今回は車購入する時、見積もりだけを取るのは迷惑なのか？車屋目線で解説するね！
テツヤさん、車を購入するか迷ってるんだけど、とりあぜず見積もりだけもらうのって迷惑かな？
結論からいうと基本的には迷惑にならないよ
車購入を迷っている人の中には、とりあえず見積もりだけとって考える材料にしたいという方もおられます。
しかしそれと同時に、買うと決めているわけではないのに、見積もりだけを依頼するなんて「申し訳ない」、「お店に迷惑なんじゃないか」と考える人もいます。
しかし結論的にいうと、基本的には問題ありません。
その理由と、現役の車屋さんからのアドバイスを書いていきますね！
今回の記事はこういった方におすすめです！
・車購入は決めていない。でも参考までに見積もりだけほしいが迷っている
・見積もりだけをもらうと車屋さんに変にみられるのではないか
・見積もりをとったあと、執拗に営業をかけられるのではないか
こういった懸念を払拭できるように説明していきます。
見積もりだけもらうのは迷惑ではない。その理由
見積もりだけをもらうのは基本的には迷惑でないことは、すでにお伝えしました。
それでは何故、迷惑にならないのでしょうか？
車屋さんの立場から考えてみましょう。
車屋さんは日々、見積もり依頼を受けています。しかしそのうち、商談がまとまる率のほうが低いのは、どこのお店も同じはずです。
営業としての利益を出すには、以下のどれかを上げるしかありません。
①商談から成約への決定率を上げる
②見積もりからの商談への移行率を上げる
④成約までの率や、見積もりから商談への率が変わらないなら、見積もりや商談の数を増やす
これを見ていただくと、気づくかもしれませんが、営業利益を上げるためには、見積もりを取る数をあげることも大事な要素になります。
なので迷惑と考えることはありません。
ただし、迷惑にはならないにしても、「車の購入はまだ考えていない。とりあえず参考までに見積もりだけ見たい」。この事ははっきりとお店に伝えたおいたほうが、その後のお付き合いがスムーズですし、営業がかかってきた時にも断りやすくなります。
もし事前に「見積もりだけ」を伝えたうえで、渋い顔をする車屋さんなら、そこで買うのはやめましょう。その程度のお店だったと思って、車購入の候補から外すことをおすすめします。
迷惑にならない理由がわかってよかった
ただ例外もあるから、それも説明するね。これも理解しておいたほうがいいから
ただし例外もあります。
それについても解説していきます。
見積もりだけを取ることが迷惑になる例外パターン
車屋さんに迷惑になるという例外パターンもありますので、それもお伝えします。
具体的には以下のような例です。
①買わないことを決めていて伝えているが、何度も繰り返し見積もり依頼をする
②商売目的で見積もりをとる
③ネットやyoutubeなどで会社比較として公表するために依頼する
この３点になりますが、それぞれ詳しくみていきましょう。
買わない事を決めていて伝えているが、何度も繰り返し見積もり依頼をする
何度も繰り返し見積もり依頼する事は、商談中であればよくある事です。
しかし既に購入しない事が決まっているにも限らず、繰り返し見積もりを取るのは、さすがに車屋さんの気持ちもいい気分にはなりません。
僕はディーラーではないので、新車から中古車と幅広く扱っています。そして新車でも純正のみならず汎用品のオプションもたくさん扱っています。
そうすると見積もり作成にも、お客様に細かくご要望をお聞きしますし、新車となればディーラーに確認する事もでてくることがあります。
なので車や装備にもよりますが、見積もりによってはそれなりに時間を使います。
見積もり依頼をうける事自体は、お店側としても「いつか」「もしかしたら」商談につながるかもという期待もあるので、心よく受けてくれる事がほとんどです。
しかし見積もりを渡したあとに、繰り返し再依頼がくると、さすがにきつくなってきます。
買わない事が確定しているなら、１回ないし２回で見積もり依頼が終わるようにする事をおすすめします。
商売目的で見積もりを依頼する
お客様が見積もりを依頼する目的は、車屋さんには見えません。
ですが、もし自分のビジネスに利用するために見積もりを依頼するのであれば、やめたほうがいいです。
おそらくこの記事は、同業者が参考にする事はないと思いますが、もし車にかかわる何等かのビジネスをしていて、その参考に見積もりを依頼する。
または、そのようなビジネスをしている知人からの依頼で代理で取る。
このような行為は、車屋さんにばれなければ迷惑問題に発展はしないですが、一人の車屋さんとしては、あまりおすすめできることではありません。
ネットやyoutubeなどで会社比較として公表するために依頼する
これは上で説明した「商売目的で依頼しない」と重なるものになります。
最近ではネットでどこが安いなどの検証サイトもあふれています。
そういった材料にするために、見積もりをとることもマナー的におすすめできる事ではありません。
後日車屋さんが、このような目的で見積もりを取られていたことを知った場合には、いい気分はしないでしょう。
見積もりをとった後の営業活動に不安を感じる方へ
「買わない」ことを伝えて見積もりをとったにもかかわらず、その後営業が入る可能性もあります。
その事が不安になる人もいるのではないでしょうか。
もし何度も電話がかかってくる場合には、一度電話で「最初にお伝えしたように、見積もりだけでした」という旨を伝えればストップします。
何度も営業電話がかかってくる理由は、電話に出てくれないからという事がほとんどです。一度電話をでてお断りすれば止まります。
見積もり後も営業電話がかかってこないように依頼する方法
電話がかかってこないように依頼する方法は、メールを活用することです。
僕はメールで見積もり依頼を受けることがあります。その時に「電話番号」が書いていない場合にはメールで見積もりを回答し、その後は相手からの返答を待つのみということになります。
お店によっては、そのお店のHPにアクセスして問い合わせを方法を確認すると、「電話」「メール」「ファックス」から選べる場合もあります。
このようなお店の場合は、メール対応を希望すればメールだけで見積もり依頼が完結します。
ただしデメリットもあります。
僕のように一般の車屋さんんでは、社員がいくつかの業務を兼任している場合がります。
そうなると、それぞれの部門のメールを毎日対応しているので、せっかくの見積もり依頼もすばやく返せないこともあります。
なのでメールでの問い合わせには返信に時間がかかる可能性もあります。
しかし、その条件さえクリアできるならメールでの問い合わせもおすすめです。
メールだけで見積もり対応してくれるお店の見つけ方
メールだけで対応してくれるお店をどうやって見つけたらいいのでしょうか？
アナログ的になりますが、車屋さんのHPを１件１件チェックして、メールでの見積もり依頼を受けてくれるお店を探す。これも一つの方法です。
しかしもっと簡単に複数のお店にメールだけで依頼する方法もあります。
それはネットに新車を複数社に同時に一括見積依頼できるサイトがありますので、それを活用する方法です。
基本的にはサイトで依頼する際に、個人情報を入力しますが、電話番号が必須になっていることがほとんどです。
ただ備考欄がある場合があります。
そこに「電話はご遠慮します」と書き、メールやチャットでの対応希望と書いておくといいです。
僕は一括査定サイトからの依頼で、そのようなコメントがある場合には電話しません。
常識的なお店は、そういったコメントがあれば基本的には電話はしないはずです。
ただ若干のデメリットとしては、そういうコメントを書いていても電話してくる会社もあるかもしれないということです。
テツヤさんは一括見積のサイトにもお店で活用してるんだね？
使ってる立場からの感覚だと、おそらく見積もり依頼を受けてるお店、すべてのお店が返信してるわけではないね。
見積もり依頼が届いても、回答するお店としないお店があるってこと？
お店も忙しいから。「見積もりだけ」と記載するか選択タブを選んで依頼して、返信くれるお店は、見積もりだけでもOKと自覚して返信くれてるから、まったく迷惑を思ってないよね。
まとめ 車屋さんの目が気になる場合はネット一括見積を使う
これまで説明した事をまとめると以下になります。
・見積もりだけの依頼は基本的には迷惑ではない
・迷惑になる例外あり（繰り返し依頼。ビジネス目的。SNSやネット公表目的）
・見積もり依頼あとの営業がきになる場合は、メールで依頼する（電話不可を記載する。もしくはそういった選択肢がある店を探す）
・ネット一括見積を使えば、メール対応可能なお店を見つける労力を削減できる
どうしても、購入や商談を前提としない見積もり依頼をすることに、引け目を感じる方は、思い切って最初からネットでの一括見積で対応しましょう。
労力をかけずに複数社に依頼を出すことができます。
おすすめの一括見積はこちらでまとめていますので、一緒にお読みください。カーリースでの車の所有がメインになってきていますので、カーリースの見積もり依頼サイトになります。
ただ上述したようにデメリットとしては、もしかしたら電話をしてくる会社があるかもしれません。
ただ、その場合にはこちらが直接面識のある会社でもなければ、直接ダイレクトにメール依頼した会社ではないので、引け目も感じにくいのではないでしょうか。
ネット一括見積のサイト運営者からすると、見積もりを依頼しれもらえるだけど実績です。
なので見積もりを迷惑とかんがえず、前向きにとらえて一度勇気をもって挑戦してみましょう。
よきお車との出会いができますように！
以上になります。byテツヤ
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