車の買取査定業者を探してるんだけど、MOTAってどうなのかな?
一括査定サイトの中で、MOTAはおすすめできるね
今回の記事はMOTA車買取についてです。評判や知恵袋の声、メリットやデメリットまでまとめて解説します。
MOTAの最大の特徴は、営業電話が高額査定3社(最大)からに限定されている点です。
そして、高額査定にかかせない「競争」があるのもおすすめポイントです。
加盟店同士の競争って重要なの?
査定額を上げたいなら、一番重要と言っても過言ではないね
査定買取の、よくある質問として、どこで車を売ったら高く買取してもらえますか?というのがあります。
答えは、「どの店」を考えるのではなく、「買取業者に効率よく競争してもうら方法」に力点を変えましょうになります。
そもそも買取業者のビジネスモデルは、安く仕入れ高く売るです。
安く仕入れたいわけなので、1社でしか査定依頼を出さないと、買取業者の都合のいい額で決まってしまいます。いわゆるカモ客です。
なぜ、このことを私がはっきりと言えるかというと、私は車屋として買取側にいるからです。
1例ですが私がXにあげたポストを紹介します。
この車は買取額が中レベルでしたので、5万円の差額ですが、この5万円を上げることで他社の査定額を、上回り最高値になりました。
競争があることで、こういった事が起こります。
なお、MOTAがおすすめと言える理由として、実際に一括査定サイトを利用した事がある人にとったアンケートで、高額査定上位3社以内に限定されるサイトを希望するが、83%になりました。(調査結果はこちら)
- 高額査定上位2~3社からの連絡を希望が60.71%
- 高額査定1社からの連絡を希望が22.32%
- 両方合わせると83%
高額査定上位3社(最大)の仕組みを持っている一括査定サイトは、MOTAとCTNになります。
このアンケート結果からも、MOTAはおすすめといえます。
MOTA車買取では「競争」をカンタンに実現できる仕組みがあるのと、煩わしい営業電話を、3社以内に限定できる利点があります。
これらのアンケート結果も加味した上で、おすすめは以下の3社になります。
サービス名 | 公式HP | おすすめの人 |
MOTA | “2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】
| ①効率よく高額査定を狙いたい(※査定競争がある) ②最大3社と自分でも交渉ができ、査定額を伸ばせる可能性がある |
CTN | 【CTN一括車査定】
| ①効率よく高額査定を狙いたい(※査定競争がある) ②最大3社と自分でも交渉ができ、査定額を伸ばせる可能性がある ③不動車や事故車、過走行車も積極的に受け入れ |
今回の記事はこういった方におすすめです。
(画像引用:MOTA車買取)
▼MOTA公式サイトはこちら▼
MOTAのおすすめポイントは以下になります。
MOTAはネットで一括査定依頼を出すことが可能です。
複数の会社に査定依頼がいき、その中からもっとも高額査定がついた3社(最大)とのみ電話対応になります。
買取店の入札による競争と、やりとりは最大3社のみというバランスがとれた点が魅力です。
そして依頼した翌日18時には査定額を出した会社の査定結果(最大20社)をネットで見ることができます。
車を売る上で、自分の車の相場を知っておくことは絶対に必要です。
MOTA車買取の評判・口コミを知恵袋の声からピックアップ!
この記事をお読みの方は、MOTAの評判や口コミが気になっている方が多いのではないでしょうか。
アンケート結果から、一括査定サイトを利用する人は、買取額以外では、口コミや評判、対応が丁寧かに関心があることが分かってるんだ
ネット一括査定を利用した人のアンケート結果を見ると、買取額以外では口コミや評判、対応が丁寧かに重点をおいてる人が多いことがわかります。
ネット一括査定全体に対するアンケートですが、この結果はMOTAにも適用されます
ここでは、yahoo知恵袋からMOTAについてのリアルな声をピックアップしつつ、現役の車屋の視点で私の所感もまとめてみます。
査定後に満足いかなければ拒否できる
査定後に満足いかなければ拒否できるというコメントです。
気になってる人、多いと思う
査定だけなら、断ることができるサイトがほとんどだよ
MOTAに限らずですが、私の知る限りでは査定だけなら無料で、拒否が可能なのがスタンダードです。
むしろ、査定あとに拒否できない会社があれば、売らないほうがいいです。
私の知る範囲でそんな会社は聞いたことがないからです。
ただし、契約を交わした後のキャンセルは、会社ごとにルールがあるから、契約前に確認するようにしましょう。
トラブルなく買取してもらえた MOTAは比較的トラブルが少ない仕組み
MOTAではトラブルなく無事に買取してもらえたというコメントです。
MOTAは限定された数社だけに情報がいく点から考えても、トラブルに発展しずらいという意見が指摘されています。
個人情報の扱いが厳密になっている現代においては、自分の情報の取り扱いが気になる方も多いはず。
MOTAのように限定された数社だけに情報がいくのであれば、安心と思う方も多いのではないでしょうか。
査定場所について
査定場所についての口コミです。
MOTAは概算の査定額の中で、加盟店同士で競争があり、高額査定上位3社(最大)のみ連絡がきます。
その時点では、概算での査定額になります。
最終的には現車の査定になります。現車の最低は基本的には相談のうえ決まります。
基本的には自宅を指定すれば、来て査定してくれます。
知恵袋以外の口コミ・評判 みん評から
口コミ評判のサイトで有名な、みん評からもMOTA車買取の評判をみてみます。
・きのえさん・投稿日:2022.02.01・ 4.00
どこを選ぶか迷っている時に役立った
車の査定を専門業者にしてもらおうと思っても、どこの業者を選ぶべきかとても迷ってしまったことがあります。そんな時に役立ったのがこちらのサイトでした。一括車買取査定ができるからです。しかも、申し込みがとても簡単で必要項目に入力し送信するだけでいいというのが魅力的に思えました。だいたい45秒で入力は完了します。忙しい人でもスキマ時間で簡単に申し込みができるというわけです。もちろん無料で査定をしてもらえますし、しつこい営業電話などもありません。最大で20社査定できるので、かなり広く比較できます。そして申し込みの翌日には査定額が出るというスピーディー対応も良かったです。
みん評
MOTAの口コミ評判を見るさいに、買取業者の状況もありますが、より大切なのはシステム面です。
こちらの口コミを見る限りでは、申込はカンタンで、しつこい営業電話はなかったようです。
どこで査定を出せばいいか迷っている方や、不特定多数の営業電話を避けたい方には向いているでしょう。
- 時間の無駄でしたさん・投稿日:2023.06.22・ 2.00
前提確認が甘く、サイト本体の口コミの信憑性も?
3社のうち2社に実車確認をしてもらいましたが、どちらも当初提示金額よりかなり低い金額を提示されました。1社は見込みが違ったというプロらしからぬ説明、もう1社は最後まで明確な説明はありませんでした。どちらも車の状態による大幅な減点や当方の事前の入力内容に相違がないことは認めつつも、です。査定員の方の対応は悪くありませんでした。むしろ困っているようでした。
みん評
また、口コミ自体も選別されていますので、私のような経験は公式サイトの口コミとして採用されない仕掛けになっています。良い口コミが多いのは選別が入るからで、その点割引されることを老婆心ながらおすすめします。時間の無駄になることも覚悟されるのが、良いかと思います。
こちらは辛口のコメントです。
どの買取業者も、当初の概算価格より安かった。時間の無駄というものです。
売却するお客様の立場にたつと、とても残念な気持ちになります。
私も査定をする中で、やはり最後は現社査定しないと、正確な数字は出せません。
年式や走行距離によっては、どうあがいても概算から変えようのない場合もあります。
ですが、ある程度の中堅以上の額の車になると、査定額に幅があるので、現車査定と差がでることはあります。
ただ、きとんとお客様に、その開きをご納得いただけるように説明する必要はあります。
MOTAは仕組みを提供している立場なので、あとはかけつけた買取業者との出会いの問題でもあります。
MOTAで査定をして、納得できない額の場合は、それをベースに自分で近場の買取業者を回れば、より高額査定が得られるかもしれません。
ディーラーとMOTA車買取はどちらが査定額は高い?車屋の常識を話します
車の査定について、ネットやSNS上でもたまに見る声で、気になる点を少し整理します。
どの店が高く売れるのか?などの口コミで、A店はBというディーラーより10万円高かったのでおすすめ!みたいなのがあります。
こういった口コミは、おそらく事実だと思います。
こういった投稿を読んでいる人のほとんどは、10万円という差額と、A店は高くかってくれるんだという印象を強く持つはずです。
これを、現役で車買取をしている立場からはどう見えるのかを説明します。
答えは、「当たり前」となります。
ぜんぜん、驚く話ではありません。理由は「ディーラー」より高かったという点がポイントです。
ディーラーより中古車の買取業者のほうが、高く査定額をつけるのは常識です。
私がお付き合いしているディーラーの営業マンも、買取はそこまで高くつけてないからとはっきりと言っていました。
そして、何よりもの根拠として、中古車の買取をしている業者が使っているwebツールを見ても分かります。
買取業者が、査定額を出すために利用しているwebツールはいくつかあります。
その中の1つは、査定結果がディーラー価格と、買取業者価格が分かれて表示されます。
わざわざ、ディーラーと買取業者とを分けれるようになっているのが味噌です。
もちろん、ディーラー価格のほうが安い見積もりがでます。けっこう価格差があります。
つまり、こういったツールでも分かるように、車業界人からすると、ディーラーで査定した額と、買取専門店で査定した額では、差があるのは一般化した話です。
ですから、ある高級車があって、ディーラーで査定依頼をした後に、買取専門店で査定依頼をだせば、差がでます。
それは、やる前から分かっているので、私はあえてテストもしてみません。
というか、私自身もディーラーと査定競争をして負ける気はしません。
これが裏事情だと知ってネット上の口コミや評判を、見分けてほしいと思います。
そのうえで、高額査定を狙うなら、買取に意欲のある買取業者が加盟している、ネット一括査定で依頼をして、競争してもらう。これが一番の高額査定への近道です。
MOTA車買取のデメリット4選
どんなサービスにもメリット、デメリットがあります。
この節では、MOTAのメリットとデメリットを解説します。
デメリットは以下の4点です。
それぞれ詳しくみていきましょう。
営業電話が3社(最大)から入る
1点目はメリットの裏返しです。営業の連絡が3社(最大)ですが、逆にいうと最大3社から連絡が来る可能性があるともいえます。
連絡は1社に限定したい人にとっては、3社(最大)でも苦痛かもしれません。
1社のみで完結したい人は、カーネクストがおすすめです。
カーネクストであれば、査定依頼を出したあと、比較的早い段階で連絡がきます。カーネクスト以外とは連絡をとる必要がないため、ストレスフリーな点は利点です。
▼カーネクストを詳しく知りたい方はこちらをお読みください▼
自分が嫌いな買取業者が上位3社に入る可能性がある
自分が嫌いな買取店が上位3社に入る可能性があります。
競争の結果なので仕方ありません。
査定にくる業者は、MOTAに加盟している買取店です。自分が査定依頼を出すと、住んでいる住所を中心に、一定範囲の買取店が対象となります。
その中には、自分が嫌いなお店が入っている可能性は当然あります。
もちろん、交渉の拒否はできますので、連絡がはいったら断るという対応は可能です。
車によっては専門店(※その車に特化した)のほうがいい場合もある
特別な車は、別の買取業者のほうが向いている場合があります。
高額査定には競争原理を利用することは鉄則ですが、もう一つの原則としては、専門店に頼るという方法もあります。
「餅は餅屋」という言葉があるように、ある車に対して専門に扱っている買取業者がある場合には、高額査定をつける可能性があります。
たとえば、アルファードで初度登録が5年以内であれば、ENGは検討の価値があります。
▼ENGの公式ページ▼
一番いいのは、両方で査定を受けて、自分が交渉テクニックを発揮するという方法です。
交渉テクニックについては、こちらで解説していますので、合わせてお読みください。
スピード売却希望なら1社で対応が完結する業者のほうが早い場合がある
MOTAが必ず遅くなるというわけではありません。しかし、3社(最大)と交渉して高額査定を狙うなら、その分時間を要します。
1番最初にきた業者と即決するなら、時間はかかりません。しかし、複数と交渉するなら、その分時間はかかりまます。
それに対してカーネクストのように、1社との対応で完結する業者を選べば、その会社との交渉で終了です。売却までのスピードに条件がある場合には、MOTAの3社との交渉もデメリットになる可能性もあります。
MOTA車買取のメリット4選
MOTA車買取のメリットを解説します。
それぞれ詳しくみていきます。
競争があるので査定額が上がる可能性が高い
競争についてです。
私の記事では一貫して、車の価値は需要と供給のバランスで決まると書いています。
物の価値は需要と供給のバランスで決まるのは原則だよね
車のオークションでは、入札する会社が多いか、1社のみかで売却額は大きく変わります
競りでは競争相手がいるかいないかは雲泥の差なんだ
業者オークションでは、弊社が最低希望額を設定します。これを「売り切り」といいます。
「売り切り」は相場の範囲内で設定します。
相場より高く設定すると、売れませんからね。
相場には幅があるため、絶対に売りたい時には相場の下限で設定します。下限で設定した上で、入札者が1社であれば、設定した下限の値段で落札されて終わりです。
しかし、3社、4社と入札社があれば、下限で設定していても、5万、10万、15万と値段が上がっていきます。
個人が買取業者に車を売却する時も、これと同じ仕組みと考えればいいと思います。
1社にしか査定依頼を出さないなら、そのお店は間違いなく、相場の下限で査定額を言ってきます。
しかし複数の会社に査定依頼していれば、買取業者は他社も意識しながら競うため、値段が上がっていくわけです。
私も車の査定買取をする時に、お客様が他社で査定していれば、緊張感があります。いわゆるかけひきがはじまります。
実際に、懇意にしている知り合いが、他社では「〇〇万円」と言ってるよと相談うけて、苦しいけど少し上乗せして買取したこともあります。
こういった事は、買取店では日常茶飯事のできごとです。
Xのポストで投稿したのですが、もう一つ事例をあげてみます。
この投稿にもあるように、買取業者は、色々な心理をもって査定しています。
最初から1社だけで査定依頼を出すと決めずに、競争させることで、少しでも高く売却できるチャンスが広がります。
MOTAを利用するメリットは、こういった競争原理を自動で活用できる点です。
もちろん、競争という事だけを考えると、自分の住んでいる地域の買取店を訪問する事も方法の一つです。
しかし、ほとんどの方は時間がなく、何店舗もまわるのはきついとも思っています。
一括査定サイトであれば、手間をかけずにネットで情報入力で、概算の相場がわかりますし、自然と競争もしてくれます。
そういう違いがあるわけです。
上位3社(最大)と自分も直接交渉できるチャンスがある
この記事の後半で、車を高く売るためのテクニックについて少し触れますが、交渉しだいで、車の売却額を上げる方法もあります。
もし、交渉するのが1社のみにしたい方は、おすすめ買取業者5選の中でも紹介しますが、イカプラかカーネクストがおすすめです。
しかし、少しでも査定額を上げたいなら、MOTAのように3社(最大)と直接交渉できるので、査定額を上げるチャンスが増えます。
連絡が限定されるので、営業電話で悩む心配がない
営業電話の数が限定されているのは、MOTAの強みです。
MOTA内で競りがあり、自分に連絡がくるのは厳選された最大3社(最大)のみです。
不特定多数からの営業電話が嫌な方には、最大のメリットといえるでしょう。
連絡の回数の予想が可能であり、心の準備ができます。
何件電話がくるのか分からない。これが一番気持ち的には重くのしかかります。
広告に力をいれている。勢いがある可能性がある
これは意外と盲点です。
あまり誰も言わないですが、広告に力を入れている点は、追い風になります。
私は広告代理店ではないので、MOTAがどのぐらいの額を投資しているのか数字では分かりません。
しかし、色々な媒体で流れてくる、車買取関係ではMOTAの広告量は多いように思います。
新規サービスを始める際は、認知してもらうために初期投資として広告をたくさん打ちます。
サービスの条件も緩和して参入障壁を低くすることもあります。
しかし、MOTAは、既にある程度認知はされています。その上でも広告に投資している点は大きいと思います。いわゆるヤル気を感じるということです。
車屋の立場からすると、マイナーな買取サイトからの依頼で、お客様の元に出向くよりも、名前が売れてきているサイトの名前をしょって行くほうが気持ちは引き締まります。
そして、車屋としても最後の3社に選ばれれば、勝率も1/3になりますので、力の入り方も変わります。
売る側も相手がやる気があるほうが、実のある交渉ができます
査定額を上がるためのもう一つの重要なこと競争と交渉
査定額を上げるためには、絶対に必要なのは「競争」です。
そして、もう一つ付け加えるとすれば「交渉」になります。
競争と交渉をセットで扱えれば、査定額が上がる可能性は高まります。
競争と交渉がセットになれば、効果は大きい
競争が必要な理由 実体験含む
高額査定に競争が必須な理由は、価格は需要と供給により決まるからです。
これは理論的に考えても、否定ができません。
生活必需品も、生産が追いつかない。足りないものは価格が高騰します。これは車も同じです。
私は車屋です。
車を買う側と、売る側の両方に立ちます。
まずは買う側の視点から、「競争」について説明します。
私にとっては日常的な業務ですが、お客様が来店され査定して欲しいと依頼されます。
お客様が「他店では査定するつもりはないから、高くつけてね」と言ったとします。
私はぼったくることはしないので、買取相場の範囲で査定額を提示します。
相場が150万円~175万円だっとします。25万円の幅があります。
これを130万円や、100万円なんかで買うと、さすがにぼったくりです。
しかし、150~175万の幅であれば、どの買取店も悩むところです。
もし「他では査定しないから、高くつけてね」と言われると、人情として安くつけるわけにはいきません。
相場の上限の165~170万円あたりでつけるでしょう。
しかし、お客様が「他店でも査定出すんだけど、ここでも見てほしくて」と言われればどうでしょうか?
170万円だと負けるかな。173か175万円あたりでいってみるかな
こんなふうに、相場の上限ギリギリまで上げることになります。
もしくは、買取店としては危険水域の180万円までいく可能性もあります。
買取店の心理は、いかに安く買うか。これが利益を出すポイントです。
しかし、車がないと商売になりません。車の仕入れができないぐらいなら、利益率が減ったとしても買取をするのが車買取店です。
私の最近の出来事で一つみてみましょう。
買取相場が150~175万円のトヨタのある車で、最初お客様には160万円で提示しましたが、175万円まで上げました。
このお客様は、事前にネット一括査定で相場確認をしておられました。
ネットで相場チェックをして来店されたんだよね
お客様が出した数字は170万円でした。
少し高いなとは思いましたが、疑うわけにはいきません。しかも170万円という、まったく見当違いな数字でもなく、きちんと調べておられるなと思いました。
結果175万円で買取しました。
175万円は精一杯がんばりました
最初、なぜ160万円で査定額を出したいたかの説明を補足します。
車の買取店はオークションの相場をみて、買取額を決めています。
オークションでは外装の評価点で4.0や、4.5など数字で評価されます。4.0と4.5のどちらで評価されるかで、査定額が変わります。数字が大きいほど外装が状態がよく、査定額が上がります。
私が査定したトヨタの車は、4.0と4.5のどちらなのか、査定士によって判断が分かれるラインでした。
4.0で相場を見るのか、4.5で相場を見るのかで、若干かわります。
結果的には4.5基準の相場で、精一杯の額で買取しました。
最初は無難にいくために、4.0だっとしても損しない範囲で査定額を提示していたのですが、冒険したというのが結果です。
このように、買取店スタッフの心の中は、色々な情報で動いています。時には迷っています。
こういった迷いを踏み越えさせるのが、競合相手がいるかどうかです。
リアル店舗の競合相手がいるだけでなく、今回のようにネット一括査定で相場を確認して来店されているだけでも、かなり効果があります。
ネット一括査定で相場を把握して来店するだけでも、影響あるんだね
お客様が知っている相場より下で買取するなら、納得させる説明が必要。
でも、納得させる根拠がないと難しい。
ネット一括査定で相場確認をしているなら、そのまま、ネット査定で他店に流れる可能性もありと考えます。
なので、MOTAのように査定依頼を出すことで、競争が働く仕組みは高額査定に効果があると考えます。
自分で交渉する
競争が一番重要であることは、説明してきました。
それに加えて、自分でも交渉することで、さらに査定額が上がる場合があります。
理由は、買取額の決定は営業マンにある程度裁量が与えられているからです。
新米のスタッフは伝書鳩になりがちです。
しかし、経験のあるスタッフや、責任者が査定担当になれば、そのスタッフの心を動かすことができれば、査定額が少し上がる可能性があります。
交渉というと、難しいイメージを持つ方は多いと思います。
車に対する知識が必要。車に詳しくないと難しいなどです。
実際は、競争を土台にしていれば、車の知識がなくても大丈夫です。
単純にこういってみましょう。
「ここのお店が気に入ったので、ぜひここで売却したい。あともう少し上がれば、ここで決めたい」
この言葉を聞くと、少しでも買取額に余裕があれば、頑張ってくれる可能性があります。
いいお客様には、スタッフも良くしてあげたいと思うんだ
絶対にやってはいけないことは、マウントをとることです。
お店のスタッフも、人間です。感情があるので、マウントを取られて、いい気持ちはしません。
たとえ、利益がとれる案件でも、マウントをとってくるお客様であれば、後々トラブルに発展する可能性も考えますし、利益率が低いなら、あっさりと他店でどうぞとなってしまいます。
お客だからって、マウントとる姿勢は逆効果なんだね
ビジネスは信頼×信頼で成り立ちます。
車の売却は、ビジネスベースで考えると、売る側のお客様も「物」を売る商売をしているようなものです。
信頼関係が崩れる態度は避けましょう。
MOTA車買取で買取実績が多い自動車ランキング
MOTA車買取では買取実績の多い車の自動車ランキングが表示されています。
車を売却する際に、一つの参考になります。
こちらの表を見ると、アルファード、プリウス、N-BOXが上位3車種です。
これを見る限りでは、過走行や古い車よりは、中古車販売店で再販できそうな程度の車が多いようです。
トヨタ車は全メーカーの中でも、シェアが多い分、MOTAの買取のランキングにも多数のトヨタ車が入っています。
実は、年式が古いや過走行車になると、査定額が低いので、買取店で競争しても差額が小さい傾向があります。
しかし、このランキングであるような車種で、再販可能な状態の車であれば、買取業者によっても差額が大きくでます。
よって、MOTAのように競争のある競り査定額競争があるほうがベターといえます。
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