今回の記事は個人事業主のカーリースの審査についてです。
当店のお客様には、個人事業主のお客様もたくさんおられます。
私のお店には、個人事業主のお客様が何人もおられます
現場感覚からすると、個人事業主の方はカーリースを選ばれる割合が多いです。
今回の記事は個人事業主がカーリースをしたいけど、審査に自信がないという方のためのものです。
ただ、残念の話ですが「審査がないカーリース」は、基本的には存在しません。少しでも審査が通りやすい会社があるというだけです。
もしくは、リースはやめて自社ローン会社で、車を購入する方法になります。
先に、個人事業主にとって、審査がやさしいおすすめの会社をピックアップすると、以下になります。
会社名 | HP | 特徴など |
ニコノリ | 定額ニコノリパック | 複数の信販会社と審査可能 |
K-VAN | 低価格・ K-VAN リース | ・与信に不安な方の9割が審査に通過料金が安い ・軽バン専用 |
自社ローンの「オトロン」 | オトロン | ・自社審査 ・審査通過率95% ・オートローン |
月額リース料 | 5,500円~ |
料金に含まれているもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検代、自賠責保険、重量税、 オイル交換、新車6ヵ月点検 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | オプションとして込みにすることは可能 |
その他メンテナンス | ライトプラン、バリュープランあり。 |
走行距離制限 | 個別相談にて設定 |
途中解約について | できない。やむを得ない場合に限り相談の上。違約金が発生する |
▼ニコノリの公式HP▼
ニコノリはバンランスがとれて初心者にやさしいカーリスです。
審査に関しては、提携している信販会社が複数あるため、審査はやさしいと言われています。
1つの信販会社でダメな場合は、他の信販会社で審査も可能です。
ニコノリは、格安レンタカーのニコニコレンタカーで知名度もあり、女性客も多いのが特徴。
低価格の5,500円からのカーリースが準備されています。
なお、車種が豊富で軽貨物も扱っております。
ニコノリのメリットです。
新車の納期が短いのも魅力です。新車はどうしても納期が出てくるので急ぎの人にとってはぴったりです。
あれこれと迷ってしまう人は、ニコニコカーリースで見積もりを取ってみたらいいでしょう。
個人事業主のカーリースで審査がない会社はある?
個人事業主のカーリースで、審査がない会社ってあるのでしょうか?
結論ですが、基本的に審査がない会社はありません。
もし、あっても中小規模の自社リース会社です。
自社リースでも、その会社が定めた何らかの審査は存在します。
借りるわけだから、まったく審査がないのもおかしいよね
そうだね。限りなく審査がやさしい会社を探すのが、一番いい方法なんだ
個人事業主がカーリースを検討する場合は、仕事に直結します。
車を借りれるのかどうか、かなり必死なはずです。
だからといって、「審査がない」という会社はないという現実があります。
審査がないという点で車に乗りたいなら、まずは現金を準備して、現金一括購入するしかありません。
個人事業主は審査に通りやすい?通りにくい?
個人事業主だからといって、審査に通らないということはありません。
ただ、一般的には会社員や法人に比べると、やや難しい傾向はあります。
自分で事業をしているわけなので、その収入の安定性などは、チェックされるでしょう。
カーリースは、契約者が毎月のリース料を安定して支払う能力があるかどうかを重視しています。
このあとは、カーリースの審査で重要なポイントや、個人事業主が審査を通りやすい方法についても解説します。
なお、審査が自信がない場合は、複数の信販会社と提携している大手のリース会社か、自社リースが可能な会社を選ぶことです。
もしくは、リースはあきらめて、自社ローンの会社を選ぶのも一つの方法です。
個人事業主でリース審査が落ちる人の特徴 5選
個人事業主に限らず、法人や個人に対して、すべてに対して審査の基準は公表されていません。
ただ、共通しているのは信用情報機関での審査です。
信用情報機関にお金に関する事故情報が記録されている場合は、審査に落ちる可能性があります。
信用情報に事故情報が記録されていることを、いわゆるブラックリストといいます。
ここでは、この信用情報以外での、審査にかかわることを解説します。
大きくは6つのポイントがあります。
収入が安定していない個人事業主
審査において、収入が安定しいないというのはプラスには働きません。
収入が低いけど安定しているよりも、一時的に収入が高くても安定してないほうがリスク判断がされる可能性があります。
こういった安定した収入という意味では、個人事業主は会社員と比べて不利になります。
特に、事業をはじめたばかりの人はそうです。
ある程度、安定した事業を続けている場合は、当然、通りやすくなります。
なぜ、安定した収入がみられるかというと、リース料金を安定して支払う必要があるからです。
リース会社が、リース料金を支払う能力がない、もしくは弱いと判断した場合には、却下される可能性が高まります。
ただ、このあたりの微妙な判断基準は公表されてないので、審査をしてみないと分からないというのが実際のところです。
事業の運営機関が短い
個人事業主の場合、事業が安定していかがみられるため、事業の運営期間も審査基準に含まれていると言われています。
長い期間、事業を行っている事業主の方が信用されやすい傾向があります。
これは、リースに限らずローンでも同じです。ローンにおいても、会社員であれば勤続年数の記入欄があります。
勤続年数が長いほど、収入が安定しているし、今後も安定する可能性があるとみられるからです。
逆にいうと、勤続年数が極端に短い場合には、審査においてプラスに働くのか、マイナスに働くのかを考えると、少なくともプラスにはなりません。
個人事業主も、これと同じように、事業期間は参考にされます。
借り入れ・債務が多い
他社からの借り入れ、債務が多いと審査に不利です。
事業をしていると、借り入れが必要な場合もあります。
その額が、大きい場合には、リース料の支払い能力がないと判断される可能性があります。
信用情報に記録がある
信用情報に記録がある場合も、審査に影響がでます。
信用情報とは、いわゆるブラックリストと言われるものです。
ブラックリストと聞くと、漠然と、怖いイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
実際は、そうではなく自分で確認できる、信用情報機関の記録になります。
ブラックリストは、この世に存在する信用情報機関の記録のことなんだ
いくつかの信用情報機関が存在します。そこには、借金(ローン)の債務履歴や滞納履歴を含む、お金に関する事故情報の記録が登録されています。
その記録こそが、いわゆるブラックリストと言うものです。
自分でも確認できる情報なので、漠然と恐れる心配はありません。
ちなみに、ブラックリストについてと、ブラックリストに記録されていても審査に通る、オートローンについては、下記の記事でかいていますので、合わせてお読みください。
保証人を立てれない
審査に出すと、保証人を立てれればOKとなるケースは意外とあります。
ですが、保証人を立てることができない事によって、契約を見送るということがあります。
実際に、私の対応してきたお客様の中にもいました。
保証人を立てれない。苦労して保証人を見つけたかど、その保証人もダメだったという事もあります。
逆のパターンもあります。
保証人になる人が、自分は絶対に通らないと言っていた人が、OKだったケースもあります。
その人自信が一番驚いていました。
せっかく審査して、保証人がいればOKなケースなので、立てれないことによって、契約できないことほど、残念なことはありません。
個人事業主がカーリース審査に落ちた時の対処法
個人事業主で審査に落ちても、まずは落ち着きましょう。
事業継続のためには、車が必要なはずです。
審査に落ちても、まだ出来ることはありますので、ここでいくつかご紹介します。
信用情報を開示申請する 対応を検討する
審査に落ちが理由がまったく分からないこともあります。
もしかしたら、ささいな理由が原因の場合もあります。
たとえば、携帯電話の支払いが口座の残高不足で遅延しただけでも、情報には記録されます。
ただ、一定の期間で記録は消えます。
もしかしたら、こういった小さなことが理由で落ちる可能性もあります。
事故情報の種類によって、記録の保持期間が違います。
些細なことであれば、数か月から半年で消えることは、よくあるので、そのあとに審査をすれば、通ることもあります。
実際、私はカーリースではないですが、ビジネスカードの作成で、審査に落ちたことがあります。
まったく身に覚えがなく、信用情報を取り寄せたことがあります。
こんなに、簡単に情報が取り寄せれるのかと驚いた記憶があります。
客観的に、どういった情報が記録されているのかが確認できれば、対処法も見つかります。
実際に、私はその後、ビジネスカードの審査に通りました。
別のリース会社 もしくは同じリース会社でも信販会社を変更して審査する
リースに落ちた後、リース会社を変更することで通ることがあります。
その理由は、リース会社によって提携している信販会社が異なるからです。
審査はリース会社もかかわっていると思いますが、まず最初に信販会社による審査があるからです。
信販会社が理由で審査が落ちているなら、別の信販会社と提携しているリース会社に変更すれば、通る可能性もあります。
もちろん、同じ信販会社と提携しているリース会社であれば、審査結果は同じになる可能性はあります。
あらかじめ、リース会社に審査する信販会社を確認しておくのも一つの方法です。
信販会社というのは、例えば、ジャックスや、オリコなどは有名です。
先補とのことを、わかりやすくいうと、A社というリース会社で審査に落ちたとします。そのA社はオリコで審査をしている場合、同じオリコと提携しているB社で審査をしても、同じ結果になります。
なので、少しずらしてみて、ジャックスと提携しているC社というリース会社で審査にかけます。
稀に、この方法で審査に通ることがあります。
ちなみに、私の会社では複数社のリース会社と提携しています。
なので、一つの会社で審査に落ちた場合には、別の会社で審査にかけることがあります。
私の会社は小さなお店の話ですが、大手のカーリース会社でも、1社で複数の信販会社と提携している場合もあります。
その場合は、リース会社に相談の上、どの信販会社で審査するかを相談するのも方法です。
もしくは、複数で審査をかけてもらうことも可能なはずです。
自社審査のオートローンに切り替える
リース会社は、現状ではほとんどは大手のみです。
ですが、オートローンの場合は、自社ローンという形式で、中小企業も取り組みをしている会社があります。
自社ローンになると、審査基準が独自の設定のため、たとえブラックリストに記録がある状態の人でも、審査に通る場合があります。
どうしても、事業用の車が必要という場合には、最後の手段として検討の価値はあります。
個人事業主のカーリース審査なし? おすすめ3選
審査に通りやすい、個人事業主におすすめのリース会社を紹介します。
冒頭でご説明したように、審査なしのリース会社はありません。
少なくとも自社審査はあります。ただ、きわめて通りやすい会社が存在するのも事実です。
審査は、実際の結果は、かけてみないと分かりません。
ニコノリ(複数の信販会社と提携している)
月額リース料 | 5,500円~ |
料金に含まれているもの | 車両代金(契約年数分)、登録諸費用、各種税金、車検代、自賠責保険、重量税、 オイル交換、新車6ヵ月点検 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~9年 |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
任意保険 | オプションとして込みにすることは可能 |
その他メンテナンス | ライトプラン、バリュープランあり。 |
走行距離制限 | 個別相談にて設定 |
途中解約について | できない。やむを得ない場合に限り相談の上。違約金が発生する |
▼ニコノリの公式HP▼
ニコノリはバンランスがとれて初心者にやさしいカーリスです。
審査に関しては、提携している信販会社が複数あるため、審査はやさしいと言われています。
1つの信販会社でダメな場合は、他の信販会社で審査も可能です。
ニコノリは、格安レンタカーのニコニコレンタカーで知名度もあり、女性客も多いのが特徴。
低価格の5,500円からのカーリースが準備されています。
なお、車種が豊富で軽貨物も扱っております。
ニコノリのメリットです。
新車の納期が短いのも魅力です。新車はどうしても納期が出てくるので急ぎの人にとってはぴったりです。
あれこれと迷ってしまう人は、ニコニコカーリースで見積もりを取ってみたらいいでしょう。
なお、ニコノリについてもっと深く知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
▼ニコノリのメリット・デメリット▼
K-VAN(審査がやさしい+料金もお手軽)
(画像引用:K-VAN)
▼K-VANの公式ページはこちら▼
K-VANのポイントはこちらです。
審査に不安がある方に、最初に検討してほしいサービスが、こちらのK-VANです。
料金もベーシックとプレミアムの2つのため、あれこれ考える必要もなく、ざっくりと選ぶことができます。
納車も全国対応しているため、どこに住んでいてもリース契約が可能です。
K-VANの運営会社のエニキャリは、配送事業もおこなっているため、配送側にたったノウハウもたくさんもっています。
そのメリットを生かして、サービス利用者に寄り添ったサポートが可能です。
自社オートローン 「オトロン」
(画像引用:オトロン)
▼オトロンの公式ページはこちら▼
オトロンは、カーリースではなく中古車オートローンです。
審査通過率が、なんと95%となっています。
900台以上の中古車在庫をもっているオトロンは、自社審査をしています。
個人事業主など自営業者や、ブラックリストにのっている人も、審査に通過しています。
審査通過率が高いのが特徴です。
カーリースやオートローンで審査落ちしている人は、オトロンで再審査してみる価値は、十分にあります。
個人事業主がカーリースするメリットとデメリット
個人事業主がカーリースするには、当然メリットとデメリットがあります。
私のお客様にも、リースで仕事している人とそうでない人が、いるよ
カーリースで事業をしている人と話すと、経費面を意識している人が多い印象です。
メリット
- 初期費用がかからない: リースの最大のメリットは、初期費用がかからないことです。仕事で車を使う人にとっては、お金のやりくりは重要です。初期費用をおさえたい人にとっては、リースで初期費用がかからないのは、大きなメリットといえるでしょう。
- 車両経費が安定する:リースは自動車税も含めて、メンテナンス費用も込みにできます。任意保険さえも込みにできます。定額の中に、全ての費用を込みにできるので、車両経費を毎月定額に設定できるので、計算しやすくなります。
- 税制上のメリット: リース料金は、購入の減価償却とは違い、毎月全てを経費計上できるため、節税効果が見込めます。
デメリット
- 極論は自分の車ではない: リースは所有権がリース会社のため、極論としては自分の車ではありません。最後はリース会社に返却が前提となります。返却が前提のため、改造やカスタムの範囲が限定される場合があります。自由に改造したい人にとっては、デメリットになるでしょう。ですが、実際は、仕事の車の場合は、そこまでカスタムする必要もないことがほとんどです。ちなみに、残価を支払うことで、自分の車にすることも可能な場合が、ほとんどです。
- 総費用が高くなる可能性: リースは、ローンと違い金利はありません。ですが、金利の代わりになる手数料をリース会社に支払うことになります。手数料の分だけ、一括購入に比べると、総額での支払いは大きくなります。
個人事業主がよく使う車は?
個人事業主がよく使う車について解説します。
私は車屋で働いていますので、どんな職種の人が、どんな車をよく利用するのかも肌感覚でわかります。
若干、地域差などもあるかと思いますが、参考までに紹介したいと思います。
軽商用車(軽バン・軽トラック)
個人事業主といえば、自営業、フリーランスと多岐にわたります。
車をまったく使わない職種もあります。
ですが、事業用で車を使うとなると、やはり一番多いのは貨物系です。
特に軽貨物が多い印象です。
軽貨物で多いいえば、以下のような車になります。
- スズキのエブリイ
- ダイハツのハイゼット
- ホンダのN‐VAN
この3車種がメインです。
あとは、この3車種のOEM車となります。
ちなみに、軽バンについては、こちらの記事でもかいてますので、軽バンをリースで検討している方は、参考にしてみてください。
商用バン
軽貨物バンの次に多いのは、大きめのバンです。
有名車種でいうと、ハイエースやキャラバンです。
特に、建築や塗装業などをしている方の利用率は、圧倒的に高いです。
- トヨタのハイエース
- 日産のキャラバン
- トヨタのライトエース(タウンエース)
- NV200バネット
ライトエースや、NV200バネットはハイエース系に比べると、一回り小さいサイズです。
ですが、軽バンに比べると、あきらかに大型です。
中途半端といえば、中途なので利用率は少ないですが、需要がないほどではありません。
セダンやハッチバック
これは、車種で絞るのは難しいのですが、セダンタイプは営業車として使われている事はあります。
私の会社にまわってくる業者も、セダンタイプを乗っていることは多い印象です。
営業やサービス業の個人事業主によく使われます。
見た目が洗練されているので、顧客や取引先への訪問時に好印象を与えることができるのが利点です。
燃費が良いため都市部での移動にも適しているといえます。
小型の軽自動車
スズキのアルトのような、小型の軽自動車は根強く人気があります。
特に営業用で使われているようです。
むしろ、アルトは家庭向けで使われることよりも、事業用で使われている事が多い印象です。
個人事業主が車を選ぶ際のポイント
個人事業主が車を選ぶ際のポイントもふれておきます。
以下のような点で検討してみてはいかがでしょうか。
- 維持費: 経費を抑えるため、燃費や保険料、税金が安い車を選ぶ傾向があります。軽自動車やハイブリッド車は特に人気です。
- 積載性: 仕事道具や商品を運ぶ必要がある場合、積載量が大きいバンなどが人気があります
- 信頼性と耐久性: 長く使える車が必要なため、信頼性が高く、メンテナンスコストが低い車種が好まれます。
事業内容に応じて、効率的かつ経済的な車選びが重要です。
個人事業主のカーリース 審査なし まとめ
個人事業主のカーリースの「審査なし」について解説してきました。
結論としては、最低でも自社審査は、どんな会社でもあります。
例えば、免許証は確認させてくださいとか。まったく、ノースルーで契約完了はありません。
ただ、きわめて審査通過率が高いという会社は存在します。
今回の記事は、審査の通過率が高い会社。もしくは通りやすいととうたっている会社を紹介しました。
事業用で車を利用するのは、仕事にかかわる事で、車を取得できるかどうかは生命線です。
だからこそ、審査に自信がない場合は、今回の記事を参考に、いくつかの角度から落ち着いて考えることが重要ではないでしょうか。
ぜひ、今回の記事を参考に、リース車両を得てお仕事がはげめるようになることを、願っています。
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