車を高く売る方法についての質問は、知恵袋や様々なところで見られます。
知恵袋の声からまとめると以下になります。
- ネット一括査定を利用する
- 個人売買はおすすめしない
この結論は、車屋の立場からしても同意見です。
なぜネット一括査定がおすすめかというと、「競争」があるからです。
高く売るには「どのお店」を考える以上に、「いかに競争させるか」を考える必要があるんだ
買取店として、一番嫌なのはお客様が相見積もりを取ることです。
何故かというと、競争相手がいると査定額を上げる必要があるからです。競争させる一番効率がいいのがネット一括査定です。
実際に、アンケート調査の結果からも、ネット一括査定を活用した方の68％が買取額に満足しています。不満がないという人まで合わせると、91％になります。
▼アンケート調査結果はこちら▼
ネット一括査定の買取額の満足度は高いんだね
高額査定になる可能性が高い証拠だね
特に競争があり、高額査定上位3社以内に連絡が限定されているサイトが人気が高いのも、アンケート調査から分かっています。
それも加味した上で、おすすめをあげると以下になります。
| サービス名 | 公式HP | おすすめの人 |
 MOTA | “2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】
 | ①効率よく高額査定を狙いたい（※査定競争がある） ②最大３社と自分でも交渉ができ、査定額を伸ばせる可能性がある |
 CTN | 【CTN一括車査定】
 | ①効率よく高額査定を狙いたい（※査定競争がある） ②最大３社と自分でも交渉ができ、査定額を伸ばせる可能性がある ③不動車や事故車、過走行車も積極的に受け入れ |
 イカプラ | 【イカプラ】
 | ①やりとりは１社だけにしたい ①効率よく高額査定を狙いたい（※査定競争がある） |
■MOTAは加盟店による競争がある上、やりとりは高額査定の３社（最大）だけに限定されます。さらに最大３社とは自分でも直接交渉して伸ばせる可能性があります。
CTNも3社に限定されています。廃車・不動車、事故車など状態の悪い車も積極的に対応してくれます。
※古い車や過走行車はCTN。それ以外はMOTAという分類です。知名度と店舗数の伸びでは、MOTAが現在は勢いを感じます。
■もしくは、やりとりは１社のみに絞りたい方は、イカプラがおすすめです。
もちろん、これら以外でも、おすすめの買取業者がありますので、記事中では13社をご紹介します。
・車を高く売る方法（テクニック）を知りたい
・おすすめの買取業者を知りたい
・知恵袋の声を知りたい
▼おすすめ買取業者サイト 一括査定MOTA▼
（画像引用：MOTA車買取）
▼MOTA公式サイトはこちら▼
MOTAのおすすめポイントは以下になります。
・買取店が入札で競いあうため、査定額をより高くすることが期待できる
・やりとりは高額査定の3社（最大）のみでOK
・申込み翌日18時に、最大20社の査定結果がネットで見れる
MOTAはネットで一括査定依頼を出すことが可能です。
複数の会社に査定依頼がいき、その中からもっとも高額査定がついた３社（最大）とのみ電話対応になります。
買取店の入札による競争と、やりとりは最大3社のみというバランスがとれた点が魅力です。
そして依頼した翌日18時には査定額を出した会社の査定結果（最大20社）をネットで見ることができます。
車を売る上で、自分の車の相場を知っておくことは絶対に必要です。
車を高く売る方法 知恵袋の声を確認する
車を高く売る方法について、知恵袋であった質問とそのアンサーを紹介します。
知恵袋の車を高く売る方法についての投稿とコメントです。
これらを見て分かることは、おすすめはネット一括査定。
辞めたほうがいいのは個人売買であることが分かります。
個人売買は仲介が入らないため、売れれば利益率が高くなる可能性はあります。
ただ個人のやりとりなので、準備書類やお金のやりとりでトラブルになる可能性があり、おすすめできません。
ネット一括査定を利用すれば、競争があるので査定額が上がる可能性が高まります。
車を高く売る方法（考え方編） 市場原理を最大限活用する
この記事の後半では車を高く売る方法（テクニック）について解説しますが、その前にまずは高く売るための基本的な考えかたについて解説します。
結論として、市場原理を最大限活用する事です。
市場原理においては、価格は需要と供給のバランスによって決定します。
つまり、車を欲しいと思っている人が多い、つまり需要が多いほど価格が吊り上がります。
逆に一人しかその車を欲しい人がいなければ、値段は上がりません。
この考え方は車を売却する時も同じで、車を高く売るためには、複数の会社で競ってもらう環境を準備することが重要になります。
複数の会社が競争する環境さえ設定できれば、大損は回避する事はできます。
実際に私も査定買取をしていますが、競合がいない場合には、標準的な相場で提案して終了になる事が多いです。
ですが、お客様が他社でも査定見積もりをとっている場合には、競り勝とうと思うので、買取額を上げたという経験は何度もあります。
結論として、複数の買取店に競争してもらう事が、高い額で売るテクニックの1番目になります。
複数のお店で競争してもらう、便利なツールがネットでの一括査定サイトです。
時間を短縮して、依頼できるメリットもあります。
まずは、先におすすめの一括査定サイト13選をご紹介します。
その上で、買取額がどうやって決まるのか、高く売るためのテクニックも後半で解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
車を高く売る方法 おすすめの買取業者サイト13選
おすすめの一括査定サイトをご紹介します。
様々な買取サイトから選びたいという方もいますので、私のほうで13選で選びました。
| 買取業者 | 公式HP | 詳細解説 | 競争 | 連絡 | 特徴など |
MOTA | “2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】 | こちら | 〇 | 上位3社（最大） | 複数の買取業者が競争。連絡は最大でも３社のみ。 |
CTN | 【CTN一括車査定】
 | 〇 | 上位3社（最大） | 複数の業者で競争。最大３社からの連絡がはいる | |
イカプラ | 【イカプラ】
 | 〇 | 1社のみ | 複数社で査定競争あり 電話連絡はイカプラ１社のみ | |
 カーネクスト | カーネクスト
 | こちら | × | 1社のみ | 年式がそこそこ古い車の人はおすすめ。１社とのみ交渉で完結。無料引取り |
 ナビクル | こちら | 〇 | 複数 | 大手やJPUC認定の適正買取店が加盟。高額査定に完全コミットした方むけ。 | |
 ユーカーパック | ＵｃａｒＰＡＣ株式会社
 | こちら | 〇 | 1社のみ | 複数の会社で競争。連絡窓口はユーカーパック１社のみで完結 |
 ズバット | 《車買取》最大10社無料一括査定
 | △ | 複数 | 複数の買取業者で競争。査定に積極的な会社から連絡。自分で交渉して額をあげれるチャンスあり | |
 廃車本舗 | × | 1社のみ | 廃車の車に強みあり。無料引取り。還付される税金は対応してくれる | ||
 ENG | 【ENG】高額買取中！
 | × | 1社のみ | アルファード・ベルファイアで年式が１～５年なら高額買取 | |
 ガリバー | ガリバー
 | × | 1社のみ | 有名大手での交渉ならガリバー | |
 楽天car車買取 | 【楽天Car車買取】
 | △ | 1社のみ | オークション形式。自分で落札希望額を決めて出品する | |
 セルカ | 〇 | 1社のみ | オークション形式。自分で落札希望額を決めて出品する | ||
 カーセンサー | カーセンサーnet
 | 〇 | 複数 | 一括査定サイトとオークション形式が準備されている |
車を高く売る方法 （テクニック編） 誰でもできる商談トーク
既に説明しましたが、一括査定サイトで依頼し、競争してもらう事が大前提となります。
そのうえでの具体的な商談テクニックになります。
それほど高度テクニックではなく、誰でもできる方法になりますのでご安心ください。
査定額を上げるための商談テクニック
買取店と交渉して査定額を上げることって可能？
可能だよ。絶対とは言えないけど、５０％以上はあるよ
車屋さんは商売で買取していますから、損はしたくありません。
ただ利益幅はお店や営業マンによって変えることはできます。
ではその利益率や利益額は、どうやって決まるのでしょうか？
買取店は買い取った車の次の売り先として、最終手段として準備しているのがオークションです。
なので、お客様から車を買取する際も、オークション相場よりも安く買い取っています。
これを前提として考えると、オークションで３０万円で売れる車なら、３０万で買取すればプラスマイナスが０円となります。
２０万か２５万で買取すれば、利益が生じますが、どこまで利益を追求するかは買取店や、営業マンの采配にかかっています。
査定額に影響を与えている要素は以下の３点になります。
①会社（上）からの指示
②個人経営ならその時のキャッシュ事情
③お客様との関係性
①の上からの指示。この額以上では買い取るなと明確に言われている場合には、交渉しても動きません。
交渉の幅が狭くなります。
②のキャッシュ事情というのは、個人経営のお店でよくある話です。その月のキャッシュ事情が厳しいときは、買取額の交渉幅が狭くなる可能性はあります。
③のお客様との関係。実はこれは一番大きなポイントになります。
車屋さんも人間ですから、良好な関係が築けそうなお客様には妥協しがちです。
車を売る側はこの心理を利用する必要があります。
実は車の査定額を上げるための商談テクニックは、この③と関係しています。
つまり、お店のスタッフと自分が良好な関係を築けると、値段が上がる可能性があります。
買取店は良好な関係が築けるお客様には妥協する可能性がある
いいお客さんにはサービスしてやろうって思うってことかな？
まさにそういうこと！
買取店はいいお客様には、多少利益率が落ちても成約させたいと思います。
別の店舗にとられる前に交渉成立をしたいと頑張るわけです。
どんなお客さんが、いいお客さんって思ってもらえるの？
マウントを取らないだけでも、まずはOKだね。
そんな簡単でいいんだ。
ごりごり交渉してくるタイプは嫌がられるよ。
「このお店が気に入りました。」
「ぜひこのお店で売りたい。」
「でも他店ではもう少し高く値段がついていて・・・。」
こんなお客様には頑張ろう！って車屋さんはなります。
なるほど。好かれて嫌な気持ちする人はいないよね。
車屋さんとの交渉も、普段の人間関係も同じに見えてきた
まったく同じだね。
商談で買取店スタッフに効く魔法の言葉
商談で買取店スタッフに効く魔法の言葉がありますのでご紹介します。
私もお客様に、これを言われると弱いです。頑張ろうとなります。
「こちらのお店が気に入ったので、ぜひこちらで売りたいと思います。
「一番高い値段をつけてくれたお店が、〇〇万円だったので、同じかもう少しだけでも高くつけてくれたら、このお店できめます」
こうアプローチをすれば、きっといい結果が出るはずです。
なんか魔法の言葉みたいなね。
そうなんだよ。この言葉、実際に僕も使われて高く値段つけたことあるし、実は僕がお客さんの立場でつかったときも効果があったね。
この言葉があると、営業マンのほとんどは前向きに検討してくれます。
ただ気をつけないといけないのは、検討してくれた結果難しかった場合は、ごり押ししない事です。
その時は、交渉した中で一番高くつけてくれたお店で売りましょう。
もしくは、査定額にそれほど差がないなら、一番気に入ったお店でもいいのではないでしょうか
補足 一括査定後、どのお店を選べばいいのか
買取店に競争してもらうなら、ネットでの一括査定がおすすめだったけど、
その中から、最後どうやって売るお店を決めたらいいのかな？
一番高くつけてくれたお店で即決か、もしくは一番リラックスして話せるお店で交渉するかだね
ある買取店が提示してくれた額で、完全満足しているなら、そこで即決でもかまいません。
もしくは、もっと値を上げたいと思うなら、査定してくれたお店の中で、一番リラックスして話せるお店、営業マンと交渉することです。
交渉の時は、一番高く見積もってくれたお店の提示額をベースに交渉してください。
複数の買取業者からの営業電話への対処法
この記事もまとめに近くなってきましたが、最後に補足で必要なことをお伝えします。
査定額を上げるためには、買取業者に競争してもらうことがおすすめであることは、既にお伝えしました。
しかし、その上で、ユーザーさんが一番懸念されることは、営業電話に悩むということです。
それを避けるために、この記事では競争がありながら、１社のみとの対応で完結するユーカーパックや、最大でも３社までの営業電話に絞れる、MOTAをご紹介しています。
しかし、他の買取業者にも査定してほしい場合や、複数の買取業者から営業電話がくる一括査定サイトを使いたい場合もあります。
そんな場合は、営業電話が悩みとして浮上します。
その対処法ですが、電話をしてくる買取業者側の事情を考えてみると、ヒントがみえます。
結論をいうと、電話にでて「断り」をいれれば、その後は連絡がこなくなります。
さすがに断ったのに、なんども連絡がくることは、基本ありません。
買取業者からすると、査定依頼がきているので、電話しなければという仕事意識が生じます。
電話をしなければ、お客さまによっては、「なぜ連絡をしてこないのか？」といって、クレームが入ることもあります。
私も車屋なので、この気持ちはよく分かるのですが、査定依頼が入っていれば、すぐに対応しないとと思います。
放置してしまうと、こちらも連絡しずらくなるし、お叱りを受けるのではないかと思ってしまいます。
１度電話してもつながらない場合は、２度、３度ぐらいは連絡しないとと思います。
このあたりの、回数は会社によって温度差はあると思いますが、依頼を受けている以上、最低でも２～３度は連絡しないとと思うのが、ほとんどではないでしょうか。
しかし、電話が通じて、「他で決まりました」または、「今回は辞めました」など、なんらかの終わりの確認がとれれば、それ以上は電話をしません。
なので、何回もくる営業電話に対処する方法は、いったん電話にでて、お断りをすることです。
これを聞いて、なんだと思うかもしれませんが、これが一番いい対処法になります。
まとめ 車を高く売る方法 知恵袋の意見は参考になるのか
知恵袋や様々な口コミを調べて、検討する人は多いと思います。
今回の「車を高く売る方法」を知恵袋で調べたところ、私も現場で感じている感覚と近いものも多くありました。
知恵袋やネット上の口コミには、あっている部分とそうでない部分があります。すべてを鵜呑みにはできませんが、一つの参考材料になることは間違いありませんし、そうしている人も多くいるでしょう。
そういう意味では、私のこの記事も車業界にたずさわっている、実体験を持っている一人の意見ですので、最後まで読んでくださった方は、生の声を求めていた方かもしれません。
少しでも参考になれば嬉しいです。
車を高く売りたいという気持ちは、みんな同じです。ぜひ、今回解説した内容を通して、少しでも高く売却できたという声が出てくれば嬉しく思います。
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