お金がないのに安いという理由で車を買ってしまった人の後悔と対応策

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お金がないのに車を買って後悔した 疑問に答える
木村徹夜(テツヤ)

ブログ運営者/記事執筆者
車屋の現役社員。車の買取、販売がメイン業務
一般の車屋として、ディーラー社員や車業界の(元)社員には語れない
一次情報からの記事を意識しています。

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今回の記事はお金がないのに車を買ったしまった人が、そのあと体験する苦悩と解決策についてです。

お金がなくてもとにかく安いという理由だけで、飛びつく人がいます。

ですが車は買う時だけではなく、そのあと維持するほうが大変なことに後々気づくことがあります。

マイカー<br>   ちゃん
マイカー
   ちゃん

安い車を見つけてラッキーと思ってたら、まさか車を維持するのにこんなにかかるなんて。

テツヤ
テツヤ

車は便利だけど維持費もかかるから、購入後のプランを立てて買うことが大切だね

今回の記事はこういった方におすすめです!

こういった方に読んでいただきたい

・お金がないのに勢いで車を買ってしまい後悔している

・車の維持費の高さに驚いている

・車を維持できないので手放す。または維持費を下げる方法を知りたい

▼お金の悩み解決 光熱費削減や借金解決の記事はこちら▼

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お金がないのに車を買ってしまった人のよくある後悔

まずはよくある後悔についてみていきます。

お客様と話していて、よく聞く後悔は以下の2点です。

①維持費がこんなにかかると思わなかった

②車を買ってすぐに修理箇所が見つかった

この中でも②は買う前からある程度予想している場合が多いです。

ですが、まさかこんなにかかるとは・・・とびっくりされる方もいます。

そして一番よくある後悔は維持費の高さです。

車は買っておわりではなく、乗り続ける道具なのでそれを維持するにもお金が必要になります。

お金だけが全てではないというのは本当です。

しかし反面、お金があれば人生の選択肢が増える。幸せを掴みやすいというのも事実です。

身の丈に合わない買い物すると、結局自分の生活全体のバランスが崩れてしまいます。

車を買うことで便利になり生活が豊かになると思ったのに、結果は逆に行くことになってしまいます。

マイカー<br>   ちゃん
マイカー
   ちゃん

豊になるために車を買ったのに、逆の結果になるなんて最悪だわ。

車の維持費はどのぐらいかかるのか

車の維持費について解説します。

まず必ず必要になってくる費用をあげます。

・自動車保険(任意保険代)

・駐車場代

・ガソリン代

・オイル交換代

・車検の法定費用(重量税・自賠責保険・印紙代)

・車検の整備費用(車検を通すために修理箇所がある場合に修理する時の工賃と部品代)

最低これらはかかってきます。

月々に計算すると固定費がどのぐらいかかるのかは、下記の記事中の「まとめ」も参考にしてみてください。

【マイカーなしの現役車屋が答える】車はいらない人でも田舎で生活はできるのか?

この記事では以下のような条件を前提に維持費計算をしています。

前提条件

・軽自動車

・免許取り立ての20歳前後で初めての保険加入のため、やや高め。

・田舎住まいで駐車場代が安い

・走行距離は片道15キロの通勤利用程度。月間700キロぐらい走行でのガソリン代

この条件で計算すると維持費が2万円ほどという試算がでます。

都会になったり普通車になると、固定費用はもっと高くなります。

そして、これに加えて車検が2年に一度きます。

車検時には格安の車を購入した場合で考えると、交換部品がかなりたくさん出るはずです。軽自動車でも安くて10万円以上、15万前後はみておいたほうがいいでしょう。

もちろん、ただ車検だけを通すという方法をとるなら、車検費用は15万もかかりません。

しかし、そのあと2年間は継続して乗り続けるというなら、10万以上15万ぐらいはみておくべきです。

2年後に15万かかると考えて、月々で貯金しても6200円。車検月に出費が重なるのがきつい場合は、6,200円を毎月固定費として貯金していくのも一つの方法です。

そう考え津と、2万前後+6,200円は必須の固定費という計算になります。

都会暮らしや車の使用頻度が多い人の場合は、これ以上の固定費がかかる事になります。

10万円で車を買っても、3~4ヵ月で10万円の車分ぐらいの固定費を払うことになります。

マイカー<br>   ちゃん
マイカー
   ちゃん

あ~、維持費想像以上だわ。

テツヤ
テツヤ

人生豊に行けるかどうかは、固定費を下げれるかどうか、これけっこう重要だよ

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維持費を下げる方法4選

維持費を下げる方法について解説します。

自動車保険の見直しをする(ネット保険や共済などで見積もりをとる)

一番調整しやすいのは任意保険(自動車保険)です。

上記での自動車保険料の計算は通常の大手の保険会社で見積もりしています。

ですがネット保険や共済となると保険料は、6割程度ぐらいに下がる可能性が高いです。

僕もお客様からの依頼で、見積もりを何度も作成していますが、ネット保険や共済関連の保険には勝てたためしがありません。

サービスという点においては、大手の保険会社のほうが今でも丁寧だと思っています。

代理店も挟みますので、顔見知りの代理店のスタッフに相談もしやすいですし、更新前になると必ず電話をくれます。更新漏れを防ぐには最適です。

しかし保険料だけで考えると、ネット保険や共済関係にはまず勝てません。

もちろん大手でも等級が20等級になれば割引率が上がり、かなりの低価格になります。

しかし保険に初めて加入する、またはまだ等級が低い段階でしたら差が大きいのは事実です。

固定費を下げるには、この自動車保険から見直すことが一番の近道です。

駐車場の見直しをする

次にあげられるのは駐車場の見直しです。

これはお住まいの地域によって、できるできなかケースバイケースになります。

一つだけ僕の体験談をお伝えします。

僕はマイカーなしを貫いていますが、車業界に転職する前に、仕事の関係で車を持つことを検討した事があります。

その時に周辺の駐車場相場を調べたのですが、僕の住んでいる地域の特徴として、ある市と市の境辺りに住んでいます。

徒歩で5分で別の市に入ります。すぐ近くとはいえ、市が変わったとたんに家賃でいうと数千円相場が下がります。

そして駐車場も同じように数千円下がることに気づきました。

自転車で5分ほどの距離の駐車場にすると、数千円下がるというのはかなりお得だと思って検討を深めたことがあります。

このように、今自分の住む立地の範囲でより安い駐車場がないかと模索する事も重要なポイントです。

車検をユーザー車検に切り替える

ユーザー車検は車検を通すのに、自分で陸運局に車をもちこんで車検を通すやり方です。

それに対して、一般的に私たちが車検で車を整備工場に持ち込んでいるやり方は、その工場が指定工場に認定されていて、検査員資格を持っている人がいるので、そこで車検を通しているというやり方になります。

ユーザー車検になると、直接陸運局に行くことになるので、整備工場に支払う手数料分が安くなるという事になります。

ただし陸運局に車を自分で持ち込んだり、書類作成、そしてもし陸運局で基準を満たさないと判断された場合には、その箇所の整備をして、また持ち込む必要があります。

それらの手間が一番のデメリットになりますが、どうしても費用を下げたいという場合にはユーザー車検はありです。

査定依頼して買取してもらう。もしくは廃車にする

最終手段としては車を手放す。つまり廃車にするという方法です。

どうしても維持費を下げようがない場合は、思い切って手放すことも視野にいれましょう。

通勤で車が必要という場合は別ですが、車がなくても生活は可能です。

というのも、僕自身がマイカーなしの生活をしているからです。

ちなみに廃車にする場合に気になるのが費用ですが、ほとんどの業者は手数料をとりません。

不動車の移動や、遠方までの引き取り以外で手数料を取る業者であれば、辞めたほうがいいかもしれません。

廃車において無料で引き取りをしてくれる業者はたくさんありますし、古い車でも査定で値段をつけてくれる業者もあります。

おすすめの業者は下記の記事でまとめているので、一緒にお読みください。

車を買う目的によっては格安のほうがいい場合もある

安いからという理由で車を買ってしまうと、その後大変になる事を共有してきました。

しかし慎重に考えて、目的しだいでは安い車でよかったという場合もあります。

たとえば、僕も中古車を販売していますが、このようなお客様もいらっしゃいます。

マイカー<br>   ちゃん
マイカー
   ちゃん

免許とりたてて、慣れるために1年ないし2年しか乗らないので、とにかく安い車ありますか?

テツヤ
テツヤ

古くて走行距離走ってるし、キズもあるけどそんなのでも大丈夫ですか?次の車検までは走ると思いますよ

マイカー<br>   ちゃん
マイカー
   ちゃん

練習用なんで全然OK!どうせぶつけるし。働いてお金たまったらいいの買うんで!

こんな場合です。

実際、僕は大学新卒の人で、免許とりたての人に練習用として、格安の車を売ったことはあります。

そういったお客様は納得して買っていかれます。

こういう事例のように、安い車を買う理由が明確な場合には、むしろ安い車がいい場合もあります。

社会人1年目となると、まだお金もたまっていないので、いったん格安で車に慣れて、後々お金がたまったらお気に入りを買うというパターンです。

車の購入は長期的なプランの中で検討する

車は大きな買い物です。

車の購入だけで数十万から数百万とします。

維持費までいれると、とんでもない額になります。

車を購入する時は目先のことだけを見て買うのではなく、最低2年。

できれば5年とか7年というプランの中で、「今車は必要か」「何のために使うか」「月々の固定費はいくらになりそうか」「自分の給料はいくらか」と考えましょう。

たとえば、今お金がない理由が借金があり返済中が理由だったとしましょう。

返済中は金利分も支払っている事になります。

車を購入する分を2年我慢して、それをためて借金を一括返済できれば、2年間払う予定だった金利分を支払わなくてすむことになります。

そうしたら、2年後にお金がないという苦しさをなしで、車を買うことができるわけです。

長期的に考えると、いろいろいい道がみえてくるはずです。

テツヤ
テツヤ

お金がない理由は人それぞれだから、今だからないのか。1年後ならどうなのか?長期的にトータルでかんがえてみようね。

まとめ 自分で見直しができない場合は、プロに相談する

なお、自分で家計の見直しができない、苦手な場合はプロに相談することも検討しましょう。

私も身近な人が、プロに相談することで家計のやりくりが楽になったという人がいます。

家計の見直しを相談するならファイナンシャルプランナー

車の維持費で一番調整しやすいのが自動車保険です。

ですが素人では、その仕分けも難しい場合もあります。FP(ファイナンシャルプランナー)であれば保険のことも含め、家計全体の見直しの相談にものってくれます。

初回相談が無料のFPもありますので、相談する価値はあるかと思います。

FPへの無料相談はこちらから

家計の見直しでは対処できなほど状況が厳しい場合は債務整理も一つの選択肢

家計の見直しでは限界があるほど、ひっぱくしている場合は、いっそのこと債務整理も一つの選択肢かもしれません。

私も実のところ、近しい人が任意整理をし、最初から最後まで付き添ったことがあります。

弁護士事務所に依頼をしましたが、その近しい人の希望で私も同伴でお話を伺い、任意整理の手続きが完了するまで、一緒に相談にのりました。

債務整理にはいくつか種類があるようですが、私の近しい人は任意整理を選択しました。

複数のカード会社からの借り入れがあり、合算すると家計を圧迫する返済額でした。

毎月支払っても金利が重くのしかかり、元本がなかなか減りません。

元本がほとんど減っていない事に、本人が気づいておらず、私が教えてあげて愕然とし、債務整理と結論に至りました。

弁護士に相談して、7つのカード会社にそれぞれ交渉してもらい、元本だけの支払いにしてもらいました。

その代わり、信用情報にはのるので、約5年ほどはカード審査は通らなくなるとの事でした。

ただデビッドカードのような、カードを切ると同時に引き落としがかかるカードは、普通に使えているようで、それほど困っていないとのことです。

最初に弁護士に着手金を支払う必要がありますが、分割で数か月間支払い、その間に弁護士さんが各カード会社と交渉するという流れでした。

私もその近しい人を横で見ていて、元本のみの返済に変わり、数年後には借金が消えることを希望にしながら、現在前向きに生活している姿を見て、こういった方法も一つの道だなと感じたしだいです。

6つのカード、それぞれ残高が違うので、残高が少ないカードから完済していきます。最終的に6つのカードすべての完済には、5年かかる契約ですが、残高の少ないカードは2年弱で完済します。

少しずつ減っていって、5年後には完済という流れです。

もし、家計の見直しレベルでは対応できない場合は、ぜひ恐れず一度債務整理を得意としている弁護士に相談してみるのも一つの方法です。

ただ一点、注意点としては任意整理すると、その後最低でも5年はカーローンの審査は通らない可能性が大きいという点です。

家計の状況を考えて、今後カーローンを組む予定もなく、とにかく今の生活を楽にしたいなら、債務整理を相談するのはありではないでしょうか。

▼お金の悩み解決 光熱費削減や借金解決の記事はこちら▼

以上、テツヤでした!

関連記事:カーリースおすすめ6選!迷ったらこれ

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