買う気がないのに車の試乗をお願いしても大丈夫?現役の車屋さんが本音で回答します

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車の試乗 疑問に答える
木村徹夜(テツヤ)

ブログ運営者/記事執筆者
車屋の現役社員。車の買取、販売がメイン業務
一般の車屋として、ディーラー社員や車業界の(元)社員には語れない
一次情報からの記事を意識しています。

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今回はよくある試乗に関しての質問におこたえします。

ドライブ君
ドライブ君

車をまだ買うって決めてないけど、試乗だけするのって大丈夫なのかな。

らいまる
らいまる

全然大丈夫。ウエルカムだよ

ドライブ君
ドライブ君

時間とられるだけでめんどくさくないの?

テツヤ
テツヤ

いつか成約につながる可能性あるから、ありがたいよ。でもせっかくだから、気持ちよく試乗できるアドバイスもするね

ディーラーや一般販売店にとって試乗はウエルカムです。

なぜなら試乗したお客様が、いつか成約につながる可能性があるからです。

それでは解説していくね。

今回の記事はこういった方におすすめです!

こういった方に読んでいただきたい

・車を買う気はないけど試乗だけはしたいが、それってOKか気になる

・試乗をしたことがない。試乗する方法を知りたい

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買う気がなくても試乗は大歓迎な理由

ディーラーや販売店にとって試乗は大歓迎。ウエルカムです。

その理由は試乗の意味をしれば見えてきます。

試乗とは試し乗りと書きます。まさにお試しで乗ってみる。触ってみる。見てみる。というものです。

なぜ試乗がおこなわれるかというと、お客様の中には実際の車を見てみたい、座ってみたい、操作してみたいと思う方が多いからです。

では、お客様は試乗をして何を判断しているのでしょうか?それは買うか買わないかです。

車屋にとって見積もり依頼もうれしいですが、試乗はお客様とのコミュニケーションの場であり、商談と変わりません。

なので「今は買わない」と言ってても、この試乗でのやりとりが、後々の成約につながる可能性が十分にあるので、ディーラーや販売店は試乗はウエルカムなのです。

販売店が試乗を大歓迎する理由

・見積もりを依頼されるのと同様に、試乗も商談のはじまりだから

・試乗が今日の成約につながらなくても、いつかの成約に実る可能性がある

そもそも一般の販売店は新車の試乗は可能か

僕は一般の販売店です。

ディーラーのように新車の展示車を複数台並べているわけではありません(厳密には一時的に置いている時もあるが)。

そしてディーラーの場合は、そのディーラーのメーカーの車だけを展示していれば大丈夫です。

しかし、一般の販売店の場合はすべてのメーカーに対応する反面、すべてのメーカーの新車を展示するわけにはいきません。

それでは、新車の試乗に一般販売店はどのように対応しているのでしょうか?

結論をいうと試乗車をディーラーの営業マンにお店まで持ってきてもらう。または、僕がお客様と一緒にディーラーまで訪問する。この2つになります。

一般販売店はどうやって新車の試乗車を準備するのか

・ディーラーから新車をかりる

・お客様と一緒にディーラーを訪問する

どうでしょう?

みなさん、少し驚かれたのではないでしょうか。そこまでやるんだと。

ディーラーの営業マンは業販担当ということで、業者に車を売ってなんぼの仕事とはいえ、忙しい中でも、こうやって動いてくれます。

何故、ここまで車屋さんやディーラーがするのかというと、試乗は成約につながる確率が高いからです。

ドライブ君
ドライブ君

わざわざディーラーから新車をもってくるんだね。びっくり。

テツヤ
テツヤ

普段からディーラーと良好な関係をつくっているからできるんだ!

中古車の試乗について

中古車の試乗は、そのお店の在庫車しかできません。

つまりオークションでの中古車購入を依頼された場合、お客様はオークション会場に入れないため試乗できないからです。

これが中古車の試乗を考える場合の前提となります。

そして中古車の場合は、走行距離、色、グレード、傷の具合などまったく同じ車は1台もありません。

新車との大きな違いはそこです。

そして中古車を販売しているサイトなどを見てみると、現車確認を推奨している販売店も少なくありません。

僕もあるサイトの中での自社の車については、現車確認をおすすめしています。

なぜなら後で思ったのと違ったという事で、クレームにならないようにするためであり、安心してお買い求めいただくためです。

テツヤ
テツヤ

電話だけで車を買うとおっしゃる方もいるけど、僕は一応現車確認をおすすめしているんだ。

中古車に関しては、お店が試乗を推奨しているほどなので、たとえ買う気がないと言っているお客様だとしても、中古車はよりいっそう、試乗はウエルカムです。

「買う気はない」を伝えて試乗したほうがメリットがある

車を買うつもりがない場合、わざわざ言わなくても、車屋にとっては分からないので問題ありません。

しかしこの記事をお読みの方は、「買うつもりがない」を気にされているはずなので、その場合には、伝えておいたほうが気が楽になると思います。

ディーラーにしても、一般の販売店にしても、「買うつもりはない」と言われても、今後の見込み客であることは変わらないので、丁寧に接します。

そしてお客様としても、今は「買うつもりはない」をしっかりと伝えているので、営業マンからのアプローチも断りやすいですし、お店側も無理なアプローチはしてこなくなります。

なので「買うつもりはない」ということは、先にしっかりと伝えておくほうがメリットが多いです。

こんな目的のための試乗ならお店側に伝えたほうが無難

ちなみに、下記のような目的の場合にはお店にひとこと伝えて、許可をとったほうが無難かと思います。

・Youtubeやブログのネタにするための試乗

・その他SNSのネタとして

僕自身はこういったお客様に出会ったことはありません。

しかし場合によっては、あると思います。

あくまで僕の感覚ですが、僕だったらこういったお客様がこられて、車だけに関心があるなら拒否はしません。

ただ動画撮影で車以外のところまで撮影がおよぶなら、許可をとってほしいなという心理にはなるかもしれません。

もし一言確認いただければ、むしろ撮影に協力もできますし、スムーズに事をすすめるサポートもできます。

ただyoutubuやブログなどの広告収入目的となると、試乗にも力が入って撮影時間が長くなったり、写メの数も多くなるでしょうし、そうなると店スタッフも違和感を感じるかもしれません。

試乗の依頼方法と注意点

試乗はどういう風に依頼したらいいのでしょうか?

そして注意点はあるのかを解説します。

試乗の依頼方法

依頼方法についてですが、避けたほうがいいやり方は、予約なしで当日いきなりの訪問です。

理由は後述します。

予約方法はHPを確認して、お店ごとで問い合わせ方法など書いてあるので、まずはそれを確認しましょう。

ですがシンプルに電話でまったく問題ありません。

僕個人の感覚としては、電話でさくっと予約をとってしまうのがいいと思います。

試乗依頼をする時の注意点

試乗依頼する時の注意点は、できる限り予約をとるということです。

なぜなら、当日いきなり訪問した場合、お店のスタッフが忙しい時間とかさなり対応してもらえない可能性もあります。

もしくは、試乗はOKをもらてもスタッフが一緒につかず、操作方法や仕様など説明を受けることができずに終わる可能性もあります。

または自分が狙っていた車が、試乗車として準備されていなかったり、一時的にない時だったとか、そういった事がおこる可能性もあります。

そうなると、せっかく訪問したのに残念な結果になってしまいます。

ちなみに、そもそも論となりますが、ディーラーは全ての車種、グレードを準備しているわけではありません。

お店ごとやその時期により試乗できる車は厳選しています。

僕もディーラに試乗車を依頼したことが何度かありますが、お客様が希望するグレードがないことはあります。

その場合は同じ車種ですが、別グレードの車で対応しています。

なのですでに試乗したい車が決まっている場合には必ず、事前に連絡して確認しましょう。

試乗は予約したほうがいい理由

・いきなりの訪問だとスタッフが対応できない事がある

・希望の試乗車がたまたまない事がある

・車種やグレードによってはそもそも試乗車として準備していないこともある

ドライブ君
ドライブ君

必ずしも乗りたい車があるわけではないんだ。。。

テツヤ
テツヤ

別グレードで確認するのが精一杯だね。全体像を確認したいだけなら、別グレードでも問題ないことは多いね。

まとめ 試乗は積極的に活用する

まとめになりますが、試乗は積極的に活用しましょう。

既に解説してきたように、試乗はディーラーや車屋にとってウエルカムです。

その上で、いつか車の購入を考えるとしたら、積極的に試乗をすべきです。

なぜなら、車を買うときや売るときは相見積もりは鉄則であり、さらに相見積もりをとった中でも、もっともフィーリングの合う店舗で交渉する。これが車を売るとき、買うときのポイントです。

試乗をする事で何が分かるかというと、そのお店の雰囲気やスタッフの様子が分かります。

車を買うときにも相見積もりをとり、その中でも自分が一番コミュニケーションをとりやすい店舗で交渉するとうい流れがおすすめですが、すでに試乗で店舗の雰囲気をつかんでおけば、お店選びをするときにスピード感がでます

車をすぐに買わないからこそ、今のうちにとれる情報はとっておく。そういう意味では、お店選びをする上での情報収集のためにも試乗をしましょう。

以上、らいまるでした!

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