象です。
引取りでは、前日確認がとれないため、引き取りができずキャンセル料が発生したなど。
引取りに関してですが、車業界人の立場から裏事情も含め補足します。
引取りの仕組みを理解しておくと、誤解が生じませんし失敗を予防することもできるからです。
カーネクストは全国対応(一部地域のぞく)です。
全国ネットワークのある買取業者は、引き取りは陸送会社を利用します。売買の数が多いほど、陸送会社の利用頻度は高まります。
私の会社でも遠方であれば、大手の陸送会社。近場であれば融通のきく、小規模の陸送会社に委託します。
陸送会社に依頼する場合、引き取り先と入庫先を伝え、見積もりを出してもらいます。
車業界では、ごくごく当たり前の業務です。
おそらくカーネクストも全国対応なので、自社で陸送業務まで担っているとは思えません。陸送会社と提携しているのではないでしょうか。
陸送会社を利用するという事は、お金が発生しています。急のキャンセルの場合には、陸送会社に対するキャンセル料が発生します。
こういった裏事情を理解しておくと、少し見え方も変わるのではないでしょうか。
カーネクストの廃車・買取の基本的な流れ
カーネクストの廃車買取の流れは以下の4ステップになります。
①無料査定 → ②車の引き取り → ③手続き代行 → ④お振込み
まずはカーネクストの基本的な流れを順番にみていきます。
①無料査定について
カーネクストの①の無料査定ですが、電話ですぐに買取額が提示されます。
(実際に私が査定依頼をした時も、電話の段階で査定額が提示されました)
現車確認がなく電話だけで最終査定買取価格が提示われるため、わざわざ現車査定日の調整が必要ないところが、カーネクストの最も便利な点の1つです。
もちろん査定費用もかかりません。
査定結果の額に納得すれば、買取の契約をすすめる事になります。もちろん買取金額に満足できなければ、断ることも可能です。
なお注意点としては、契約後のキャンセルの場合は、一律30,000円の契約解除手数料が発生します。
②車の引き取り
契約後に引き取り日の調整です。引き取り料金は一部の離島を除いて全国対応で無料です。
引き取り日の調整は、お客様から指定が可能。引取り可能な曜日は、基本的に平日または土曜日となります。引取りを急いでいる場合や、日曜日や祝日を希望の場合は要相談です。
引取り時間の詳細は指定ができず、午前や午後などざっくりとした希望を伝えることは可能。
指定した引取り日の前日の夕方頃までに、引き取りする担当業者から詳しい時間など連絡をする流れとなります。
③手続き代行 必要書類の準備など
車の買取に際して準備する書類は、ご契約時に説明がされます。
車によっては、後ほど追加書類が発生することもあります。その場合も担当スタッフから案内があります。
車の買取に際して必要となる書類手続きも、カーネクストでは無料で代行してくれます。
陸運局での印紙代など手数料等もお客様が負担する必要はありません。
④買取金額の振込、買取手続き完了
車の引き取りが終わり、提出した書類に不備がなく買取手続きが完了したら、お客様宛に連絡がきます。
完了確認から2週間前後でお客様の指定口座に買取金額が振り込まれます。
(実体験)①カーネクストで査定依頼をしてみた
私は車屋働いているため、一般の方とは違う車の廃車方法を確保しています。
ただ、カーネクストで査定依頼をしたこともあります。
商売の基本ですが、いくつも販路を持っておくことはマイナスにはなりません。
有名な他の買取業者は、営業マンとやりとりがあり、車によっては、オークションよりも高く買取してくれることもあるので、お付き合いはあります。
それと同じような感覚で、カーネクストに査定依頼をしました。
特に、その車は年式の古いのだったので、カーネクストで高く査定額がでればラッキーと思って真面目に依頼しました。
今回はその時の体験を記載します。
カーネクストにネットで査定依頼をする 電話がくるタイミング(実体験)
カーネクストのHPに「カンタン20秒で入力完了」の情報入力画面があります。
私もそこに車の情報や、自分の情報の入力をして無料査定依頼を出しました。
すると、携帯にショートメールがカーネクストより送られてきました。
瞬時に届きましたので、自動設定になっていると思われます。
このショートメールが届いた後、1分以内にカーネクストから電話がありました。
「早い!」と思ったと同時に、情報入力をする時が、一番車の査定依頼に前向きな気持ちなので、気持ちが冷める前に担当スタッフと話すことができて、むしろよかったです。
ちなみに、カーネクスト以外の他の買取査定サイトでも依頼した事がありますが、そのサイトの場合は数時間後に連絡がきました。
そうなると、ちょうど外出の時などで携帯をとれないタイミングなどで、やきもきしました。
カーネクストのように早く連絡をくれるのは、依頼する側からするとありがたいと思います。
カーネクストの電話での会話内容
査定依頼から1分以内にカーネクストからきた電話にでると、若い男性の方でした。
隣から別の方が電話をしている声がきこえてきたので、まとまってオペレーターがいる空間かなという印象です。
話し方は押しの強い感じもなく、普通の親切なオペレーターという印象でした。
電話ではまず、査定依頼をした件に対してのお礼から始まり、入力した車両情報の詳細を再度確認されました。
自走が可能かや、わりと細かくきかれました。覚えてない点は覚えてないで伝えましたが、特に問題なく話はすすみました。
車両情報を電話で再確認されるので、ふと、もしかして現車査定はしないのかな?と思って、電話で、「もしかして、この電話で情報を伝えるだけで査定額はでますか?」と聞いたら、「そうです。電話だけで査定額でます」との返答でした。
査定依頼した時は、カーネクストが電話だけの査定で、現車査定確認がないという事を、すっかり忘れていたので、こういう話の展開になりました。
5分たったかたたないぐらいで、査定額をご提示されました。
「今回のお車は●万円です」と。その数字を聞いた時に、車屋の私としての正直な感想は、妥当か予想より高い額を提示してくれたなという印象でした。
少なくとも相場の幅があるとして、中間より上で買取しているとは感じました。
引き取り無料で、●万円なら、もし自分でカーネクストまでもっていけば、もう少し高くなるのかな?とも思いましたが、さすがにそこまでは聞きませんでした。
その分の労力や帰りの電車賃など考えると、引き取りしてもらったほうが楽ですから。
念のため「引き取りも無料ですか?」と聞いたら、「もちろんです。無料で対応いたします。無料引き取りをした上で、●万円です」との回答でした。
よく街中で廃車にする車でも最低1万円からとか、無料で対応しますと看板がありますが、それよりは、いい額で提示していただいたのが、私の体験です。
カーネクストの電話で買取を断った時の反応
ただ、私の場合は車屋として自分でルートをもっているのと、積載車で自分で運ぶこともでできるので、それと比較した場合には、自分でやったほうが少し利益が上だったので、今回はカーネクストは見送りました。
ただ、一般の方が査定依頼するには、おすすめの買取業者の一つであると感じたしだいです。
ちなみに、自分で処分したほうが1万円ほど高く利益がとれたんで、カーネクストをお断りしたのですが、特にしつこい様子もなく、普通に了承してもらいました。
よくネット上では、「しつこい」とかありますが、あくまで私の場合ですが、「その値段なら見送ります」と伝えた時の反応も、悪い印象をあたえないオペレーターさんの対応でした。
(実体験)②カーネクストで査定依頼をしてみた
2つめの査定依頼です。
このハイエースの概算見積もりを出してもらいました。
回答は、私が買取する額とほぼ同じでした。競合したらいい勝負だったかも。
少なくとも、悪い額は出してこないなという印象でした。
かなりボロボロですが、事故車ではありません。
自分で査定したのでわかります。
念のため、事故車であれば査定額は変更かを確認したら、その場合の額も提示されました。
店舗よく回答がかえってくるので、オペレーターは慣れているなという印象です。
今回対応してくれたのは、女性の方でした。
カーネクストを使った私の所感
カーネクストに買取査定依頼を出してみても、私なりの所感は以下になります。
私の所感をまとめると、このようになりました。
カーネクストの買取の相場観は悪くはないというのが、私の所感です。
オペレーターも、話しずらいとか、しつこさはありません。
相手のペースに流されず、しっかりと自分の意見や要望も伝えれる人であれば、問題なく対話できるスタッフだったという印象です。
カーネクストの一般的に考えれるメリットとデメリット
私の体験とは別に、一般的に考えれるメリットとデメリットも記載しておきます。
カーネクストは悪質とはいえない
ここまで、私のカーネクストの査定依頼体験と、車屋としての知識を合わせて見解をかいてきました。
結論、悪質とはいえないという事はお分かりいただけたかと思います。
悪質という言葉は、かなりきつい言葉です。
どんな買取業者もメリットとデメリットはあります。
ミスもあります。私も車屋として、お客様にご迷惑をかけることもあります。
だからといって、それが悪質とも言えません。
少なくとも、私が査定依頼をして、オペレーターと話す感覚と、査定額は悪くはありません。
1社のもとのやりとりで完結したい人は、コスパがいい業者ではないかと思います。
まとめ 買取業者との交渉で査定額を上げる方法 まとめ記事紹介
カーネクストに限らず、車を売却するなら高額査定を狙いたいのは、誰しも同じです。
本来なら複数の買取業者で、相見積もりをとり自分で交渉するのが、査定額を上げる一番いい方法です。
とはいっても、複数の買取業者と交渉は疲れる。時間がない。めんどくさいという方も多いはず。
そんな時は、カーネクストのような会社は助かります。
1社のみで完結する上に、私の経験上、査定額も低くはありません。
あとは、どこまで上げれるかは自分の交渉しだいです。
そこで、1社のみで交渉する場合に、少しでも査定額を上げるためのテクニックをご紹介します。
詳しくは、こちらの記事で書いていますので、ご確認ください。
ポイントだけお伝えすると、①ここで売りたい気持ちがある事を伝える②そのうえで、もう少し査定額が上がらないか相談する③やってはいけない事は、傲慢な態度を出さない
この3点を意識するだけで、査定額が上がる可能性があります。
複数の会社に競争してほしい。そんな方は、こちらの記事でおすすめのネット一括サイトを紹介していますので、合わせてお読みください。
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