沖縄の個人売買サイト、MOTAダイレクトって高く売れるのかな?
中間コストがないから売れたら利益は大きいよね
沖縄でMOTAダイレクトという新しい車の個人売買サービスが立ち上がりました。
車の個人売買は少しずつ注目を集めています。
理由は中間マージンが抜かれないからです。
メルカリをはじめ、フリマアプリのブームが車業界にも波及している証拠です。
個人売買が主流なれば、今後の車業界の景色ががらっと変わるかもしれません。
MOTAダイレクトはおすすめ?
個人売買をするなら、絶対にプロを間にはさむべき。MOTAダイレクトを使ったほうがいい
私は個人売買自体は、リスクがあっておすすめしていません。
しかし、間にプロ(MOTAダイレクト)が入るなら話は別です。
個人売買のリスクを全て排除できるからです。
時間に余裕があって待てる人。高く売りたい人には、MOTAダイレクトはおすすめです。
▼MOTAダイレクトの公式ページ▼
メルカリなどフリマアプリと比べるとよくわかりますが、不用品を買取店に売るよりも、フリマアプリで売るほうが高く売れます。中間コストがないからです。
車も同じことがいえます。MOTAダイレクトで売却すれば、中間コストがかからない分、高く売れます。
売却まで時間の余裕があり、少しでも高く売りたい!という方は、MOTAダイレクトはおすすめです。
今回はMOTAダイレクトについて詳しく解説していきます。
なお、個人売買(MOTAダイレクト)ではなく、車の買取業者へ売却し、すぐにお金が欲しい方は、こちらでおすすめを書いてますので、合わせてお読みください。
▼車売却のおすすめ買取業者12選▼
▼MOTAダイレクト公式サイトはこちら▼
▼MOTAダイレクトのおすすめポイントは以下になります▼
①中間コストがかからいので、下取り、買取りより高く売れる
②出品料、仲介手数料無料
③出品の検査・撮影はMOTAダイレクトスタッフがしてくれる
④名義変更など複雑な事務手続きもプロが代行
⑤お客様からの問い合わせもMOTAダイレクトのスタッフが対応してくれる
⑥時間に余裕があり待てる方には最適な個人売買サイト
MOTAダイレクは高く売れるのか
沖縄で立ち上がったMOTAダイレクト。
MOTAダイレクトは高く売れる可能性はあるのでしょうか?
MOTAダイレクトは買取や下取より、高く売れる可能性はある?
中間コストがかからないから、売れれば高くなるよね
車屋の立場から見ても、MOTAダイレクトで売れれば、下取りや買取より高くなるのはわかります。
理由はカンタンで、メルカリなどフリマアプリと同じです。
中間マージンがない分、売れる時は高くなるという理屈です。
私は個人的な趣味もあり、服や雑貨、不用品をフリマアプリで売ることがあります。
買取店で売却するよりも高く売れます。
もちろんデメリットもあり、それは手間がかかること。
売れるまで時間がかかる。多少のノウハウがいるなどです。
商品は変わっても、車も同じです。
中間コストがない分、売れる時は買取店で売却するよりも高く売れることになります。
ただし、フリマアプリと同じように、本来は手間がかかり、めんどくさい作業が増えることになります。
しかし、その大変な作業を全部、MOTAダイレクトのプロがしてくれる!
これが、最大のメリットと言ってもいいでしょう。
MOTAダイレクトの相場
MOTAダイレクトで出品されている車の相場を見ると、市場の相場に合わせているのが分かります。
MOTAダイレクトのスタッフもプロだから、市場の相場をみて適正な価格を設定しているのが分かる
全体的には一般の中古車の市場の範囲になっています。
出品車両によっては相場の下限のもあれば、上限のもあります。どちらにせよ相場の範囲です。
おそらく、相場はMOTAダイレクトのプロのアドバイスのもと、出品者の意向とすり合わせて決めているのだと思います。
当然、安ければ安いほど売れやすいですが、出品者の意向により相場の上限になることもあるのではないでしょうか。
結論として、市場の相場をおさえての値付けなので、売れれば買取店での売却よりも高くなるのは、はっきりとわかります。
個人売買(MOTAダイレクト)と買取業者での売却の比較
MOTAダイレクトの個人売買で売れた時と、買取業者で売却した時では、どのぐらい差が出るのでしょうか?
MOTAダイレクトのHPには下記のような図があります。
この図を車屋の視点で解説してみます。
「売る」ということに限定すると、今までの買取店への売却では75万円。MOTAダイレクトをつかうと、99万となっています。
差額は24万円です。
相場は動くのと、売り方にも色々あるので、購入者側の132万円の説明は、ここでは省きます。
車の買取店は、買取の一つの基準としては、オークション相場の下限、もしくは、それより下で買取します。
買取額にも一つの基準がないと、定められないからね
MOTAダイレクトの99万が、お客様へ直接売却する相場と考えます。
もし、車の買取店が利益を出そうとすると、この99万円でお客様から買取しては利益がだせません。
99万円で買取した車を、99万円でエンドユーザーに売ることになるからです。
なので、99万円よりも下で買取ます。
ですが、ここでポイントがあります。どのぐらい下で買取するかということです。
買取店は、買取した車を自社で売却できない時のために、リスクヘッジをかけます。
それがオークションでの売却です。もし自社の店頭で売れないなら、オークションで売るという流れです。
買取業者は、買取した車を自社の店頭で売れないなら、オークションで売ります
なので、結果としてオークション相場の下限か、それよりも下で買取するのが通常なんだ
買取額は、オークションに出しても利益が出せる額で買取する必要がでます。
オークションの相場は、一般の市場でやりとりされている相場より下です。
オークション相場で利益を出す程度の額で買うわけですから、99万円よりも10~20万は下で買うということになります。
このあたりは、オークションの相場にもよるので、一律で数字はいえませんが、ざっくりとはこんな感じです。
なので、75万で買取するという図式もあながち遠い話ではありません。
99万でMOTAダイレクトで売るのと、75万円で車の買取業者に売るのとでは、どちらが利益がとれるかは、一目瞭然です。
▼MOTAダイレクト公式サイトはこちら▼
▼MOTAダイレクトのおすすめポイントは以下になります▼
①中間コストがかからいので、下取り、買取りより高く売れる
②出品料、仲介手数料無料
③出品の検査・撮影はMOTAダイレクトスタッフがしてくれる
④名義変更など複雑な事務手続きもプロが代行
⑤お客様からの問い合わせもMOTAダイレクトのスタッフが対応してくれる
⑥時間に余裕があり待てる方には最適な個人売買サイト
MOTAダイレクトのメリット・デメリット
MOTAダイレクトのメリットとデメリットをまとめてみます。
まずはデメリットからです。
予想つくデメリットはこの2点です。
私たち車屋は大手の中古車販売サイトを利用しています。競合がひしめく中で、出品し問い合わせがあり、売れるのを待ちます。
人気車種で回転率の速い車であれば、長期在庫にならず売れます。
しかし、相場より高い額だったり、写真の撮り方など問題があれば、売れるのに時間がかかります。
おそらく、MOTAダイレクトでも、これと同じような現象はあるでしょう。
MOTAダイレクトをつかって個人売買に挑戦するなら、気持ち的には個人事業主のような気持ちで、じっくりと待つ気持ちが必要かもしれません。
もう一つ、現在は査定や写真撮りはイーアス沖縄豊崎のみでおこなっているようです。
出張検査・撮影は準備中とのこと。
距離がある方は、少ししんどい可能性があります。ですが、旅行気分で行ける方は楽しいかもしれません。
次にメリットです。
MOTAダイレクトの一番のメリットは、中間コストがないことによる、利益額の大きさです。
売れれば利益は買取業者への売却よりも高いでしょう。
そして、個人売買において一番のデメリットが複雑な事務手続きと、相手とのトラブルです。
MOTAダイレクトを使えば、プロが仲介に入っているので、事務手続きも代行してくれますし、お客様からの質問も仲介代行してくれます。
私はもともと、個人売買は推奨していません。
ただし、これはプロが一切かかわらない個人売買です。プロが仲介に入るなら、まったく問題ありません。
売れるまでの時間を待てるなら、MOTAダイレクトはおすすめといえます。
MOTAダイレクトがおすすめの人
MOTAダイレクトが向いている人は、時間的余裕がある方です。
車をすぐに売却したい人は、買取業者への売却がおすすめです。少しでも高く売りたいなら、競争があるネット一括査定がおすすめです。
おすすめのネット一括査定サイトについては、こちらで書いています。
MOTAダイレクトのサイトに登録して、問い合わせがあるまで待つ必要があります。
たとえば、こんな人はMOTAダイレクトが向いていると思います。
自分で期限を決めて出品するのもいいかもしれません。
私も中古車販売サイトに出品していますが、期限を決めて出品します。
車は時間とともに買取相場が下がります。
時間がかかっても売れるなら、MOTAダイレクトで売れたほうが、買取店で売るよりは利益がとれます。
しかし、売れなかったことも考えて、自分で期限を決めて出品するのも一つの方法です。
最初からMOTAダイレクト一択で考えず、出品してみて様子見もありだね
売買はタイミングだからね。期限を決めてやると気持ちも楽だよね
MOTAダイレクトの出品で気をつけたほうがいいこと
MOTAダイレクトで売れなかった時のことも考えておくほうがいです。
プロスタッフも、一生懸命フォローしてくれるはずです。
しかし、結果として売れない。そんな可能性もあります。
長期的な時間余裕があれば、ゆっくりと待つことはできます。
しかし、余裕はあると言っても、半年以内とか、1年以内とか確実に売りたいという場合は、期限を決めておくといいでしょう。
車は時間とともに価値が下がっていきます。
MOTAダイレクトで売れなかった後、買取業者で売却と考えた時に、車の価値が下がっていると後悔するかもしれません。
とはいっても、数か月で著しく下がるというのは、よほど相場全体が動かないかぎりありません。
そのあたりの微妙なラインは、MOTAダイレクトのスタッフもプロですので、一度ご相談してみたらいいかと思います。
ただ、注意したほうがいいのは、走行距離が大台に乗る瀬戸際の場合は、気をつけましょう。
たとえば、49500キロと50050キロでは走行距離の差は、550キロですが、査定額では大きく差がでることがあります。
このあたりは気をつけたほうがいいです。
あとは外装の傷や凹みです。
MOTAダイレクトに出品中に、傷や凹みをつけてしまうと、後々買取業者への売却になった際に、査定額が下がる可能性があります。そこは注意しましょう。
車の価値は、走行距離と外装の傷で、大きく変わることがあるから注意が必要
出品方法
MOTAダイレクトの出品方法はカンタンです。
出品のための査定、写真撮り、出品作業はMOTAダイレクトのスタッフが行います。
まずは下記のサイトからHPに入ります。
HPに入ったら、ページを下にスクロールして、「お任せ出品」「車両情報入力」の画面まできます。
30秒で入力完了となっていますが、まずは車両情報を入力。そして個人情報の入力になります。
ここではシエンタの平成30年で入力してみます。
車両情報を入力すると、個人情報の入力フォームになります。
入力して「出品する」ですすんでいく流れになります。
出品に関して不安がある方は、年中無休(10:00~20;30)の電話も準備されています。
こちらから相談もいいかと思います。
その他の基本情報
MOTAダイレクトは2023年11月14日にサイトオープンした新しいサービスです。
沖縄限定のサービスになります。
運営会社は「ランドクルーザー」や「ハイエース」の専門店を運営している、フレックス株式会社です。
2023年12月2日に、イーアス沖縄豊崎に実店舗がオープンしています。
住所:〒901-0225 沖縄県豊見城市豊崎3-35
電話番号:0120-991-939
車を安く買えて、高く売れるを掲げて、全く新しい車の個人売買サービスとしてスタートしました。
売り主は出品料と仲介手数料が無料になっています。
車を売る人にとっては、ハードルが低い仕組みです。
▼MOTAダイレクトの公式ページ▼
まとめ 個人売買の今後の見通し
車業界における、今後の個人売買の見通しは明るいと考えます。
車の業界人として、現状が変わっていくことは恐怖でもあり、チャンスでもあります。
冷静に考えると、時代は個人売買を押していますし、事実そうなってきています。
車以外のほとんどの商品は、個人売買の環境が整っている中で、車だけが遅れている印象です。
MOTAダイレクトは沖縄で始まったビジネスですが、拡大する可能性もあります。
私のお店は新車も中古車も扱っていますが、あるメーカーのディーラーからは、新車のある限定された車種は販売できないと言ってきました。
これは、私のお店がという意味ではなく、体制としての話です。
今後、一般の車屋では新車を売れない。もしくは、限られた車種しか売れないとなるかもしれません。
そういった現状を考えると、中古車市場に目が向きます。
と、同時に世の中は個人売買が推奨されています。そしてネットを活用した売買が発達しています。
車業界だけが、取り残されるわけにはいきません。
私のお店も、変化が求められるようになる覚悟をしつつ、MOTAダイレクトのようなビジネスモデルについていけるように変化する必要を感じます。
お客様が一番利益をえられ、役立つものを提供する。それしか生き残れない時代になっています。
個人売買に興味をもち、この記事をお読みになっている方は、きっと多少の手間がかかっても、車を高く売りたいと考えれる人だと思います。
そんな方でしたら、車買取業者で売却する前に、MOTAダイレクトで個人売買に挑戦してみるのもいいのではと思います。
その経験が、いつか次の車を売却する時に、役に立つかもしれません。
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