今回は「愛車」「別れ」「泣きそうなほど辛い」をテーマに解説しますね
10年乗ってた愛車のミラココアとそろそろお別れかなと思ってるんだけど、寂しくて。。。色んな思い出がよみがえってきて泣きそうで。。
寂しいよね。愛車を手放すときに寂しくされる方、何人かみたことあるよ。
ちゃん
こんなに切なくなるのは私だけかと思ってた。でも私の場合は、寂しさマックスで手放すべきか迷ってるんです。こんな時はどうしたらいいの?
そういう場合のアドバイスがいくつかあるから解説していくね。
長く乗っていた車を手放すのは辛いことです。なぜならたくさんの思い出が詰まっているからです。
過去の思い出の写真やアルバムを捨てろと言われると辛いですが、それと同じです。
でも愛車を手放すか迷っている時は、実際は手放すタイミングを迎えていることがほとんどです。
結局いつかは手放す必要があります。
なので僕は愛車を手放すか迷っている。泣きそうなぐらい辛いというご相談を受けた際には、お気持ちには最大限よりそいながら、車の整備的な面からの現状と費用対効果をお示ししながら、感情論にならないところでお話しするようにしています。
「感情面」と「現実面」を切り離して段階的にお話する方法です。
人間は本能的に「損」や「害」を避ける性質があります。なので愛車とはいえ、現実的にこのまま所有しつづけていると起きうる「損」や「害」をお示ししながら、解決策を導きます。
そこで頭がクリアになったところで、愛車に対する感情面に対しての対応策を一緒に考えるという流れです。
ちなみに僕がこれまでに出会ってきた、愛車への感情面の悩みをお持ちの方としては以下のような例がありました。
・初めて自分で買った車なので愛着がある
・仕事用の車で何度も事故や故障で修理したけど、一緒に長い間働いてきた車なので愛着がある
・なくなった親の形見なので手放したくない
・亡くなった主人の残した車なので手放したくない
愛着があるにはそれなりの理由があるのですね。
今回の記事はこういった方におすすめです。
それでは解説していきますね。
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愛車と別れるのが泣きそうなぐらいつらいあなたへ
まずはじめに、愛車と別れることを考えたときに泣きそうな気がする、または実際に泣いてしまった経験がある方へのメッセージです。
「車ぐらいで泣くなんておかしい」と心配になる方もおられるようです。
結論からいうとおかしくありません。人は「物」に感情が移り愛着が出るというのは昔からある話です。冒頭でも少し触れましたが、学生時代の写真やアルバムを捨てろと言われると、みんな嫌ですよね?
同じように思い出に代わる「品」には感情が入るんです。なので感情が入ったもの、移ったものを人間は簡単に捨てることはできません。
僕はマイカーを持たないですが、車屋さんで働いています。過去の自分が販売した車の写真や、毎日一生懸命清掃をしたレンタカーの写真を見ると、感傷的になることはあります。
また僕は生まれて初めてもらったお給料の給料明細は捨てずにおいています。とてもうれしかったので思い出としてしまってあるんです。
車に限らず、愛着のある「物」を捨てる、処分する時には切ない気持ちになるのは、当然の心理です。なので愛車に涙する自分を責めないでくださいね。
よかった。それを聞いて安心した。私寂すぎて、ちょっと変なのかなと思ってた
そこに関してはまったく問題なし。安心して。
それでは次に落ち込むことなく愛車と別れる方法について解説していくね。
落ち込むことなく愛車と別れる方法
落ち込むことなく愛車と別れる方法は、思い出をバックアップとるという事でだいたい解決します。
思い出をバックアップとるってどういうこと?
コピーをとっておくってことだよ。車だからそのまま同じ車を複製はできないけど、写真に残しておくとか、どうしても外せないパーツや備品だけは保管するってことかな
バックアップをとるという事はかなり効果があります。
ここでいうバックアップとは以下の2点です。
・愛車を複数枚から数十枚、写真をとり保存する
・お気に入りのパーツや備品を車屋さんとの相談の上で、一部保存する
今までも車が移っている写真はあると思いますが、改めて複数枚から数十枚、いろんな角度から詳細なところまで車の画像を残しておくという方法です。
車で写メを撮っている間に、板金せずに残っている傷を発見して車をぶつけた記憶がよみがえってきたり、いろんな思いでとともに心の整理がついていきます。
全体像の写真、車内の写真、シート、メーター周り、いろんな角度から写真をとっておくといいです。
可能ならデータでPCに入れておくだけではなく、アルバムとして作成して部屋に並べておくほうが効果的です。一番いい写真は部屋に飾っておくのもいいですよ。
もう一つは、気に入っている車のパーツの一部分を、車屋さんと相談して保管可能なものならとっておく。または車内の小物や備品などを捨てずにおいておくのも効果があります。
人は新しいことを始める時には、何かを捨てないと心も物理面でも余裕がなく新しいものが入ってきません。
なので余裕を作る必要があるのですが、そう簡単には0か1の判断ができません。その対策として、一部だけは保管して、大半を処分することで余裕を作るという方法です。
こういった愛車の写メをとったり、どうしても必要なものだけを選別したりしている作業の中で、過去の思い出が整理されていき、次に向かえる気持ちに切り替わっていきます。
過去は大切にしながら、新しい一歩を踏み出してみると、今までにない感動や喜びが待っていて、一歩踏み出してよかったと実感する人がほとんどです。
そしていずれ、その一歩もいつかは過去となっていきます。結局は、いつかはすべて過去になっていくので、いかに次への一歩を気持ちよくすすめるようにするのか、それが一番大切です。
私も今日さっそくミラココアを、スマホで撮影してみる。心を込めてすれば、
なにかすっきりと心が整理されそうな気がしてきた
ぜひやってみて。なにごとも、まずは行動だよ。その行動が次の未来をうみだしてくれるよ
愛車と別れる具体的な方法
それでは次に愛車と別れるうえで、どんな方法があるかを解説していくね。
結論としては以下の4点だね
①親族・知人に譲渡する
②車を廃車にする
③車を下取にして新しい車を買う
④車を売却する
私はじめてのマイカーだったから、車を手放す方法ってまったく分からないんです。具体的におしえて!
OK。順番に解説していくね。
愛車を親族・知人の譲渡する
車を譲渡するとは誰かにあげるという事です。
ただ車はあげるといっても、役所に「誰が持ち主か」が登録されているので、それを変更しないと譲渡になりません。そこが複雑なところなんだ。
登録された記録を変更して譲渡するとは、簡単にいうと「名義変更」になります。車検証を見ると「所有者」「使用者」欄があります。
それを見ると所有者欄と使用者欄があるはずです。自分の車なら車検証の所有者と使用者が自分の名前になっているはずです(※なお2023年から車検証が新しくなり車検証自体には個人情報は書かれていません。アプリからコード読み取りをして確認可能です)
ただ車をローンやリースで購入した場合には「所有者」欄がローン会社になっていることもあります。
いずれにせよ、譲渡とはこの「所有者」「使用者」を名義変更で別の人に変更することです。
車を売却する時も名義変更は必要ですが、ここでいう「譲渡」とは0円でだれかに譲ることをさします。
名義変更の方法としては一番簡単なのは名義変更を代行してくれるお店に依頼することです。たとえば名義変更代行をおこなっている車屋さんや司法書士んさんになります。
手数料は取られますが、必要書類だけを準備すれば名義変更をしてくれますので、そうすれば愛車の譲渡は完了です。
譲渡か。愛車を譲渡するって方法ね。家族なら愛車は譲渡して乗ってほしいな。
でも私の車、知り合いでほしいって人はいないと思う
そうだね。僕の肌感覚としても譲渡の割合は少ないね。ほとんどはこれから説明する3つが多いよ
愛車を廃車にする
次は愛車を廃車にするという方法です。
廃車の方法は車屋さんに依頼すればOKです。
廃車には自分の名義のまま廃車にする方法と、車屋さんの名前に変更して廃車する方法とがあるんだ。
ほとんどは、必要書類を準備して廃車依頼した車屋さんの名義に変更して廃車という流れだろうね。
必要書類は車屋さんに廃車依頼すれば、おしえてくれるよ。
費用ですが通常の車屋さんなら廃車は無料か、もしくは5,000円や1万円で買い取ってくれる事もあります。
なぜ無料で車屋さんが廃車を請け負ってくれるかというと、どんなに価値のない車でも車をスクラップにして、部品販売をしている業者に売却するルートを持っているからです。高い額ではないですが、そこで利益が生まれるので無料で廃車を請け負ってくれるのです。
ただ不動車とか場所が通いなど特別な事情がある場合には、引き取り料が発生することもありますが、ほとんどの場合は無料でやってくれるはずです。
廃車って無料でしてもらえるんだ。お金かかると思ってた。
無料がほとんどだよ。むしろ少しお金をあげるから、車持ち込んでってとこもあるよね。
なので廃車費用ってとるお店は、理由をちゃんと聞いたほうがいいよ!
愛車を下取にして新しい車を買う
愛車を手放すと同時に、新しい車に乗り換える場合には下取にするという方法もあります。
下取りは愛車に市場価値が残っている場合に、新しい車を買う車両代金から愛車の価値分を値引いてもらう方法です。
よく買取と下取との違いを聞かれますが、ここでは簡単な説明にとどめておきますが、新しい車の契約書(注文書)をみると違いがわかります。
買取は単にその車を買い取ってもらって、その対価を口座に入金してもらうこと。
それに対して下取は、新しい車を購入する上で、愛車の市場価値分を値引きしてもらう事なので、新しい車の契約書(注文書)に下取車の情報が記載されます。
愛車を売却する(車屋さんに買い取ってもらう)
これは買取をしている車屋さんに査定をしてもらい、適正価格で買取してもらう方法です。
査定額は車屋さんにより違います。
これは他記事でも説明していますが、複数のお店で査定を依頼して見積もりを取ることをおすすめします。
ただし今回の記事では「愛車」がテーマになっていますので、よりいっそう愛車に高い価値をつけてくれたお店を選ぶというマインドを持ったほうがいいでしょう。
高く買い取りしてくれるお店ほど、当然熱意がありますし、自分の愛車が一番役に立てる道を選択してくれるはずです。
愛車を高く買ってくれるお店を見つけるためには、相見積もりがおすすめです。
競争があるところには、値段があがります。
相見積もりでおすすめはネットでの一括査定依頼です。
おすすめのネット査定サイトは、こちらの記事でまとめていますので、ご参照ください。
まとめ 愛車との別れで泣いてしまったら
それではまとめになります。
今回は愛車との別れを前向きになれるように、そして具体的な愛車の手放し方を説明してきました。
前向きに心を整理する努力をしても、それでも車を手放す瞬間に泣いてしまう事もあるかもしれません。
でも決して自分を責めないでください。
立ち返ってほしいのは、人は自分が大切にしてきたものには「心が入る」「心が移る」という事です。
これは車に限った話ではありません。誰しも何か大切なものを持っているはずです。
それが「車」なのか「車以外」なのかの違いだけです。
愛車を手放す瞬間に、最後泣いてしまうとしたら、きっと目の前には車屋さんがいることでしょう。
でもそこでバカにする車屋さんはいません。少なくとも私の知る範囲ではいません。
車屋さんは車に人生かけて寄り添ってきてますので、きっと愛車を大切に思うお客様の気持ちに、誰よりも寄り添ってくれるはずです。
もし泣きそうになるなら、むしろ隠さず泣いてみてもいいのではないでしょうか。車屋さんも感動して、その愛車の今後をきっと真剣に向き合ってくれるはずです。
さいごのまとめ、感動した。泣かないようにと思ってたけど、最後もし泣いてしまっても、
大丈夫なんだという気持ちになって楽になった
車屋さんは車の専門家。きっと愛車を思う方の気持ちを一番理解してくれると思うよ
愛車を手放すことになったら、次あたらしい車との出会いがあるはずです。
その夢もふくらませたいですね!
以上になります。byテツヤ
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