当て逃げしてしまったかも?車は傷なし不安な時は誰に連絡すべき?今後を考えると駐車監視機能付きのドライブレコーダーの対策も必要

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当て逃げ。傷がない 疑問に答える
木村徹夜(テツヤ)

ブログ運営者/記事執筆者
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一般の車屋として、ディーラー社員や車業界の(元)社員には語れない
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こんにちは!テツヤです。

くるりん
くるりん

走行中にカツンと音がして。もしかしたら当て逃げしてしまったかも。車は傷なしなんだけど。こういった場合は、どこかに連絡したほうがいいのかな?

テツヤ
テツヤ

不安があるなら警察に報告しておいたら気持ちが落ち着くかもね

走行中に音がして当て逃げしてしまったかもと不安になることがあります。

走行中は迷いながら走り続けてしまう事もあるかもしれません。

もし本当に当たっていた場合には、先に相手が警察に届け出を出していて、当て逃げ扱いになる可能性もあります。

そういう事を考えると不安で寝れなくなる人もいるでしょう。

今回の記事では擦った確信がない。傷もない。でも不安という方が落ち着いて対処できるように、対処法と今後の対策について解説します。

今回の記事はこういった方におすすめです。

今回の記事はこういった方に読んでいただきたいです
  • 車を擦ったかもしれない。当て逃げしたかもしれないと不安な方
  • 当て逃げしたかもと不安な時に、どういった対処法があるか知りたい
  • 自分が当て逃げされた場合の対策もとっておきたい。

なお、当て逃げは自分がされる場合もあります。

自分の車が破損した場合を考えると、車両保険で当て逃げが対応しているプランに加入しておくべきでしょう。

もっともコスパがよく、自分にあう自動車保険は、こちらのサイトから確認することができます。

当て逃げ傷なし事故は駐車場での頻度が高い

当て逃げで傷なし事故は、駐車場でよくみられます。

駐車場での事故は、全体の交通事故の約3割が駐車場内と言われています。

理由は、狭いスペースであるにかかわらず、多くの車が動き回ることや、バック走行などで車の動きが予測しにくいことが挙げられます。

ショッピングモールの駐車場で買い物を終えた車が次々と出発する際に、隣の車と接触してしまうことがあります。

また、スーパーの駐車場でバックしている車同士がぶつかるケースもよく見られます。

傷なしの当て逃げでいうと、駐車している車を擦ってしまう。ドアを勢いよく開けてしまい、隣の車に傷をつけてしまうなどがあげられます。

事実、私のお店のお客様で、駐車場内で傷をつけてしまい、相談を受けたことがあります。

駐車場は道路ではありませんが、道路交通法が適用されるので、通常の交通事故と同じように対応する必要があります

当て逃げしてしまったかも?傷なしでも不安な時は警察に相談する

擦ったかもしれないと不安な時は、まずは警察に相談しましょう。

理由は以下の3点です。

人身事故でないなら警察に連絡することのデメリットがない

自分が当たったか分からない程度の問題なら、人身事故ではないはずです。

人身事故なら大きなものをひいた。はねたと自覚があるはずです。

そうでないなら、人身の可能性は極めて低いですし、逆に警察に連絡することのデメリットが見当たりません。

実際は当たっていたとしても、物損のレベルですから警察に連絡して相談することが適切な対応だと思われます。

自分が迷っている間に相手が被害届を出している可能性がある

実際に擦っていた、当たっていたという場合には相手が先に被害届を出してしまう可能性もあります。

そうなると当て逃げ扱いされる可能性がでてきます。

それを考えると、自分が先に連絡しておくのが無難です。

警察に連絡をしていれば、状況がどちらになっても安心です。

もし事故の場合には警察に報告する義務がある

そもそも、もし事故だった場合にはどんなに軽度でも、警察に通報する義務があります。

それは人身事故だけに限りません。物損事故でも警察に通報することは道路交通法第72条で定められています。

警察への通報をしなかった場合には、「報告義務違反」となり、3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金に科せられます。(動労交通法 第119条1項10号)※参照 新銀座法律事務所

このように法律からも事故の警察への通報は義務です。

もし自分に当たった確証がなくても、警察に連絡する事自体が迷惑をかける事ではありません。

自分の心が落ち着く、安心する段取りを踏んで、その後の私生活にメンタル的な影響がでないようにするべきです。

傷なしだが当て逃げしてしまったかも?と思った時に確認すること

傷なしだが当て逃げしてしまったかも?と思った時には、落ち着いて現状確認をしましょう。

擦った箇所があるかを、まずは止まって確認する事が大切です。

しばらく走行してしまっても、安全な場所に車を止めて確認してみましょう。

擦った可能性のある個所の傷を確認する

当たったのが車なのか壁なのか、いろんな状況が考えられます。

どちらにせよ自分の車を確認することで、本当に当たったのか分かる場合もあります。

経年劣化が進んでいる車だと、前からあった傷か、新しい傷か判断が難しい時もあります。

しかし傷をみて、傷の箇所が錆びているようだったら古い傷ですので、おそらく違うでしょう。

または新しい傷の場合には相手の車の塗料がついている場合があります。

そういったので、ある程度判断することもできます。

僕もレンタカー業務も担当しているので、レンタカーの帰着のたびに傷のチェックをします。

記憶にない傷があっても、少し錆びがあれば前からあった傷だなと判断しています。

一つの目安ですが、参考にしてみてください。

ドライブレコーダーを確認する

ドライブレコーダーをつけている場合には、確認するのも一つの方法です。

擦ったときの感触や音が、記録に残っていれば、それが何の音なのか振動なのかを判断する材料にはなります。

もし相手と当たっていた場合には、ドライブレコーダーは一つの証拠として、分析の対象にはなります。

自分で不安な時は、ドライブレコーダーを確認する事は大切です。

決してまちがって記録を消してしまわないように注意しましょう。

擦ったかもと思った瞬間の日時や状況をメモしておく

人の記憶は曖昧です。

確実に覚えているつもりでも、数日たてば忘れてしまったり、自分の記憶に確証を持てなくなるものです。

なので、もしかしたら擦ったかもと思うことがあれば、その日時や状況はメモしておきましょう。

出来る限り覚えている事は、詳細にメモをしておくと後で助かることもあります。

同じ不安を繰り返さないために準備すること

車で嫌な体験をすると、車の運転自体が恐怖になることがあります。

僕も免許を取得して1年ほどした時に事故にあいました。

そのあと、しばらくは車の運連が怖かったのを覚えています。

同じように当て逃げしたかも?という不安な体験をすると、二度とそういう不安は体験したくないと思うはずです。

同じ不安を繰り返さないためにも準備したほうがいい事を解説します。

安全運転のためにペーパードライバー講習を受ける

慎重すぎる運転は周りの車に迷惑になることがあります。

しかし安全運転を心がけること自体は、運転する上で最も重要なことです。

スピード。車間距離。他の車とすれ違うときの間隔のとりかた。駐車場での車の移動の際に、周りをよく見るなど。

一つ一つを意識するだけで、危険な状況はかなり避けることができます。

自動車教習所ではペーパードライバー講習というものがあります。

自分の運転に自信があっても、意外と習った基礎基本を忘れていることもあります。

こういった講習を受ける中で、もう一度初心に戻って、運転の注意すべきポイントを把握することができます。

安全運転の基本を学びなおすためにも、講習料はかかりますが、おすすめの講習です。

安全装置・機能のついている車に乗り換える

最近の車は標準装備として安全装置・機能がついている車が増えています。

少し前までは燃費競争がメインでしたが、今はいかに安全に乗ってもらうかが勝負になっています。

コーナーセンサーがついている車なら、駐車場での車庫いれの時など、ぶつかりそうな物を感知した時は知らせてくれます。

スピードが速い切り替えしをしちると反応しない事もありますので、注意してください。

このような車に乗っているだけで、特に駐車場での車庫入れでぶつかる確率は減ります。センサーは比較的、距離がある状態で知らせてくれますので安心です。

ドライブレコーダーをつける。前後2カメラがおすすめ

ドライブレコーダーをつけていない場合は、必ずつけましょう。

ドライブレコーダーは相手のためだけではなく、自分のためにも有効です。

当て逃げしてしまったか確証が持てない場合には、ドライブレコーダーが証拠になります。

ドライブレコーダーは、自分に過失があるのに、自覚がなく相手ともめているときにも有効です。

揉めれば揉めるほど時間がかかります。

しかしドライブレコーダーのおかげで、自分の過失を認めることができ、保険会社同士の交渉もスピーディーにいけるという事は少なくありません。

相手から自分を守るだけでなく、自分の過失を早く気付くためにもドライブレコーダーはつけましょう。

おすすめは前後2カメラです。前と後方を録画できればかなりのリスク回避が可能になります。

当て逃げ防止の場合は、車のどこを当ててしまうか分かりません。色んな角度で対応できる状況にしておけば、より安心感が増します。

当て逃げをして、そのまま放置していると警察にみつかるのか

当て逃げをしてしまい、もし相手が気づいていなければバレる確率は低いと思われます。

よほどの理由がない限りは、ぶつけられた本人が気づいていないのに、第三者が警察に通報することはないからです。

しかし当て逃げ自体は、昔に比べるとバレる可能性は高くなっています。駐車場や施設のカメラや、ドライブレコーダーの存在です。

ドライブレコーダーも駐車監視機能がついていれば、少しのショックで作動するようになっています。

車の本人が気づいていなくても、一緒に乗っていた知りあいが、駐車場に戻ってきた時に気づいて、確証はないけどドライブレコーダーを確認したら、当て逃げに気づいたという事も可能性としてはありえます。

なので相手が自覚があれば見つかる可能性は高まっているのは間違いありません。

ちなみに警察はドライブレコーダーや施設のカメラで車のナンバーが確認できれば、すぐに車の持ち主は判断できます。

当て逃げがバレた場合、どんな処分になる?

事故が発覚した後にすぐに警察に通報していれば、単なる物損事故で済むことがほとんどでしょう。

しかし当て逃げとなり、バレた場合には行政処分と刑事処分の両方の対象となります。

まとめると下記の表のようになります。

処分違反処分/点数
行政危険防止措置義務違反違反点数5点
行政安全運転義務違反違反点数2点
刑事危険防止措置義務違反1年以下の懲役刑または10万円以下の罰金
刑事報告義務違反3か月以下の懲役刑または5万円以下の罰金

当て逃げの判定になった場合には、行政処分のみならず刑事処分の対象にもなりえますので、軽く考えずに対応しましょう。

まとめ 当て逃げ確定前は警察。その後は保険会社を活用する

嫌な事を後回しにするとメンタル的によくありません。

もし当て逃げでなくて、相手が被害届をだしていないなら警察が無理に動くことはありません。

来た時に対応すればいいことです。

報告しておけば、気持ちがずいぶんと楽になります。そして相手が分かり、交渉が必要になれば保険会社に任せれば対応してくれます。

僕の会社のレンタカーで、お客様が駐車場でドアを強くあけてしまって、隣の車のドアを傷をつけてしまった事があります。

もちろん警察をよんで対応しました。

傷つけてしまった車には、持ち主が乗っていなかったため、後程連絡もらうように対応しました。

後程、相手側から連絡があり、そのあとは保険会社が仲介に入って終わりました。

事故も保険会社が入れば、当事者がすることはごく僅かです。

車にまつわる事故や擦った、当たったの問題は当事者にとってはストレスになります。

だからこそ、早めに出来るだけの対応はして、事実が判明した後は保険会社に任せるというのが一番無難な策だと思います。

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