知恵袋を見るとカーリースってどうなの?メリットはやデメリットは?辞めたほうがいい?
という質問が目立ちます。
今回はそれについて現役の車屋が深堀解説します。
先に結論をお伝えすると、単純に「やめとけ」とはいえません。
今後、カーリースは車の乗り方として、むしろ定着していく可能性があるサービスです。
とくに、カーリースを選択すれば、車の購入にあてる予定だったお金が手元に残ります。
このお金の使い方によっては、人生の選択肢がふえたり、資産を増やせる可能性があります。
まずはカーリースのメリット、デメリットをまずはしっかりと理解する必要があります。
今回は、カーリースは「やめとけ」とはいえない理由。そしてメリットとデメリットも合わせて解説し、おすすめのカーリース会社も解説していきます。
なお、先にカーリースが向いている人と、そうでない人をまとめると以下のようになります。
逆にカーリースを選ばなくてもいい方もいます。
以下のような方は無理にリースにする必要はありません。
僕みたいに、手元にお金を残しておきたい人はリースが向いてそうだね
まとまったお金が準備できないからリースでっていう人は、けっこういるよ
なお、すでにカーリースを検討している方は、この記事で7選をご紹介しますが、どれか迷った場合には、ニコノリがおすすめです。扱っている車種が豊富で、HPの説明もわかりやすくコスパがいいです。
もちろん、その他にも特徴ごとに、おすすめはありますので、関心ある方は、後半のおすすめ7選をお読みください。
▼当ブログ注目の3社▼
サービス名 | 定額ニコノリパック | おトクにマイカー定額カルモくん | KINTO |
契約方式 | オープン/クローズ両方選択可能 | クローズエンド方式 | クローズエンド方式 |
リース期間 | 1~9年 | 1~11年 | 3年・5年・7年 |
走行距離制限 | 個別相談 | 月間1500キロ(7年以上プランは走行距離制限なし) | 月間1500キロ |
任意保険(自動車保険) | △(オプションあり) | △(オプションセットあり) | 〇(標準セット) |
途中解約 | × | × | △(プランあり) |
カスタムや改造 | × | 7年以上の「もらえるプションつき」ならOK | × |
さいごに自己所有可能か | 〇 | 7年以上で「もらえるオプションつき」ならOK | × |
現状回復費用について | 自己責任 | プランあり | 自己責任 |
ボーナス払いの選択 | 〇 | 完全定額 | 〇 |
クレカ払い | × | × | 〇 |
(画像引用:ニコノリ公式ページ)
月額リース料 | 5,500円~ |
料金に含まれているもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検代、自賠責保険、重量税、 オイル交換、新車6ヵ月点検 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | オプションとして込みにすることは可能 |
その他メンテナンス | ライトプラン、バリュープランあり。 |
走行距離制限 | 個別相談にて設定 |
途中解約について | できない。やむを得ない場合に限り相談の上。違約金が発生する |
▼ニコノリの公式HP▼
①納期が早い新車リース車がある
②リース商品の説明が分かり易い
③残価なしと残価つきを、「もらえるパック」「標準パック」を分かり易い表記になっている
④5,500円という低価格から準備されている
⑤オンラインでの対応が充実している
⑥自宅に納車してもらえる
⑦車種のメニューが豊富。軽トラ・軽バンなどの貨物系もある
カーリースの基本知識 仕組みについて
そもそもカーリースってどんな仕組みなの?
ローンのようにお金を借りるのではなく、車を長期間借りるっていうサービスだよ
カーリースとは期間を決めて、リース会社から車を借りるという仕組みです。
まずはリース料金についてです。
月々のリース料金ですが、リース期間だけの利用料を支払うという考え方になります。
例えば7年リースで考えてみます。
7年後にその車がどのぐらいの価値が残っているのかを、事前に想定するところからはじまります。
つまり、7年後の予想下取価格を算出します。
この7年後の予想下取価格のことを「残価」といいます。
事前に想定できるの?
リース会社の計算方法があるようだね。誤差はあっても、最低限これだけの残価なら損しないっていう基準があるんだよ
たとえば300万円の車が7年後には100万(※下取価格100万)になると想定できたとします。
この場合は、この100万円を残価といいます。
つまり7年間で200万円の価値がなくなるという計算になるので、7年間の月々のリース料金は200万円÷84ヵ月で23,800円となります。
借りる期間の分だけの車代金を支払うという仕組みです。
ただし車は車両本体価格以外にもかかる費用があります。例えば自動車税は必須です。
300万円(車両本体価格)+自動車税7年分を84ヵ月で割ることになります。
そして、リースでは車検やメンテナンスも任意で込みにできます。もし、それも込みにした場合には、車検費用やメンテナンス費用を7年分加えて、84回で割ることになります。
7年だと車検が3年目と5年目の2回あるので、その分の車検法定費用と絶対にかかる消耗品の交換代金を加えて総額を出すことになります。
法定費用は国が決めた費用なので、どの車屋でも同じ額になるので計算は簡単です。
消耗品は新車から7年で考えると、計算は難しくありません。
ただ、これだけだとリース会社には儲けはありません。
なので7年間にかかる総額にリース会社の手数料が加わります。
ローンの場合はお金を借りるので金利が発生しますが、リースは車を借りているだけなので、金利とう概念は存在しません。
金利の代わりになるのが手数料です。ただ手数料のパーセンテージは公表されていません。ただ、おおよそ4%前後ではないかと思われます。
7年だけど車検は3年目と5年目の2回だけ?
新車は1回目の車検は3年目。その次は5年目。3回目の7年目は車を返却するから必要ないよね。自己所有にするなら自分で車検を通すことになるよ。
残価清算
残価清算について解説します。
残価とは、先ほどの話でいうと300万円の車が7年後に、100万の価値しか残っていないという話の中での100万円がそれにあたります。
契約満了時に残価清算をしますが、カンタンにいうと、車の査定をして、いくらで買取できるかを見るという話しです。
その時に100万円の価値があれば、予想とおりになります。
その査定のうえで、その車をどうするのかの選択肢が3つあります。
契約終了後の選択肢
契約終了後の選択肢について解説します。
車を自分の所有にする
契約終了後に、残価をリース会社に支払うことで、車を自分の所有にすることが出来ます。
もともと300万円の車で、残価を100万円とします。
既に200万円は支払い済みなので、残りの100万円をリース会社に支払う事で、自分の車にすることができます。
簡単にいうと、「300万円の車で、まだ200万しか払ってないでしょ!欲しいなら、残りの100万円はらって!」という事です。
その他にかかる経費は、名義をリース会社から自分に変更する事務手数料が必要になります。
おおよそ1~2万ぐらいにおさまるはずです。
リース会社に残価清算を担当する部署があるので、そこで支払い方法に応じた見積もりが発行されます。
事務手数料がかかるのか。たしかに名義変更必要だもんね
車を返却する
車を返却する方法もあります。
車を返却するのですが、残価の100万と同じ価値が車に残っているかを確認します。
100万円以上の価値が残っていれば、お客様に差額をバックします。価値が立ちなければ、差額分をリース会社に支払います。
これを残価清算といいます。
残価清算はどういった流れが一般的かというと、車を販売した販売店が査定をして、買い取るということがほとんどです(※車の販売店が望まない場合には、リース会社が査定して、車を引き取るという事もありますが、ほとんどありません)
リース会社が査定するわけじゃないの?
リース会社かリース契約を結んだ販売店かになる。でも実際は販売店が査定して買取して、残価分をリース会社に振り込むという流れがほとんどなんだ
リース契約をした販売店が、車を査定買取してリース会社に100万円を支払うという流れがほとんどです。
ですがお客様からすると、そのような事務的な流れは見えないので、特に意識せず終わることがほとんどです。
ここでポイントになるのが、査定する販売店がどれだけの価値をつけるかになります。
ただご安心いただきたいのは、車を販売した販売店ですから、お店の大切な顧客のお車を、ぼったくりのように相場より圧倒的に低く見積もることは基本的にはありません。相場に見合った計算をするでしょう。
話は戻りますが、残価100万の車で、残価清算の査定で価値が120万となれば、お客様にもバックが見込めます。
しかし90万の価値しかなければ、車の販売店としては100万で買取しても、損をするので、お客様に10万円のお支払いが発生します。
これが残価清算の仕組みです。
ですがよほどの事がない限りは、お客さまの支払いが発生する事はありません。
そのような安全領域での残価を設定している事がほとんどです。
残価はお客様が支払いしないように、安全な範囲で設定されてるの知って安心
なので逆に残価を大きく設定して、月々リース料金を極端に安く設定するのは気をつけたほうがいいよね。
再リースする
3つめは車の残価分の100万円を再リースする方法です。
100万円をもう一度7年や5年などでリースします。
これは最初のリースと仕組と同じです。
この場合は、ほとんどは残価をゼロにして月々の支払が終わる時には自己所有になる設定にします。
カーリースのメリット
カーリースのメリットをみていきます。
少なくとも、メリットがないサービスを活用する人はいません。
もちろん、デメリットもありますが、まずはメリットをしっかり理解しておく必要があるでしょう。
車をリースにすれば、まとまったお金を手元に残せる
最大のメリットの1つが、車をリースにすることで、まとまったお金を手元に残せることです。
家計の中で、使えるお金は無限ではありません。
車の購入にお金を使うと、別のことにはつかえません。別のことで、キャッシュが必要になれば誰かに借りるしかなくなります。
こういった不安を避けるには、リースはぴったりのサービスといえます。
例えば、手元にお金が残るので、それを学費にまわしたり、自分の勉強にまわすこともできます。
または、副業や、投資にあてることもできます。
その結果として、逆にお金が増えるかもしれません。
もちろん、リースにしなくても、後で必要な時にお金を借りるという方法もあります
その場合、カーリースの手数料と、借入先の金利とどちらが得なのかがポイントになります。
個別で比較が必要になります。
ちなみに、カーリースでは、金利という概念がありません。お金を借りるサービスではないからです。
リース会社への手数料になります。
公表されていませんが、おおよそ3~5%。4%前後と考えられています。
手間が省ける
カーリースの一番のメリットは「手間」が省けるです。
「お金で時間を買う」「お金で手間を省く」をしたい人にとっては、カーリースはメリットが大きいです。
リースの場合には12ヵ月点検や車検ではリース会社より、ハガキなど通知がきます。
多忙な生活をしていて、点検や車検を忘れがちな方にとっては、大切なポイントで連絡がくるのはありがたい話ですよね。
僕も忙しいからそれのほうがありがたいな
もちろん車の販売店も、リースなら点検車の入庫を意識しているので、連絡をしてくれる可能性は高くなります。
またリースの場合は、点検や車検時にまとまったお金を準備する必要がないので、お金のやりくりがめんどくさい人にはおすすめです。
私のお客様でも、多忙なシングルマザーが、リースにしておけば、自分が忙しい時には、家族に車を整備工場に持っていってもらうだけでOKだから楽と言っていました。
リースなので点検内容は決まっているし、お金も毎月口座引き落としされているので、窓口で手続きすることがほとんどないのでという意味で便利なようです。
経費計算がしやすい
個人事業主や法人になりますが、定額で経費扱いできるので計算が楽になります。
車の場合は通常、減価償却という扱いで売り上げに対して経費で引いていくことになります。
たとえば、僕のお店でもレンタカーを経営していますが、ある年度にレンタカーの入れ替えを3台したとしたら、その3台分の減価償却がどしっとのしかかってきます。
売り上げを積み上げても、減価償却が終わってない年は利益が減るということになります。
ですがリースにすると、固定で経費計算ができるので売り上げに対しての経費の波が少なくなります。
決算上安定した取り組みができるのが大きなメリットです。
法人にはメリットが大きそうだね
法人の方では残価清算後も経費計算を考えて、再リースにされた方がいるね
カーリースのデメリット
少しでもお金を無駄にしたくない人はカーリースは辞めたほうがいいです。
一つは手数料になります。
もう一つは、カーリースになるので契約にある程度縛られるということです。
リース会社への手数料
リースの場合は手数料は公表さてていません。
リース会社に確認した事もありますが、公表されてなくて・・・の回答しかかえってきません。
しかし、私がリースの試算をしている感じだと、4%前後ぐらいではないかと思っています。
ちなみに、中古車のローンの一般的な金利の相場は4.5~7%ぐらいなので、その相場の安いほうか、それ以下かぐらいになりそうです。
新車になると、もう少し安かったり、銀行ローンだともっと安いので、どこと比較するかにもよりますが、ローンと比べてもそこまで、べらぼうの手数料を取っているというイメージでありません。
しかし、一括購入と比べると手数料分が余分に発生しているのは事実です。
ちなみにローンで300万円の支払いを、金利4.5%で7年、7年で計算すると以下になります。
みなさんどう思いますか?
これがローンの場合の金利の重みです。
リースは金利ではありませんが、手数料としてリース会社に支払いが月額に込みになっているという認識は必要です。
この事実を理解した上で、この手数料分を「手間」や「時短」のための経費と考えるのか、そこが大きな判断の分かれ目ですよね。
または、この手数料よりも、残ったキャッシュを有効活用できるなら、リースのほうがメリットがあるといえます。
ローンの金利ってすごい数字。リースもある程度は払ってる覚悟は必要だね
そうだね。そこは自覚は必要だよね
走行距離の制限
カーリースには走行距離の制限があります。
月1000キロや、700キロなど設定をして契約します。
ただ、これは一時的にこえても問題はありません。5年リースであれば、5年間で平均して、月の平均をこえる乗り方をしていると、残価清算のときに支払いが生じる可能性があります。
なぜかというと、車の価値は走行距離の影響を受けるからです。
なので、カーリースは契約時に、残価を設定しますが、走行距離を設定よりも多く乗られると、車の価値が下がり、残価よりも価値がなくなる可能性があるからです。
なので、走行距離を自由にしたい方には、カーリースは向いてないといえます。
ただ、実際のところは対策もあって、そもそも普通の乗り方をしていれば、月間1000キロをこえる事は少ないし、リース会社では1500キロの設定もあるので、高い設定のをえらんでおけば問題がありません。
または、残価清算のないカーリースもあるので、それを選んでおけば、最後に残価清算がなく、自分の車になるので問題が生じません。
走行距離制限か。一瞬、縛られるなと思ったけど。冷静に考えるとそんなに走らないな
一時的にこえるのは問題ないし。最後に車がもらえるプランで契約すれば、最後に追加費用は発生しないよね
カスタムや改造の制限
走行距離と同じ考え方になるのですが、最後の残価清算の時に、車の価値を下げないために、車のカスタムや改造を禁止しているカーリースが多いです。
常識の範囲でのオプションをつけるなどは、価値を下げないし、むしろ上がることもあるでしょう。
しかし、独自カラーの出過ぎたカスタムは、辞めたほうがいいですし、カーリース会社も禁止していたり、現状回復を前提にしていることが多いです。
なので、カスタムや改造を自由にしたい方には、カーリースはおすすめとはいえないでしょう。
常識の範囲でのオプションをつけるとかは、大丈夫なんだね
そうだね。ナビをつけたり、ドラレコをつけたり、そういったことまで禁止というわけではないよ
途中解約
カーリースで、よくある勘違いで途中解約が可能と思っているというのがあります。
しかし、実際はほとんどのカーリース会社は、途中解約を禁止しています。
もし、途中解約になった場合には、違約金が発生するのがほとんどです。
しかし、それを逆手にとって、途中解約がOKなサービスを提供するカーリース会社もでてきました。
なので、途中解約の可能性がある人は、最初から途中解約が可能なリース会社を選ぶことをおすすめします。
たとえば、リースナブルは途中解約が可能になっています。
また、ピタクルもある指定されている事由で、途中解約をする場合にはOKになります。
あとは、トヨタのKINTOもオプションで途中解約が可能なプランを準備しています。
カーリースがおすすめの人 おすすめでない人
ここまで書いてきたように、カーリースがおすすめの人は、「手元にまとまったお金をおいておきたい」「リース会社への手数料」がかかっても時短をしたい。車管理の手間をを省きたい人です。
人は色んなことを一人でする事はできません。なのでお金を使って、負担になる仕事を人に任せます。
同じようにリースの手数料を「時短のため」「手間が省ける」など、車の管理を楽にするための必要経費と考えれる人は、リースがだんぜんおすすめです。
または、車の購入にかかるお金を、別の目的に使いたい人もカーリースはおすすめです。
しかし、とにかくお金を安く済ませたいという方は、現金一括で車を購入することがおすすめです。
なるほど。こう考えると分かりやすいね
まとめ カーリースは辞めとけはケースバイケース
今回解説してきたようにカーリスにはメリット、デメリットがあります。
なので「カーリースは辞めとけ」について回答するなら、ケースバイケースで自分にあった方法を選択しましょうになります。
ですから、僕もお客さまに相談受けた場合には、お客様が何を願っているのか、生活スタイルなどお聞きした上で、お客様のライフスタイルに合わせたご提案をします。
今回紹介したシングルマザーの方も、リースか購入か迷っていましたが、いろいろお聞きする中でリースをご提案し、お客様も満足されています。
または別のお客様では、僕のほうからリースの仕組みをご説明した上で、トータルで考えるとリースじゃないほうが得だと分かったということで、現金一括で購入された方もいます。
なので、このあたりはケースバイケースになりますが、それを判断するためにはカーリースの仕組みをしっかりと知る必要があります。
なので、今回の記事を読んでいただき、リースが自分にあっているかどうか、判断できるようになってもらえると嬉しいです。
カーリース会社 おすすめ7選
それでは、現役の車屋として選んだおすすめのカーリース7選を紹介します。
7社を選ぶとしたら下記の7社です。
カーリースはたくさんの会社が運営しています。
多すぎるとどれを選んでいいのか迷うかと思います。
今回ご紹介のカーリース会社は下記の判断基準をもとにセレクトしています。
このあと、各カーリース会社の詳細を解説していきますが、先に押さえておくべきポイントだけピックアップして、一覧表にしましたので、ご確認ください。
どのカーリース会社がいいか迷った場合には、ニコノリか定額カルモくん、トヨタがいい、または任意保険までリース料金に含めたいなら、KINTOがおすすめです。
KINTO | 定額カルモくん | ニコノリ | MOTA | リースナブル | SOMPOで乗ーる | ピタクル | |
契約方式 | クローズ エンド方式 | クローズエンド方式 | オープン/クローズ両方選択可能 | クローズエンド方式 | オープンエンド方式 | オープンエンド方式 | クローズエンド方式 |
リース期間 | 3年・5年・7年 | 1~11年 | 1~9年 | 7年、9年、11年 | 3年、5年、(限定車種で9年もあり) | 1年~9年(HPには3、5、9年記載。それ以外は相談で可能) | 5年・7年・9年 |
走行距離制限 | 月間1500キロ | 月間1500キロ(7年以上プランは走行距離制限なし) | 個別相談 | 月間2000キロ | 月間750キロ(9年プランは走行距離制限なし) | 1000キロ | 500キロ・1000キロ・1500キロ(※1500キロ以上は要相談) |
任意保険(自動車保険) | 〇(標準セット) | △(オプションセットあり) | △(オプションあり) | × | × | △(オプションセットあり) | × |
途中解約 | △(プランあり) | × | × | × | 〇 | △(プランあり) | 〇(特定の事由の場合) |
カスタムや改造 | × | 7年以上の「もらえるプションつき」ならOK | × | 〇 | 〇(買取の場合はOK。返却の場合は程度によっては自己負担発生の可能性もあり) | × | |
さいごに自己所有可能か | × | 7年以上で「もらえるオプションつき」ならOK | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
現状回復費用について | 自己責任 | プランあり | 自己責任 | 返却なしのため不要(自己責任) | ・買取の場合は費用発生なし ・返却の際は程度により自己負担発生 | 自己負担 | |
ボーナス払いの選択 | 〇 | 完全定額 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
クレカ払い | 〇 | × | × | × | × | × | × |
※リース会社ごとの強み、特徴ある個所は青とマークしてあります。
ニコノリ(ニコニコカーリース)
(画像引用:ニコノリ公式ページ)
月額リース料 | 5,500円~ |
料金に含まれているもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検代、自賠責保険、重量税、 オイル交換、新車6ヵ月点検 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | オプションとして込みにすることは可能 |
その他メンテナンス | ライトプラン、バリュープランあり。 |
走行距離制限 | 個別相談にて設定 |
途中解約について | できない。やむを得ない場合に限り相談の上。違約金が発生する |
▼ニコノリの公式HP▼
ニコノリはバンランスがとれて初心者にやさしいカーリスです。
他社でもやっているサービスのほとんどはもりこまれています。そして説明がわかりやく誤解も生じにくいのが特徴。
格安レンタカーのニコニコレンタカーで知名度もあり、女性客も多いのが特徴。
低価格の5,500円からのカーリースが準備されています。
なお、車種が豊富で軽貨物も扱っております。
ニコノリのメリットです。
新車の納期が短いのも魅力です。新車はどうしても納期が出てくるので急ぎの人にとってはぴったりです。
あれこれと迷ってしまう人は、ニコニコカーリースで見積もりを取ってみたらいいでしょう。
定額カルモくん
(画像引用:定額カルモくん)
月額リース料 | 12,820円~ |
料金に含まれるもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検点検整備費用、自賠責保険、重量税 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~11年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー・全車種 |
任意保険 | 含まれない |
その他メンテナンス | 別途オプションあり |
走行距離制限 | 月間1500キロ(7年以上プランは走行距離制限なし) |
途中解約について | 途中解約はできない。違約金が発生する |
▼定額カルモくん公式HP▼
定額カルモくんは、今もっとも熱いカーリース会社と言っても過言ではありません。
申込者の累計は10万人を突破している人気のカーリース会社になります。
月額のリース料金は1万円台~となっており、他社と比べると若干高い印象です。
しかし、その理由は完全定額制をとっている。つまりボーナス払いの設定がないからです。
年間で支払う総額で比較すると、お得な料金となっている事がわかります。
その他の特徴としては、最長で11年までリース可能となっています。毎月の支払をできる限りおさえてたい!という方にとっては、かなりありがたちリースになります。
ネットからの申し込みでのキャンペーンなどもしているため、キャンペーンとうまく組み合わせる事で、お得感がさらに増しそうです。
なお、走行距離制限を心配される方が多いですが、定額カルモんくんでは、7年以上の契約になると走行距離無制限になります。
「もらえるオプション」を設定すると、契約満了後に車を自己所有にすることも可能。
非常にコスパがいいカーリースとして、ニコノリと合わせておすすめのカーリースになります。
お客様満足度が99%と高く「コスパ」で考えると、選択肢の1つに絶対にあがるカーリースの1つです。
KINTO
(画像引用:KINTO公式ページ)
月額リース料 | 14,740円~(ボーナス払い可)※クレジットカード払い可能 |
料金に含まれるもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検点検整備費用、自賠責保険、重量税、任意保険 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 3年・5年・7年 |
選べるメーカー・車種 | トヨタ・レクサス |
任意保険 | リース料金に含む |
その他メンテナンス | 1プランのみ |
走行距離制限 | 月間1500キロ |
途中解約について | フリープランあり(途中解約可能プラン) |
▼KINTOの公式HP▼
トヨタのKINTOについては、こりえの記事でより詳細に解説しています。
若者(35歳未満)の方や、自働車保険の等級が低い人であれば、トヨタのKINTOは圧倒的にお得でおすすめです。
任意保険も込みになっており、等級が一律のため、本来等級が低いはずの若者にとっては、お得なサービスとなっています。
自働車保険は等級という概念がないため、事故などで車の修理が発生しても、保険料が変わることはありません。
免責5万円の自己負担分以上は、保険で修理が可能なので安心して乗ることができます。
そしてKINTOは解約金のかからないフリープランが準備されているのもポイント。
カーリースで乗りたいが、どのぐらい乗るか分からないという方は、とりあえずKINTOで契約して、必要なくなったら、そのタイミングで解約という事が可能。
またKINTOのさらなる強みの一つは、クレジットカード支払いが可能なこと!
クレジットカードが使えると、ポイントも貯まるし、かなりありがたいですよね。
全てがコミコミで、支払いもクレカで簡単。初めて車を持つ方で、いろいろと分けて契約するのがめんどくさい方は、KINTOがおすすめです。
MOTAカーリース
(画像引用:MOTA公式ページ)
月額リース料 | 6,270円~(ボーナス兼用払い) |
料金に含まれるもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検点検整備費用、自賠責保険、重量税 |
新車・中古車 | 新車のみ |
リース期間 | 7年、9年、11年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | 含まれない |
その他メンテナンス | 別途オプションプランあり |
走行距離制限 | 制限なし(※月間2000キロの制限があるが、通常はこれで問題なしの計算) |
途中解約について | 途中解約はできない。違約金が発生する |
▼MOTAの公式HP▼
走行距離を気にして運転したくない人。車を自由にカスタムしたい人はMOTAがおすすめ。
他にも同じプランを持っている会社はありますが、選択制になっている事が多いです。
しかしMOTAはそれに特化しているので、走行距離やカスタムを条件にしている人は、迷わずMOTAをおすすめします。
走行距離は無制限とはいっていますが、実際は月間2000キロとなっています。
運送や宅配など事業用で使わない限りは、通常は2000キロあれば十分なキロ数です。
車種にこだわっていないけど、納期が早いのがほしいという場合も、一部納期が早い車両も準備されています。
リースナブル
(画像引用:リースナブル公式ページ)
月額リース料 | 6,600円~(定額とボーナス併用払いあり) |
料金に含まれるもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検点検整備費用、自賠責保険、重量税 |
新車・中古車 | 新車 |
リース期間 | 3年、5年、(限定車種で9年もあり) |
選べるメーカー・車種 | 国産車(6メーカー) |
任意保険 | 含まない |
その他メンテナンス | ベーシック、シンプル、コミコミ 3プランあり |
走行距離制限 | 月間750キロ(9年プランは走行距離制限なし) |
途中解約について | 途中解約可能 |
▼リースナブルの公式HP▼
リースナブルはボーナス払い兼用であれば、5人乗り普通乗用車でも10,000円を切る低価格帯が準備されているのが特徴です。
3年、5年、9年のプランがありますが、9年コースであれば月々6,000円(ボーナス併用)の車も見つけることができます。
「リースナブル」は、契約期間が3年・5年・9年の中・長期カーリースで、ボーナス払い併用により月額10,000円以下から新車に乗れる、業界最安レベルの料金が特徴です。
リースナブルの大きな特徴の1つとして、「たま~るプラス」があります。
毎月少額積立をしていくプランで、積立額に3%のボーナスが付きます。たんなる貯金と比べるとお得といえます
リース期間満期時には、ボーナスがついて最大50万円を残価清算にも使用することが可能です。
積立額が残価清算をこえた場合には、リース車の買取や次の車の購入にあてることができます。
「たま~るプラス」というプランは、他のカーリスにはない特徴あるプランになります。
満期後の残価清算や乗り換えのための、費用を自分で準備するのが苦手な方は、検討してみる価値があるプランになります。
SOMPOで乗ーる
(画像引用:SOMPOで乗ーる公式ページ)
月額リース料 | 11,990円~(ボーナス併用なし) |
料金に含まれるもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検点検整備費用、自賠責保険、重量税 |
新車・中古車 | 新車 |
リース期間 | 1年~9年(HPには3、5、9年記載。それ以外は相談で可能) |
選べるメーカー・車種 | 国産全メーカー/輸入車の一部 |
任意保険 | 含まない |
その他メンテナンス | 選択あり |
走行距離制限 | 1000キロ |
途中解約について | 事前にオプション設定で条件を満たせば可能 |
▼SOMPOで乗ーるの公式HP▼
SOMPOで乗ーるは、国産メーカー全車種と輸入車の一部まで取り扱うカーリースになります。
月額の支払いが他社と比べて高く感じますが、ボーナス払い兼用でないため、そのような印象を受けます。
ボーナス払い兼用でないため、毎月定額でシンプルに考えやすいカーリースになります。
特徴としては中途解約に対応したオプションがあることです。
SOMPOで乗ーるは、契約時に中途解約の有料オプションを付いておくと、一定の条件をみたせば中途解約が可能となります。
リース契約はしたけど、年齢や病気などで免許返納をすることがあります。そういった場合でも、中途解約オプションに入っていれば、一定の条件を満たしていれば違約金なく解約できるのは安心です。
なおもう一つの特徴としては、残価保証オプションがあります。月額1,100円を支払らうことで、リース期間満了時の残価清算で、車の価値が残価よりも低くなっていても追加支払いが発生しません。
残価清算がどうしても不安という方は、このオプションを活用することをおすすめします。
三菱オートリース ピタクル
(画像引用:三菱オートリース ピタクル)
月額リース料 | 11,000円~(ボーナス併用なし) |
料金に含まれるもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検点検整備費用、自賠責保険、重量税 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 5年・7年・9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内新車 150車種 |
任意保険 | 含まない |
その他メンテナンス | ホワイトプラン・シルバープラン・ゴールドプラン の3プランから選択 |
走行距離制限 | 500km 1000km 1500kmから選択。1500km以上の場合は要相談 |
途中解約について | 特定の事由の場合は違約金なしで途中解約可能 |
▼三菱オートリース ピタクルの公式HP▼
ピタクルは、国産の新車150車種を扱い、大手の三菱オートリースが運営しているカーリースになります。
他社と比べても、メリットといえる特徴はある特定の事由の場合には、途中解約が可能なことです。
以下のような理由の場合は、違約金なしで解約ができます。
この4つの事由にあてはまる場合には、途中解約が可能になっています。
この4つは、ある意味いたしかたない理由と考えられます。人生の中で、誰もタイミングをよめない事由です。
もしもの事態を考えて、途中解約できるようにしたい方には、ピタクルはおすすめといえるでしょう。
その他、メンテナンスプランは、ホワイト、シルバー、ゴールドから選択できます。
ホワイトは、ほぼ所有権のみをリース会社にのこすプランといえます。
メンテナンスの全ては、自分の責任でやりたい場合には、お得なプランといえます。
シルバープランは、必ずくる消耗品の交換代は自分で支払い、それ以外の車検や定期メンテナスで必要な料金は込みになっています。
ゴールドは消耗品も込みになっているプランです。
5年、7年であれば、よほど悪い乗り方をしていない限り、車の故障は考えにくいうえに、メーカー保証もあるので、ゴールドプランにしておけば、ほぼほぼ車検やメンテナンス
コメント